【MLBドラフト2020】全体1位は”ピート・アロンソ並の長打力”スペンサー・トルケルソンに決定!

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2020アマチュアドラフト1巡目が決定

 現地2020年6月10日、MLBドラフト2020が行われました。

 シーズンが開催されていない今、今季で一番盛り上がっているのがドラフトですが、まさかシーズンを通してこれがピーク!などという事態にならないよう、MLBとMLBPA双方にはファンを見据えた労使交渉をして欲しいものです。

 一応ドラフト1日目当日、ロブ・マンフレッド・コミッショナーは「100%開催する」と宣言。良い発信は大事だと思います。これには普段マンフレッド・コミッショナーをこき下ろすトレバー・バウアーも珍しく「同意」を表現。まだまだ双方の間にはギャップがありますが、うまく処理することを願うばかりです。ただ、これからは盛り上がっていきますよ!

特別なドラフト 

 新型コロナウィルスのパンデミックで2020年のドラフトは一時は開催が危ぶまれました。しかし、なんとか短縮バージョンでの開催が決定。

6月に行われる2020アマチュア・ドラフトをスキップする案が出ているが、果たしてどうなるのか?

 2019年までは40巡、1200名あまりがピックされていましたが、今季は5巡160名で終了。1巡目のまばゆいばかりの華々しさには素直に拍手を贈りたいと思う中で、5巡目までに入らず、野球を諦めざるを得ない選手もいることは忘れてはなりませんね。

 今季選ばれた選手はぜひとも本人が納得の行く活躍を見せてくれればと思う次第です。

 では1巡目指名を見ていきたいと思います。

MLB2020ドラフトは5巡目で終了することに。決め手となったコストセーブ。ドラフト・マネーのスロットとプールとは?

Round1

  1. スペンサー・トルケルソン(Spencer Torkelson): タイガース
    • 1B/アリゾナ州立大/右投げ右打ち
  2. ヘストン・キャースタッド(Kjerstad):オリオールズ
    • OF/アーカンサス大/右投げ左打ち
  3. マックス・メイヤー(Max Meyer):マーリンズ
    • RHP/ミネソタ大/右投げ左打ち
  4. エイサー・レイシー(Asa Lacy ):ロイヤルズ
    • LHP/テキサスA&M大/左投げ左打ち
  5. オースティン・マーティン(Austin Martin): ブルージェイズ
    • SS/3B/ バンダービルト大/右投げ右打ち
  6. エマーソン・ハンコック(Emerson Hancock):マリナーズ
    • RHP/ジョージア大/右投げ右打ち
  7. ニック・ゴンザレス(Nick Gonzales):パイレーツ
    • SS/ニューメキシコ州立大/右投げ右打ち
  8. ロバート・ハッセル(Robert Hassell): パドレス
    • OF・LHP・1B/テネシー州・高校卒/左投げ左打ち
  9. ザック・ビーン(Zachary Veen): ロッキーズ
    • OF/フロリダ州・高校卒/右投げ左打ち
  10. リード・デトマース(Reid Detmers): エンゼルス
    • LHP/ルイビル大/左投げ左打ち
  11. ギャレット・クロシェ(Garrett Crochet): ホワイトソックス
    • LHP/テネシー大/左投げ左打ち
  12. オースティン・ヘンドリック(Austin Hendrick ):レッズ
    • OF/ペンシルバニア州高校卒/左投げ左打ち
  13. パトリック・ベイリー(Patrick Bailey): ジャイアンツ
    • C/ノースカロライナ州立大/右投げ両打ち
  14. ジャスティン・フォスキュー(Justin Foscue):レンジャーズ
    • 2B/ミシシッピ州立大/右投げ右打ち
  15. マクリーン・エイブル(McLean Abel):フィリーズ
    • RHP/オレゴン州・高校卒/右投げ右打ち
  16. エドワード・ハワード(Edward Howard):カブス
    • SS/イリノイ州・高校卒/右投げ右打ち
  17. ニコラス・ヨーク(Nicholas Yorke):レッドソックス
    • 2B/カリフォルニア州・高校卒/右投げ右打ち
  18. ブライス・ジャービス(Bryce Jarvis):ダイヤモンドバックス
    • RHP/デューク大/右投げ左打ち
  19. ピーター・クロウアームストロング(Peter Crow-Armstrong):メッツ
    • OF/カリフォルニア州・高校卒/左投げ左打ち
  20. ギャレット・ミッチェル(Garrett Mitchell):ブルワーズ
    • OF/UCLA/右投げ左打ち
  21. ジョーダン・ウォーカー(Jordan Walker ):カージナルス
    • 3B/ジョージア州・高校卒/右投げ右打ち
  22. ケイド・カヴァッリ(Cade Cavalli):ナショナルズ
    • RHP/オクラホマ大/右投げ右打ち
  23. カーソン・タッカー(Carson Tucker):インディアンス
    • SS/アリゾナ州・高校卒/右投げ右打ち
  24. ニック・ビツコ(Nick Bitsko):レイズ
    • RHP/ペンシルバニア州・高校卒/右投げ右打ち
  25. ジャレッド・シャスター(Jared Shuster):ブレーブス
    • LHP/ウェイク・フォレスト大/左投げ左打ち
  26. タイラー・ソダーストロム(Tyler Soderstrom):アスレチックス
    • C/カリフォルニア州・高校卒/右投げ左打ち
  27. アーロン・サバト(Aaron Sabato):ツインズ
    • 1B/ノースカロライナ大/右投げ右打ち
  28. オースティン・ウェルズ(Austin Wells):ヤンキース
    • C/アリゾナ大/右投げ左打ち
  29. ボビー・ミラー(Bobby Miller):ドジャース
    • RHP/ルイビル大/右投げ左打ち

Competitive Balance Round A

  1. ジョーダン・ウェストバーグ(Jordan Westburg ):オリオールズ
    • SS/ミシシッピ州立大/右投げ右打ち
  2. カルメン・ムロジェンスキー(Carmen Mlodzinski):パイレーツ
    • RHP/サウスカロライナ大/右投げ右打ち
  3. ニック・ロフティン(Nick Loftin):ロイヤルズ
    • SS/ベイラー大/右投げ右打ち
  4. スレイド・チェッコーニ(Slade Cecconi):ダイヤモンドバックス
    • RHP/マイアミ大/右投げ右打ち
  5. ジャンスティン・ラング(Justin Lange):レンジャーズ
    • RHP・SS/テキサス州・高校卒/右投げ右打ち
  6. ドリュー・ロモ(Drew Romo):ロッキーズ
    • C/テキサス州・高校卒/右投げ両打ち
  7. タナー・バーンズ(Tanner Burns):インディアンス
    • RHP/オーバーン大/右投げ右打ち
  8. アリカ・ウィリアムズ(Alika Williams):レイズ
    • SS/アリゾナ州立大/右投げ右打ち

トルケルソンは順当だったものの

MLBドラフト2020は6/10-11開催。ファストボールがキレキレのRHP、エマーソン・ハンコックは何位で指名されるか

 全体1位でタイガースが誰を指名するかに注目が集まっていましたが、投手のプロスペクトが豊富なタイガースはやはり野手を選びました。バンダービルト大のオースティン・マーティンか?とも言われていましたが、やはり長打力に魅力のあったスペンサー・トルケルソンに落ち着きましたね。やはり彼の打力は非常に魅力です。

予想順位がかなり動いた

 下記はMLB Pipelineが予想したドラフト順位。トルケルソン→マーティン→ルーシーのトップ3の中でタイガースのトルケルソンは堅いものの、ひょっとしたらエイサー・ルーシーをオリオールズはピックするか?とも思っていたのですが、かなり動いてきました。

【MLBパイプラインの当初の予想順位】

  1. スペンサー・トルケルソン/1B: タイガース
  2. オースティン・マーティン/3B:オリオールズ
  3. エイサー・レイシー/LHP: マーリンズ
  4. ニック・ゴンザレス/ 2B: ロイヤルズ
  5. マックス・メイヤー/RHP: ブルージェイズ
  6. エマーソン・ハンコック/RHP: マーリンズ
  7. ヘストン・キャースタッド(Kjerstad)/OF: パイレーツ
  8. ザック・ビーン(Zac Veen)/OF: パドレス
  9. リード・デートメルス/ LHP: ロッキーズ
  10. ロバート・ハッセル/ OF/LHP/1B: エンゼルス

 エイサー・ルーシーがトップ3から外れたのは驚かされました。またバンダー・ボーイのオースティン・マーティンは野手2位での予想をしていただけにこちらの5位にも驚かされました。

右腕はマックス・マイヤーが3位 

 右腕のNO.1ピックではマックス・マイヤーとエマーソン・ハンコックの争いが予想されていました。筆者はハンコック推しだったのですが、結果はマックス・メイヤーが3位に入りました。非常にテクニカルな投手なので、マーリンズは堅いところを選びましたね!

レッドソックスは2Bをピック

 1巡目は指名できるレッドソックスですが、ピックしたのは2Bの Nick Yorke。この字面だけを見ると「クエスチェンマーク?」が浮かんだかもしれません。ライバルの”New York”っぽいスペルなので筆者などは一瞬、目を疑ってしまいました。

 高校では投手も経験。プロでは野手一本かと思います。身長は6フィートちょうどで182.8cm。投手の方がよかったのでは?とも思いますが、パーフェクトゲームにも選ばれた逸材です。

 以上、1日目の結果でした。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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コメント

  1. 飯田 より:

    こんにちは
    お伺いしたいのですが、MLBでは選手の順位縛りや球団から選手への調査書の提出はありますでしょうか?
    また、大学3年で指名された場合、大学は退学するのでしょうか?

    よろしくお願いいたします

    • hirotee より:

      飯田様
      ご回答が遅れて失礼しました。
      これは推測の域を出ないことをご了承いただければと思います。
      1. 選手の順位縛り
      NPBのドラフトを想定してのご質問かと思います。
      順位縛りのことを「X位以内で指名してくれたらプロに、X位以下なら大学に行きます。」という意味だとすると
      それはあると思います。
      特に「高卒時」にそれは起きていると言っていいと思います。
      起きる理由はサイニング・ボーナス(契約金)の違いにあります。
      例えば、シャーザーは2006年アマチュアドラフト、Dバックス1巡目ですが、サイニング・ボーナスは$3M。
      高卒時の2003年に43巡目にカージナルスから指名されていますが、ここでもしサインしていればサイニング・ボーナスはほぼ今季の5巡目以下と変わらない$200K(約200万円)ほどだったのではないかと思います。

      NPBほど3位、4位などの細かい順位の指定はないと思いますが、大学時に早いラウンドで指名されるという自信なりがあれば
      そのように決断すると思います。
      カレッジも同じで4年時の方がよい契約を結べるかもということがあれば、1年待つと思われます。
      もう個人の事情次第になってきます。家庭の事情ですぐにお金が欲しいとサインするとは思います。

      2. 選手への調査書の提出
      これもあると思うという回答になってしまいます。
      選手には比較の材料が必要だと思いますから。たとえクラブ側からピックされるとしても
      ある程度の資料は渡すでしょう。

      3. 大学3年で指名された場合、大学は退学する?
      申し訳ありません。これはどういう扱いになるか、どうしているケースが多いのか、
      時間をかけて調べさせてください。

      勉強して入っていない人がほとんどです。奨学金で部活動している選手が大学の花形選手でしょう。

      あまり大きな声では言えませんが、日本の場合ですと有名校から有名大学の野球部に入る場合、
      勉強で入った訳ではないのはご存知の通りです。
      古田、長谷川、小宮山、上原などは個人の努力で大学に入ってはいますが。
      推薦で入った場合、例えば東都の1部などは火曜・水曜にゲームですから勉強など出来ません。
      六大学でも下手をすると4年間キャンパスに行かないというツワモノもおりました(これは昔の話ですが)。
      で、大学では実質留年しているのに、六大学卒などとなっているのは、実は短大卒の扱いになっているというのは
      聞いたことがあります。
      履歴書にはどう書くのかまではちょっと不明なのですが、大学から何らかの証明書は出ているでしょう。
      もう片岡のYOUTUBEにでも聞かないとわからないですね。
      アメリカの場合は、XX大卒というより、XX大出身と扱われているケースが多いように思います。

      最後はご回答になっておらず申し訳ありませんが、現時点で知っている限りはそのような扱いです。

      どうぞよろしくお願いいたします。

  2. 飯田 より:

    管理人さま
    詳しいご説明ありがとうございます!
    勉強になりました
    またよろしくお願いいたします