現地2018年9月18日、アスレチックスにとってレギュラーシーズン151試合目のエンゼルス3連戦がコロシアムで始まりました。
前カードのレイズ3連戦を1勝2敗と負け越したアスレチックス。特にGame2、3の敗戦は僅差だったので非常に惜しかったです。なんとかアストロズに離されないようにしたいところですが、この日は思わぬトラブルがあり、勝ちゲームを落としてしまいました。
両軍、オールスター戦法
アスレチックスはローテーションのトレバー・ケイヒルが故障で離脱し、ここに来て先発が苦しい状況に。一方のエンゼルスは7月くらいから先発に事欠く状況で、この日は両軍ともに1人1イニング担当のオールスターの投手起用で乗り切りました!
アスレチックス先発のライアム・ヘンドリックスは今季6度目の先発だったのですが、彼に至っては1イニング7球のパーフェクトで降板です。2番手のダニエル・メンデン(ダリのようなカイゼル髭でお馴染み)は4イニングを投げております。
アスレチックス優位の流れだったが・・・
4回表、エンゼルスはマイク・トラウトのきれいなソロHRで先制。しかしその裏、アスレチックスはヒットと四球で満塁とした後、マーク・カナの2塁打とジョナサン・ルクロイのシングルで4点を上げ、逆転。
非常にいい展開に持っていけたのですが、6回に落とし穴がありました。
小刻みリレーの悪い面が
プロゆえにアマチュアと違って小刻みな継投であっても、ある程度の計算が出来るのですが、そうは言っても対戦相手もプロですし、全員が全員、万全ではありません。小刻みリレーの悪い点が出てしまったのが6回表のアスレチックスのマウンドでした。
ショーン・ケリーが1アウトを取ったもののヒットとフォアボールが続く不穏な内容だったので、ベンチはランナーを溜めたところでライアン・ブッチャーにスイッチ。これは大谷選手対応です。ところがそのブッチャーが大谷選手にシングルを打たれ、満塁のピンチに。
シモンズの打席の時に思わぬトラブルが出ました。
ファン・インターフェアレンス
ピッチャーはルー・トリビーノ。今季65試合に登板している頼れるブルペンの一人。シモンズの打球が1塁後方のブルペンのフェンス際に上がり、なんとか取れそうだったのですが、この時、ファンのおばさんがグラブを差し出すインターフェアが入るトラブルが。
もちろん、RFのピスコッティーは獲れず、アスレチックスはチャレンジしましたが、結局ファウルに。
このプレーは本当に痛かったです。熱心なファンがチームの足を引っ張ってしまいました。せめておばさんもキャッチして欲しかったのですが、スローで見ると落球しており、いろんな意味で残念なシーンでした。おばさんは退場処分に。
ルー・トリビーノがその後抑えれば、おばさんも救われたのですが、シモンズにタイムリー、この日当たっていたカレブ・カワードに満塁HRを打たれてこの回6失点。
8回表にはコーリー・ギアリンがタイラー・ワードと、カワードにタイムリーを許して2失点で4-9のスコアに。この8回の2点は本当に余計でした。
その裏、アスレチックスはマット・オルソンのタイムリーなどで3点を奪い、7-9と2点差まで追い上げますが、一歩届かず、7-9で敗戦。
アスレチックスはこの敗戦で3連敗となり、首位アストロズとゲーム差が5.0に開いてしまいました。ゲーム内容が非常にいいのでなんとか勝ってもらいたいのですが、ペナントはかなり厳しくなってきました。
大谷選手は得点に絡む活躍
この日5番DHの大谷選手は四球→LFフライ→四球→シングルで4打席回って2打数1安打。3打席目の四球と4打席目のシングルは得点に絡むいい活躍をしております。
アスレチックス、正念場です。ここは踏ん張ってもらいたいです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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