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【MLB2025】ホームラン単独トップ(8号)のA’sのタイラー・ソーダーストロムとは?

3年目の23歳が絶好調

 現地2025年4月15日、アスレチックス@ホワイトソックス戦でアスレチックスのタイラー・ソーダーストロムが1試合2本塁打を放ち、ホームラン・ランキングでアーロン・ジャッジを抜いてMLB単独トップとなりました。

 まだ23歳と若い、レフティーが大きな飛躍を遂げようとしています。

3ランHR2本で打点 6!

 3番1Bで出場したタイラー・ソーダーストロムは1回表、ローレンス・バトラーとブレント・ルッカーがホワイトソックスの開幕投手を務めたショーン・バーク(Sean Burke)から連続シングルを放ってお膳立てしたところで打席に。

 ショーン・バークは立ち上がり、ストライクとボールがはっきりしており、ソーダーストロムにとっては好球必打という状況での打席となりましたが、6球目、78mphのオフスピードのカーブがハング・カーブとなったところをラインドライブで右中間スタンドに叩き込みました。これがまず1本目の3ランHR。

 この直後、アスレチックス先発のジェフリー・スプリングスもアンドリュー・ボーンに3ランHRを打たれ、3-3のタイ・スコアとなりました。

 アスレチックスは2回表にシングルで出たジェイコブ・ウィルソンをジオ・ウルシェラが2塁打を放ってウィルソンを還して1点を追加。さらに、3回表にはシェー・ランゲリアスにソロHRが飛び出し5得点目。

 アスレチックスはその後もチャンスを作りながらも残塁を繰り返し、ちょっと嫌な流れになったのですが、6回表、2アウトからアスレチックスのマックス・マンシーが2塁打を放ってチャンスメイクすると、ローレンス・バトラーがタイムリー・シングルでマンシーを還して追加点。

 さらにブレント・ルッカーもシングルで続き、ランナーが2人溜まったところで再びタイラー・ソーダーストロムの打席に。ソーダーストロムはホワイトソックスの3番手のペン・マーフィーからRFへ大きな一発を放ち、2本めの3ランHRに。これでアスレチックスはこのイニング4得点を上げ、試合を決めました。

 スコアは12-3でアスレチックスが大勝し、シーズン成績を7勝10敗に。

MLB Gameday: Athletics 12, White Sox 3 Final Score (04/15/2025)
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 タイラー・ソーダーストロムはこの日の2本塁打で8号となり、ホームラン・ランキングはMLBで単独トップとなりました。

タイラー・ソーダーストロムとは

 タイラー・ソーダーストロムは2001年11月24日生まれの23歳。右投げ左打ちの1B兼捕手です。アスレチックスにはシェー・ランゲリアスがいますから、まずは彼がNO.1捕手で、28歳のジョニー・ペレーダ(Jhonny Pereda)がバックアップ・ロールを務めます。ソーダーストロムはNO.3捕手としての登録もありますが、1Bで出場を続けているという具合です。

 ドラフトは2020年のアスレチックスの1巡目指名(全体26位)。ドラフト当時の記事は下記です。なお、各選手のお名前の表記が今とは違う選手もままおりますが、初見時の記事ゆえ、ご了承願います。トーケルソンがトルケルソンになっていたります。

ドラフト史上10組目の親子1巡目指名 

 なお、お父さんはスティーブ・ソーダーストロームで、1993年にサンフランシスコ・ジャイアンツから1巡目(全体6位)で指名されており、二人はドラフト史上10組目となる親子での1巡目指となりました。

 この年のドラフトで捕手ではノースカロライナ州立大のパトリック・ベイリーがジャイアンツから1巡目(全体13位)で指名されましたが、タイラー・ソーダーストロムはそれに次いで2番目に高い順位で指名された捕手。

 高校生捕手で1巡目のアッパー層での指名は非常に珍しいです。

 アスレチックスはそれだけ彼を買っていると言えます。2019年のU-18ベースボール・ワールドカップのアメリカ代表として打率.364を記録して大会オールスターチームのDHにも選出。銀メダルを獲得しました。

 彼はUCLAへの入学を決めていましたが、アスレチックスと契約するためにそれを取りやめました。通常、指名を拒否して進学するのは低い順位から高い順位を狙ってのことなので、この決断は理にかなっています。

 なお、兄のテイト・ソーダーストロームは、2018年から2020年にかけてアリゾナ大学で、2021年にはカリフォルニア大学サンディエゴ校でOFとしてプレーした後、カンザスシティ・ロイヤルズのスカウトになっています。兄弟は2人とも父親と同じ高校に通い、ほぼ四半世紀を隔てて同じコーチの下でプレーしたという、これまた面白いエピソードがあります。

プロ入り後

 2020年のドラフト・イヤーはCOVID-19の大流行でマイナーリーグがキャンセルされたため、すぐにプロとしてのキャリアをスタートさせることはできなかったものの、2021年はクラスAで57試合に捕手以外のときは1Bとして出場し、.306/.390/.568、二塁打 20本、本塁打 12本をマーク。2021年のフューチャーズ・ゲームにALの代表として選出されました。なお、2年後の2023年のフューチャーズ・ゲームにも出場しています。

2023年にデビュー

 2度目出場となったフューチャーズ・ゲームの直後の2023年7月14日にメジャー・デビュー。先発DHとしてミネソタ・ツインズ戦に出場し、デビュー戦は1BBでした。2023年は45試合に出場し、打率.163、HR 3、RBI 7、OPS+は34にとどまりました。この年は捕手、1B、DHをほぼ均等にこなしています。

 2024年はマイナーでシーズンをスタートし、5月初旬から7月中旬までメジャーに在籍。ただ、打率が.219と上がらずにまたマイナーに戻り、9月中旬にメジャー復帰と上下を繰り返しました。

 メジャー2年目は61試合に出場して打率.233、HR 9、RBI 26、OPS+は114で、1年目のシーズンを大きく上回りました。2024年はほとんど1Bとして出場。アスレチックスは、捕手にシェー・ランゲリアス、DHにブレント・ルッカーを固定していくシーズンとなりました。

 2025年からアスレチックスはラスベガス移転を控え、カリフォルニア州サクラメントにホームを構え、ソーダーストロムは11試合で6本のHRをマーク。上記のホワイトソックスでのマルチHRは今季すでに3度目の達成です。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

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