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【MLB契約】”当然!”レイズ、エリック・二ーアンダー氏の昇進と複数年契約を発表

もはやMLBのBOのトップ

 現地2021年9月8日、タンパベイ・レイズは現副社長兼GMのエリック・二ーアンダー氏の昇進と延長で複数年契約を結んだことを発表しました。

 もう当然ですね。

新ポジションはBOプレジデント 

 エリック・二ーアンダー氏の現ポジションは、BO(Baseball Operation)のシニアVP(Vice President)兼GM(General Manager)。2016年11月4日に就任しました。

 2022年からはPresident of Baseball Operation and General Manager、BOのトップ兼GMというポジションに変わります。

 Baseball Operationは日本語で言うなら、機能としては編成ということになるでしょうか。

 なお、現時点では複数年の最後の年は明らかになっていません。また、ニーアンダーの場合、サラリーも明らかになっていません。

 ちなみに、2021シーズンからフィリーズのベースボール・オペレーションの社長となったデーブ・ドンブロウスキ氏は、4年/$20M (2021-24)の契約。もっとも、これはフィリーズのお話で、レイズがどこまで出しているかは、想像の域です。

開幕時、26位のサラリーでALイーストを独走

 エリック・二ーアンダー氏の手腕を見るための1つの目安はやはりサラリーと順位の関係性かと思います。

 2021シーズンの開幕時のレイズの40manロスターの総額は$83M。これは30クラブ中、26位。

 シーズン開幕後、ロスターもかなり変わったので、贅沢税上のサラリーは少し増えましたが、それでも$100Mを余裕で切る数字と推察されます。

 そして現地2021年9月8日時点のシーズンの成績は、88勝52敗で、ア・リーグ東地区の単独トップ。

 もちろん、これはBaseball Operationの社長兼GMのエリック・二ーアンダー氏1人の力ではなく、ケビン・キャッシュはじめ現場の指揮官、そして実際に頑張っている選手があっての好成績。ライアン・ヤーブローに至っては80mph台のファストボールなのに、どれだけ頼りにされ、頑張っているか。

考えられない新陳代謝で好成績 

 2020年、ワールドシリーズに出場したレイズはあと一歩のところで敗退。

 その時、物議を醸したブレイク・スネルの交代劇。これは現場の判断ですね。

 そのブレイク・スネルをパドレスに出し、トレードデッドラインでは、抑えのディエゴ・カスティーヨまで出してもこの成績。投手の柱とも言える、タイラー・グラスノーはトミー・ジョン手術。ビデオゲームカーブでおなじみのチャズ・ローもシーズン・エンディングの手術と主力を怪我で欠いている状況でもこの成績。

チャンスを与えている 

 レイズは少資本ゆえ、選手には冷たいと思われがちですが、そんなことはありません。もっとも、サラリーが高くなりそうな選手を出すという点ではその考えも一理あるのは事実です。しかし、もともと選手開発の畑から出てきた二ーアンダー氏らしく、レイズはとにかく選手を機能させるのが上手です。この投手がここまで?というのはザラにあります。

 今回のエリック・二ーアンダー氏の昇進は至極当然のことで、もはや彼はMLBの頭脳のような存在ですね。もう「知恵の宝庫」です。筆者はレイズの現場の指揮官たちにもたびたび、この言葉を使ってしまいます。大いなる敬意を込めています。

 あまり資金がないゆえに、ここまですごいことができるという面もあるかもしれません。

 まだ38才。

 これからどこまで化けるのか、底が見えないほどの人物ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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