2つの好プレー
現地2019年5月22日、MLBでは2つの好プレーが出ましたので記しておきたいと思います。
まずは好プレーの常連、レイズのケビン・キアマイアーのビューティフル・スローから。
ケビン・キアマイアーが100.6mphスローを披露
レイズのケビン・キアマイアーのプレーが大きく取り扱われたのは2019シーズンが始まってからこの日が初めてではないかと思います。
現地2019年5月22日、トロピカーナで行われたドジャース@レイズ戦で、キアマイアーがすごいスローを見せてくれました。
これがまたきれいなスローイングなんですね。
勝ち越しを防いだスロー
しかもこのプレーには大きな価値がつきました。
この日のレイズはライン・スタネック→ヨニー・チリノスとつなぐオープナーの日。これがばっちり決まって、ドジャースは5回まで無得点。
スタネックは1.2イニング、二番手のチリノスは2回2アウトから6回1アウトまで3.2イニングに登板し、2人で見事にゲームメイクしました。
レイズ、6回表に同点に追いつかれる
一方、ドジャース先発のリッチ・ヒルも好投。6回を投げて1失点。失点は4回にトミー・ファム一発のみ。5回を終えてレイズが1−0とリードしていました。
6回表、1アウト後にヨニー・チリノスがマックス・マンシーにHRを浴びて同点に。
チリノスは次打者のジャスティン・ターナーにも安打を打たれ、連打となったところでアダム・コラレックに交代。
そのコラレックは4割打者(このゲームが始まる前まで)のコディー・ベリンジャーをセカンドゴロに打ち取り、走塁ミスしたターナーを2塁でアウト。ベリンジャーは一塁ランナーとして残り、2アウト1塁。
次打者のコーリー・シーガーはデッドボールで1塁に出塁。
勝ち越しを許す寸前だった
2アウトランナー1、2塁でラッセル・マーティンを打席に迎えたという状況でした。
ここでヒットを打たれれば2塁ランナーのベリンジャーをホームに迎え入れ、ドジャースに勝ち越しを許すという場面で、ラッセル・マーティンにきれいなセンター前シングルを打たれたという流れがありました。
その状況で出たのがケビン・キアマイアーのスローです。
ツイッターの動画も貼っておきます。
本当に価値のあるプレーでした。
今季はアスレチックスのCF、ラモン・ロレアーノが目立っていましたが、好プレーの常連、キアマイアーもついに2019年、大いに目立ったプレーを見せてくれたのでした。
ゲームはレイズが7回裏にドジャースのディラン・フローロとカレブ・ファーガソンを攻め7得点。レイズが8−1で勝ちました。
ホワイトソックスがトリプル・プレー
もう1つ好プレーがありました。ミニッツメイドで行われたホワイトソックス@アストロズ戦で、3回裏ホワイトソックス内野陣がきれいなトリプル・プレーを成立させました。
ヨアン・モンカダ→ヨルマー・サンチェス→ホセ・アブレイユの5−4−3のトリプルプレーです。
ゲームはホワイトソックスが9-4でアストロズに勝っています。
アストロズの連勝が始まりそうなところをホワイトソックスがよく止めたと思います。
ヨアン・モンカダは好調を維持。打率.281、HR9、打点30です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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