NLの実力者同士の顔合わせ:まずはドジャースが制す
現地2024年5月5日、ドジャー・スタジアムで行われたブレーブス@ドジャース戦の Gm3は、ドジャースが大谷選手の2HRなどで5-1のスコアで勝利。これにより、3日から行われていた同シリーズはドジャースがスウィープしたことになりました。ナ・リーグの実力者同士の非常に興味深い対戦は、まずはドジャースが制したことになりました。
大谷選手がマルチHR
このゲームは大谷選手の今季第9号で幕を降ろしました。1回裏、ドジャースは先頭のムーキー・ベッツが四球を選んで出塁。ブレーブス先発のマックス・フリードはランナーを背負って大谷選手との対戦となりましたが、冷静にストライクを先行させ、得意のカーブで三振を奪いに行きます。一度、ファイルで嫌われたものの、再度同じカーブで三振を奪おうとしましたが、これが完全に失投となり、ハングカーブになってしまいます。大谷選手はこれをCFに運んでまずこの日の1本目を放ちます。
ドジャースは2-0で試合を優位に進めていた6回裏、今度はテオスカー・ヘルナンデスに2ランHRが飛び出し4-0とリードを拡大。
ブレーブスは7回表にマーセル・オズーナのソロHRで1点を返し、4-1と追い上げを図りましたが、8回裏、先頭の大谷選手がこのイニングから登板したA.J.ミンターから甘い4シームを豪快にCFへ運び、この日2本目のHRを放ち、ダメ押しとしました。このHRは464フィートを計測。メートル換算で141mです。飛びましたね!!大谷選手はこれで今季10号HRで早くも二桁に乗せました。
Ohtani already has 2 unanimous MVPs and is off to his BEST start thru 35 games as a hitter:
— Sarah Langs (@SlangsOnSports) May 5, 2024
XBH: 25, most
Hits: 52, most
BA: .364, best
Runs: 30, most
Total bases: 98, most
OBP: .426, best
SLG: .685, best
OPS: 1.111, best https://t.co/TYhs9I00JS
ドジャース、好調フリードを打ち崩す
ブレーブス先発のマックス・フリードは、直近2試合でいずれも素晴らしい投球を披露。4月23日のマイアミ戦では9回、被安打3、シャットアウト、92球で”マダックス”を達成。さらに4月29日のシアトル戦では6イニング、ノーヒット、BB 2、SO7をマーク。その好調なマックス・フリードを打ち崩したドジャース、これからさらに乗って行きそうです。この日のマックス・フリードは7回、被安打4、失点4、BB 3、2 HRでした。
パクストンが4勝目
ドジャースの先発は左腕のジェームス・パクストン。契約時は故障が心配されましたが、シーズンに入ってからは好調でこの日は6.2 IPも投げ、被安打5、失点1、BB2、SO 3、HR 1。今季4勝目(0敗)を上げています。
ブレイク・トライネンが復帰
このゲームでドジャースに朗報がありました。スプリング・トレーニング中の3月10日に打撲で肺を傷めていた(詳しい症状がわからないので胸を傷めていたということで)ブレイク・トライネンがマウンドに還ってきました。
トライネンは8回の1イニングをパーフェクトに抑え、見事な復帰戦を飾りました。彼がセットアップでいるというのはこれからドジャースにとって大変有利となります。
ドジャース、これから手がつけられなくなるかもしれませんね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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