スポンサーリンク

【MLB2020】フィールド・オブ・ドリームス、対戦相手を変えてSTL@CWSで開催で決定!(追記あり!!)

実現して欲しいイベント→2021へ

 こんばんは。

 日本時間、2020年7月2日、スプリングトレーニング2.0が始まっているのに、2日ぶりの更新となりました。月末の締めが忙しく更新が滞りました。失礼致しました。

 どこも4月-6月の第1四半期は厳しい数字になるのではないでしょうか。米国基準の会計ですと第2クォーター(2Q)ですね。ただ、負けてはいられませんね。積極一貫でイライラのエネルギーを良い方に向け、周りの人々を助けながら日本人らしく和を大切にしつつ頑張りましょう。

 ここで言う積極とは空威張りの勇ましさではなく、エンゼルスの大谷翔平選手が尊敬している中村天風さん流に言うと、嬉しさ、楽しさ、優しさ、強さ、笑顔など気持ちを良い方に振り向けることとでも言いましょうか。決して無理はしないプラスのことです。ももちろん思いやりも入っています。まずは、まあ嫌なヤツは放って置くとして、しっかりと仕事をしている人や思いやりのある人にむしろフォーカスしてとうまく連携できれば良いですね。

ヘブン・イン・アイオワ・プラン

 さて、新型コロナウィルスの脅威がまだ見えていなかった2019年8月10日、MLBからもっともMLBらしいイベントが用意されました。

 それが「ヘブン・イン・アイオワ」の「フィールド・オブ・ドリームス」の実現でした。

 映画の舞台で観光地にもなっているアイオワ州のダイアーズビルのフィールドを残しつつ、隣接して新しいスタジアムを作ってそこで公式戦をやろうという計画です。

コロナの仕打ち

 素晴らしい企画に沸き立ったものですが、ところが年が明けて暗雲が立ち込めました。当初、新型コロナウィルスに余裕の対応であった米国は今では世界最大の感染国になるまでに情勢は悪化。

 ベースボールの開幕は延期され、マイナーリーガーもその存在を脅かされる事態に。どう開幕するか?について揉めに揉めたのはご承知の通りです。

予定は消えてはいなかった

 次々にスケジュールに狂いが生じ、ようやく現地2020年7月1日、スプリングトレーニング2.0が開催されることになりました。

 恒例の4月15日のジャッキー・ロビンソン・デーが消え、メモリアル・デーの開催も消え、母の日、父の日のイベントも消えました。そうしたシーズン開催があってのイベントはもとより、一時期はドラフトも消滅の危機に陥りました。結局、40ラウンドまであったものが5ラウンドで打ち止めに。

 次々と消えて行くイベントの中で、やはり氣になっていたのがこの「フィールド・オブ・ドリームス」のイベントでした。

 これも流れるのか?とも思われましたが、公式発表があるまでは筆者も希望のコメントを残すにとどまっておりました。 

 シーズン開催が決まった今、どうなるのか?と再び関心が向いてきたところに、現地2020年7月1日、開催を方向づける朗報が入ってきたということになりました。

ヤンキースがコロナの影響でキャンセルになりそう

 2019年に計画されていたのは、ヤンキース@ホワイトソックスの対戦カード。ホームはホワイトソックスです。

 ホワイトソックス・ホームというのはそもそもシカゴとアイオワのダイアーズビルが近いことがあります。

 そしてシューレス・ジョーこと、ジョー・ジャクソンが13年の選手生活のうち、最後の6年をホワイトソックスで過ごしたこともその理由。映画の主人公でもありますし。

Joe Jackson Stats, Height, Weight, Position, Rookie Status & More | Baseball-Reference.com
Check out the latest Stats, Height, Weight, Position, Rookie Status & ...

 当初予定されていたヤンキースですが、新型コロナウィルスの影響により、同地区の対戦をメインに組むことが優先される事情となったことが最大の要因。

 五大湖とニューヨークはそれほど離れているとは言えないものの、やはりその周辺の中地区のクラブとの対戦が移動の面でも合理的です。

どうやらカージナルスが対戦相手に 

 現地2020年7月2日時点で、2020年の対戦カードは未定です。今、MLB側が件名につくっているものと推察します。

追記1:カージナルスに決定!

 現地2020年7月6日、2020シーズンのスケジュールが発表され、フィールド・オブ・ドリームスは現地8月13日、カージナルスとの対戦が決定しました!!

8月13日は動かない 

 そして2020年8月13日という日付は動かないと思われ、ホワイトソックスの対戦相手としてはプロトタイプとして組んでいたカージナルスが有力になってきたということではないでしょうか。ここは想像です。

 ブルワーズ、カブスなども近距離ですが、カージナルスが選ばれそうだというのはそういうところに理由にありそうに思います。

建設は進んでいた 

 そして映画の舞台のフィールドに隣接される新スタジアムは今も建設が進んでいるようです。

キャパ8000名だが 

 観客は当初の予定どおり、8000名の収容人数でスタジアムはつくられているようです。

 ただ、ソーシャル・ディスタンスの影響で観客がどれくらい入ることになるかは今のところ未定です。

長蛇の車列は避けたい

 また映画の最後のシーンにように野球場に向かう車のヘッドライトが延々と続く事態はこのご時世ですから避けたいところでしょう。チケットを入手し、実際に観戦出来る人は相当幸運なことになりそうです。

 そしてその幸運は見に行くことができる健康状態であるということも大事な要素として含まれそうです。

追記2: 決定事項:キャンセルになりました

 あと10日と迫った現地2020年8月4日、フィールド・オブ・ドリームスの企画はキャンセル。2021年に延期が決定しました。残念です・・・。

 今回、キャンセルの決定が出たのは、やはりCOVID-19 の影響。7月後半からMLB内で広がったパンデミックの影響で、対戦相手のカージナルスに複数の陽性反応の選手が出ました。

 現状のパンデミックの影響を考えると、いつもとは違う場所へ移動し、プレーすることは選手をさらなるリスクに追い込む可能性があることから、今回はキャンセルとなりました。

 MLBとしてもファースクラスの並の重要度をもって開催にこぎつけたかったイベントであっとマンフレッド・コミッショナーもコメントしている通り、当初のヤンキースから中地区のカージナルスに変えて実行を試みましたが、今回は残念な結果に。

 しかし、2021年に延期ということですから、来年に期待するしかないですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2024】オリオールズをコンバインド・パーフェクト寸前に追い込んだタイガースのブラント・ハーターとは?
【MLB2024】ドジャース、10連戦の初戦を落とす!大谷もシュウェレンバックに苦戦!
【MLB2024】ジェイコブ・デグロムが復帰!4回途中スコアレスでMAX 98.7mphをマーク!
【MLBプロスペクト2024】クマール・ロッカー、デビュー戦で高品質投球!今後、大いに期待出来る内容!
【MLB2024】大谷が47-48!ドジャースは初回に4HRを放つも、カブスの粘りに苦戦。
【MLB2024】大谷、山本、今永、鈴木が出場したカブス-ドジャース戦はカブスが逆転!PCAが球際の強さを発揮!
【MLB2024】クマール・ロッカーがメジャー昇格!レンジャーズの2025年のローテーションはすごい!
【MLB2024】大谷、46-46! ドジャースはJ・フラハーティーの好投もあり、ガーディアンズに完勝!
【MLB2024】ドジャース、ブルペン・ゲームで勝利(CLE戦)!初回に6得点!大谷は惜しい当たり2本
【MLB2024】レッドソックス、SSのトレバー・ストーリーが復帰!残り20試合でPS出場なるか!?
【MLB2024】大谷が”45-45”を完成!しかし、テオスカー・ヘルナンデスが負傷退場、G・ストーンもILへ
【MLB契約2024】ジャイアンツ、マット・チャップマンと来季から6年の延長契約
【MLB2024】カブスの今永、ネイト・ピアソン、ポーター・ホッジがコンバインド・ノーヒッターを達成!
【MLB2024】クリス・セールが16勝&トリプルクラウン!念願のサイ・ヤング賞に向けて加速!
【MLB2024】大谷(3盗塁)、フリーマン(2HR)が活躍!ドジャースが地区優勝を大きく手繰り寄せる勝利を上げる
【MLB2024】ドジャース@Dバックス戦のシリーズ・ファイナルに古田氏が登場
【MLB2024】タイラー・マツェック、ブレーブスに復帰へ!ポストシーズン出場資格を得る
【MLB2024】大谷、ベッツ、フリーマンの3者連続HRそしてT・エドマンの決勝打でドジャースがAZに連勝
【MLB2024】V・パスカンティーノの骨折で失速中のロイヤルズがトミー・ファム、ロビー・グロスマンらをウェーバーで獲得
【MLB2024】ブレーブスのマイケル・ハリス2世が信じられないスーパー・キャッチを披露
【MLB2024】大谷が43-43を完成させるも、ドジャースはカーショウの早期退場でブルペンが苦戦
【MLB2024】PS出場資格期限に向けたウェーバーが多数!トミー・ファム、テイラー・ロジャースらのディールが決まるか?(追記あり)
【MLB2024】今季1番のスーパー・プレー!トラビス・ジャンコウスキーがサヨナラを防ぐHRキャッチ
【MLB2024】大谷、コービン・バーンズからリード・オフHR(42号)!デコピン登場で話題独占
【MLB2024】ロイヤルズ、ついに首位ガーディアンズに並ぶ!CLEは打線が冷え冷え
【MLB2024】フィリーズのホセ・アルバラードがリストリクティッド・リスト入り
【MLB2024】史上初の1試合両チーム所属の”ダニー・ジャンセン・ゲーム”はトロントが勝利
【MLB2024】ナショナルズのプロスペクト、ディラン・クルーズがMLBデビューへ!P・スキーンズの元チームメイト
【MLB2024】ラファエル・デバース、通算200号HRに到達!またキャリアに花を添える。
【MLB2024】ダルビッシュ投手、リストリクティッド・リストからILへ!復帰へ一歩前進!(追記あり)
タイトルとURLをコピーしました