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【MLB2021】「痛すぎる」!ドジャース、ダスティン・メイのトミー・ジョン手術で投手陣再構築へ

痛すぎる投手キーマンの離脱

 現地2021年5月3日、ドジャースにとって痛すぎるニュースが入ってきましたね。ローテーション右腕でここぞというときに必ず良い仕事をしてくれた若手右腕のダスティン・メイ(Dustin May)がトミー・ジョン手術を受けることが明らかになりました。

 手術は現地5月11日(火)の予定です。

1日のゲームで2回途中降板

 ダスティン・メイはミラー・パークで行われた現地1日のブルワーズ戦に先発。ブランドン・ウッドラフとの投げ合いで、非常に興味深い対戦でした。初回、2奪三振を含む三者凡退できれいに立ち上がったダスティン・メイ。2回裏も、先頭のトラビス・ショーを三振に、そしてJBJをLFフライに仕留め、2アウトを奪ったのですが、次打者のルイス・ウリアスに、LFにホームラン。

 そしてつづく、ビリー・マッキニーに3ボール2ストライクとしたところで顔を歪め、ベンチにサイン。明らかに肘をやったという動きで実況もすぐに察します。

 ダスティン・メイはそのままトレーナーとともにゲームを後に。今、思うと初回から投げた後に右肘を動かさないようにしていました。やはり違和感があったと思われます。最後は抑えが効かず、2シームのようになっていました。

トミー・ジョン手術へ

 完全に肘をやってしまったことは明白でしたが、どのような診断になるのか?というところでした。結論は早かったです。その2日後に、11日にトミー・ジョン手術を受けることに。ダスティン・メイはUCL (Ulnar Collateral Ligament)、尺骨側副靭帯しゃっこつそくふくじんたいに複数箇所ダメージがあることが判明しました。断裂までは行っていなかったようですが、もう手術という選択をした模様です。

PRP復帰は田中投手のみ

 UCLを傷めて、トミー・ジョン手術を受けずにPRP療法で復活したのは直近では田中将大投手くらいです。田中投手の場合は損傷度合いが断裂まで行っていなかったのがその治療を選択した理由のようでしたが、ダスティン・メイの場合はその度合が深かったというようことのようです。

復帰は2022シーズン

 通常、投手のトミー・ジョン手術後の復帰は14 -18ヶ月ですから、2022年の終盤に復帰できるかどうかというところかと思います。

ダスティン・メイの実績

 ダスティン・メイはまだ23才(現地2021年5月4日時点)。1997年9月6日生まれです。ドラフトは2016年のドジャースの3巡目指名。テキサス州出身で高校卒でプロ入りしました。

 デビューは2019年8月。この年は14試合中、4試合でスタート。2勝3敗、ERA 3.63。その投げっぷりの良さからポストシーズンでもリリーバーとして2試合に登板。ナショナルズとのNLDSで3.1イニングでERAは2.70。

 2020シーズンは12試合登板で、10試合に先発。56.0イニングで3勝1敗、ERA 2.57。ROYの投票では5位でした。

2020PSで大活躍

 ポストシーズンではパドレスとのNLDSでGame1で2イニングをリリーフ、Game3はオープナーで先発、ブレーブスとのNLCSではGame1でリリーフ、Game5、Game7ではオープナーとして登板。

 レイズとのワールドシリーズでは、Game2、Game5にリリーフで登板。

 ドジャースはメイへの信頼が厚く、登板数を増やしたいがためにショートイニングでの起用でキーポイントを乗り切り、ワールドシリーズ制覇を成し遂げたのでした。

2021年のここまで

 2021シーズンはここまで5試合すべてに先発。23.0イニングで1勝1敗、ERA 2.74、奪三振は35で、SO9は13.7。

ドジャース、投手陣を要整備

 2021年のドジャースの投手陣の概要はご覧の通り。現地2021年5月4日時点の成績です。

【スターター】

  1. LHP クレイトン・カーショウ:4-2/ ERA 2.09
  2. RHP トレバー・バウアー:3-1/ ERA 2.78
  3. RHP ウォーカー・ビューラー:1-0 / ERA 3.16
  4. LHP フリオ・ウリアス: 4-0 / ERA 2.87
  5. RHP ダスティン・メイ (トミー・ジョン手術): 1-1/ ERA 2.74
  6. RHP トニー・ゴンソリン(Gonsolin) (肩の炎症):今季登板なし

【リリーバー】

  1. LHP デービッド・プライス (ハムストリング痛で離脱): 今季7試合すべてリリーフ
  2. RHP ブラスダー・グラテロル(Brusdar Graterol):前腕部痛
  3. RHP ジョー・ケリー(右肩痛)
  4. RHP コーリー・クヌーベル(広背筋) 

 ドジャースはローテーション投手が豊富でしたから、NO.5スポットにデービッド・プライスあるいはトニー・ゴンソリンを入れたいところ。しかし、ふたりともサイドラインに下がっている最中。どちらかと言えば、プライスの方が先に復帰しそうですが、いずれにせよここに誰か入れたいところです。

 また、リリーバーが上記の通り、活躍して欲しい人達が怪我で戦列を離れています。ケンリー・ジャンセン、ブレイク・トライネンへつなぐまでの5回から7回までをどう凌ぐか?ここは投手陣をなんとか整備したいところですね。マイナーからコールアップということになりそうです。

ドジャース、直近16試合でNLワースト 

 現地2021年5月4日時点で17勝を上げているドジャース。しかし、現地4日のカブス戦のダブルヘッダーでは連敗。4月18日から5月4日までの直近の16試合で4勝12敗。これは同期間のナ・リーグの他のクラブと比較してワースト。

 かなり調子を落としている状態です。

 そして4日時点で18勝を上げたジャイアンツがナ・リーグ西地区の首位に立ちました。

 どうカバーしていくのか、見ものですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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