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【ALDS2020_Gm4】レギュラーシーズンでレイズ打線に叩きのめされたジョーダン・モンゴメリーがDSでリベンジ!決着はGm5へ

ポストシーズンはXファクター多し!

 こんなこともあるから、ポストシーズンはわかりませんね。

 レイズがALCSへ王手をかけて始まった現地2020年10月8日のALDS Game 4は戦前の予想を大きく覆す結果となりました。

 DS(Division Series)でのエリミネーションの危機が迫っていたヤンキースを救ったのは、シーズン中のレイズとの対戦で打たれたジョーダン・モンゴメリーでした。

オープナーはレイズのみ

 レイズは直前まで先発投手を明かさなかったので、これはオープナーで行くのだなと思いましたが、ヤンキースはジョーダン・モンゴメリーと決まっていて、「これは双方ともにオープナーで行くのか」と思われました。

 しかし、オープナーはライアン・トンプソンを起用したレイズ側だけで、ジョーダン・モンゴメリーは中盤の4イニングまで登板。これがレイズ打線にはまりました。

レギュラーシーズンでは1イニングもたず降板

 ジョーダン・モンゴメリーがレイズと相対したのは、現地9月2日。約1ヶ月前のことでした。

 このゲームでは初回、先頭打者のマニュエル・マーゴットが二塁打で出塁。次打者は今ALDSでも大活躍しているランディー・アロザリナで、2ランHRを放ち、まず2点。

 さらにオースティン・メドウズがシングルで出塁した後、今度はマイク・ブロソーが2ランHRを放ち、4−0。次打者のウィリー・アダムズにも二塁打が出て、ジョーダン・モンゴメリーは5者連続安打で、2HR、2ダブルを許し、完膚なきまでに叩きのめされていたのでした。

 その後はジョーイ・ウェンドルとハンター・レンフローを三振に仕留めて2アウトを奪うも、キャッチャーの打撃妨害、四球がつづき、降板。レイズには散々な目に合わされていたのでした。

とても厄介な存在に変身

 筆者はヤンキースはかんたんには食い下がらないまでも、Game4で決まる可能性が高いと見ていました。ただ、Game5まで行けば面白いなという程度に思っていたのですが、モンゴメリーは良かったですね!

左打者だけでなく右打者も苦戦

 レイズは左打者が多く、スタメンに4人が名を連ねているため、ケビン・キャッシュ監督はリスクを減らすべく、ジグザグに打線を組む慎重さ。

 しかし、この日のジョーダン・モンゴメリーには通用しませんでした。 

 ジョーダン・モンゴメリーは4イニングを投げて被安打が3。3回に四球が絡んで、ランナーを貯めたため、内野ゴロを打たれた間に1点を奪われますが、危なかったのはこのイニングだけでした。

アロザリナが無安打

 モンゴメリーが許した3安打の中には、左打者のチョイ、ケビン・キアマイアーの2本も含まれていますが、あとはしっかりと抑えました。また、当たりに当たっている右打者のランディー・アロザリナも三振と3Bゴロに仕留め、完全にレイズ打線を封じました。

 ランディー・アロザリナはチャド・グリーン、アロルディス・チャップマンにも抑えられ、この日は無安打。モンゴメリーとの1打席目はカーブで崩されて三振し、そのままそれを引きずった形となりました。

 当たっている選手を封じられては、さすがのレイズもお手上げでした。

ボイトを目覚めさせたか?

 一方のレイズの投手陣の方ですが、先発のライアン・トンプソンが2回にルーク・ボイトに今ポストシーズン初HRを打たれ、先取点を奪われました。ALDSでは当たっていなかった主砲を目覚めさせたかもわかりませんね。

 ライアン・トンプソンは2回途中で降板。その後はライアン・ヤーブローが例のごとく長めに登板。5イニングを投げ、2失点でした。

 ヤンキースはその後、グレイバー・トーレスのソロHRなどで得点を追加。序盤、中盤、終盤とそれぞれ加点し、最後までレイズに流れを渡しませんでした。

 結局、スコアは5-1でヤンキースの勝利。レイズ打線は、今日は沈黙しましたね。

Game 5はG・コールとT・グラスノー

 それにしてもジョーダン・モンゴメリーが力を発揮したのは素晴らしかったですね。

 決着となるGame5の先発は、ゲリット・コールとタイラー・グラスノーの投げあい。ともにショート・レストですが、いかんなく力を発揮してもらいたいと思います。

 これは楽しみですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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