コディー・ベリンジャーが規格外の活躍
現地2019年5月27日、メッツ@ドジャースの4連戦が始まりました。ドジャースはこのあと現地31日からフィリーズとの3連戦、現地6月3日より@Dバックスとの3連戦を控え、非常に気合の入るシリーズが連続しています。
その東海岸のチームとのシリーズ第一弾のメッツ戦でドジャースのコディー・ベリンジャーが規格外の活躍を見せてくれました。
初回に好送球でホームでアウト
そのベリンジャーの活躍ですが、1本目は初回に出ました。
ドジャースの先発はクレイトン・カーショウ。立ち上がりはピリッとしませんでした。
先頭のアーメット・ロサリオに2塁打を許したあと、1アウト後にマイケル・コンフォートに四球。つづくピート・アロンソにシングルを放たれてまずは1点を献上。
1アウト、ランナー1・2塁となり、追加点を許しそうな場面でトッド・フレイジャー。
フレイジャーの当たりはライト前に力なく転び、二塁からマイケル・コンフォートがホームを狙い、激走。そこをベリンジャーが矢のような送球でラッセル・マーティンのミットに。これがアウトとなり、2アウト。
崩れそうなカーショウを救いました。メッツはこの回は1点どまり。ドジャースは1回裏に3連打のあとの内野ゴロの間に1点を奪い、1−1のタイに。
3回裏には特大の19号HR
ベリンジャーは3回裏にはライトへ特大のHRを放ち、ドジャースがこれで2-1と逆転。
メッツ先発のジェイコブ・デグロムも立ち上がりはピリッとしませんでしたね。
3Bへの好送球が得点を許さず
そして双方ともに点を取り合い、ドジャースが8−3でリードして迎えた8回表、もう一つの好プレーが生まれました。
メッツはこの回2人目の打者、アデイニー・エチェバリアが2ランHRを放ち、5−8と3点差に追い上げます。
打たれたのはジョー・ケリー。ケリーはつづくドミニク・スミスにもシングルを打たれ、アウトを取れないまま、ディロン・フローロに交代。ケリー、結果が出ませんね。もっともこれがケリーのスタイルとも言えなくもないですが。球だけは速い!
メッツはなんとか点差を縮めるべく、1アウト後にカルロス・ゴメスに犠牲バントを命じます。これをマックス・マンシーがスローイング・エラー。
1アウト1・2塁の状況。
アーメッド・ロサリオにシングルを許し、満塁となったところでフローロは交代。ケンリー・ジャンセンがマウンドに立ちます。
そのジャンセンは代わりばな、この日HRを放っているJ・D・デービスにライトに大きな当たりのフライを打たれ、誰もが犠牲フライで1点と思いました。
ところが、コディー・ベリンジャーがホームではなく、タッチアップから3塁への進塁を試みたカルロス・ゴメスを刺すべく三塁へ送球。
その投手かと思われるような送球にカルロス・ゴメスは三塁でアウト。
また、3Bのジャスティン・ターナーも判断がよく、ホームへのタッチアップを狙ったトーマス・ニドがホームに着く前に3塁でアウトになったとアピール。
それが認められ、見事ダブルプレーで追加点を許しませんでした。
ここで1点が入っているとゲーム展開が違ってきたと思うので、ベリンジャーの好送球がチームを救いました。
それにしてもすご移送球でしたね。
その3つのプレーをまとめた動画です。
コディー・ベリンジャーの安打はこの日はHRの1本のみ。さすがにもう4割を超えることはなさそうですが、未だ打率が.383というすごい数字。
OPSに至っては1.229です。
HRはイェリッチに迫る19本目。
シーズン前、この人をトレード候補にしていたのですから、恐ろしい話です。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント