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【MLB2021】ブレーブスが地区優勝!NLイースト4連覇

ハンク・アーロンが亡くなった年に地区優勝

 現地2021年9月30日、アトランタ・ブレーブスはフィリーズとの決戦を制し、マジック1を自力で昇華。4年連続のナ・リーグ東地区の地区優勝を決めました!

Congratulations!

 2021年1月には、ハンク・アーロン(本名:ヘンリー・ルイス・アーロン)が亡くなりました。クラブの偉大なOBが亡くなった年に、しっかりと結果を出しました。

地区優勝は21回目

 歴史のあるアトランタ・ブレーブスは、1876年のボストン・レッドストッキングスがクラブとしてのファーストイヤーとして数えられています。チーム名はその後、ボストン・ビーンイーターズ、ボストン・ダブズ、ボストン・ラスラーズ、ボストン・ブレーブス、ミルウォーキー・ブレーブスを経て、現在のアトランタ・ブレーブスとなったのが1966年。

 そしてナショナル・リーグ、アメリカン・リーグともにクラブ拡大により、地区制度が設けられたのが1969年から。

 そこから数えてアトランタ・ブレーブスはなんと地区優勝21回を誇ります。

 トム・グラビン、グレッグ・マダックス、ジョン・スモルツ、アンドリュー・ジョーンズがいた時代、1991年から1993年で3連覇。そして1995年から2005年まで地区11連覇という恐ろしく強い時代がありましたね。

 今のブレーブスはその強い時代を彷彿とさせるものがあります。

 1991年から2021年の30年で、ポストシーズンを落としたのはたったの10回です。

フィリーズとの決戦

 レギュラーシーズも残り2カードとなったところで、ブレーブスは2位のフィリーズと直接対決。フィリーズはここで勝てば、地区優勝へ1チャンスありました。また、今季のナ・リーグ東地区は前半戦は戦力が拮抗し過ぎて、地区内で星のつぶし合いの様相を呈したことから、どの地区よりも勝利数が少ない状態になり、自然とワイルドカードでの出場が消えました。よって、2位のフィリーズがポストシーズンに行くにはブレーブスを倒して地区優勝するしかなかったのですが、この肝心な3連戦でブレーブスは大いに力を発揮しました。

フィリーズのトップローテーションに3連勝

 フィリーズは9月21日から始まったオリオールズ戦3連戦のGame2から9月23日から始まったパイレーツ戦4連戦のGame3まで5連勝を飾り、勢いに乗っていました。ただ、欲を言えば、大チャンスの2カードで7連勝したかったところ。相手がプロですからそう簡単には行きませんよね。特に26日のパイレーツ戦Game4では勝っておきたかったところです。

 このブレーブスとの直接対決を前にGame差は2.5。ここで一気に3連勝したかったというところでした。

 フィリーズ、ブレーブスともに大一番を迎えるということで、Game1はフィリーズがザック・ウィーラー、ブレーブスがチャーリー・モートンというしびれる顔合わせに。

 このゲームは2−1でブレーブスが僅差で勝利したのですが、スコア以上にモートンが圧倒。初回に連打を浴びたモートンでしたが、2回から4回までは三者凡退。さらに中盤から終盤にかけての6回、7回も三者凡退でフィリーズ打線に仕事をさせませんでした。

 ブレーブスは3回裏に、先頭のトラビス・ダーノーが2塁打で出塁。ダンスビー・スワンソンもシングルで出塁した後、チャーリー・モートンがバントを決めて、1アウト2、3塁。セイフティー・スクイズに見せかけたところもうまかったですね。

 ここでトレードデッドラインで加入したホルヘ・ソレアーが2点タイムリー・シングルを放ち、2-0と先制。9回表にフィリーズに反撃されたものの、ウィル・スミスが1点で抑え、2-1で勝利。大事な初戦をものにしました。

 これで優位に立ったブレーブスはGame2はマックス・フリードがアーロン・ノラ戦を制し、7-2で勝利。

 そして現地30日に行われたGame3においても、前半5回で打線が5点をリード。フィリーズはカイル・ギブソンを立てたのですが、ブレーブス打線に大いに仕事をさせてしまいました。後半、アンドリュー・マッカッチェンと、JT・リアルミュートのホームランで3点を追い上げるも、イアン・アンダーソン、A.J. ミンター、ルーク・ジャクソン、ウィル・スミスのリレーに抑えられ、ブレーブスが5-3で勝利。

 この日、マジック1を迎えていたブレーブスは、自力でマジックを昇華。見事にナ・リーグ東地区4連覇を果たしたのでした。

アクーニャ、ソロカが欠場

 今季、ブレーブスはクラブの顔であるロナルド・アクーニャ・Jr.を7月10日に右膝の大怪我で欠くことに。フェンス激突を察知したのが災いし、着地で右膝に大きな負担をかけてしまい、ACLを断裂。それまでは、パドレスのフェルナンド・タティス・Jr.と並び、ナ・リーグの打撃主要部門を争う成績を残していただけに、これでブレーブスはかなり厳しくなりました。

ソロカ、計3度の手術

 また、投手ではマイク・ソロカが今季未出場。ソロカは2020年8月3日のメッツ戦で、右足アキレス腱を断裂。今季、復活の登板を果たすはずでしたが、4月後半に右肩痛とアキレス腱痛を発症。当初は6月に復帰見込みでもありました。

 しかし、その後もアキレス腱の痛みが消えず、5月には再手術に。

 さらに、その後もアキレス腱に関連する右足ふくらはぎのハリが消えず、再検査をしたところ、再度手術をすることが判明。ソロカは7月9日に3度目を手術をすることになったのでした。

アルビーズの貢献

 ブレーブスはフレディー・フリーマンがサイクル安打を記録するなど、攻撃の礎のような存在で、現地2021年9月30日終了時点で、打率.298、OBP .391、SLG .503、31HR、82 RBIをマーク(9/30時点)。

 今季は補完するようにオジー・アルビーズが打率.258ながら、30HR、104RBIをマーク(9/30時点)。いい貢献を見せています。

オースティン・ライリーが大活躍

 そして、24才のオースティン・ライリーが台頭。打率.303、OBP .368、SLG .532、HR 33、RBI 105をマーク(9/30時点)。この活躍は大きかったですね。

ダーノーの復帰

 また、5月に怪我をしたトラビス・ダーノーがかえってきてから、ブレーブスは勝率5割の壁を悠々と超えるようになりました。彼の存在は大きかったですね。

2桁勝利が3人

 投手陣では、チャーリー・モートン、マックス・フリードがそれぞれ14勝。ドリュー・スマイリーも10勝をマーク。イアン・アンダーソンも二桁まであと1勝の9勝。ローテーションが4名も機能しているということですね(9/30時点)。

 ブルペンではクローザーのウィル・スミスが37セーブをマーク(9/30時点)。ルーク・ジャクソン、タイラー・マツェック、A.J.ミンターがそれぞれ70、68、60試合に登板。ルーク・ジャクソンとタイラー・マツェックはERAが2点台です。

TDLでいいトレード

 また、トレードデッドラインではいい戦力も獲得しました。ロイヤルズから獲得したホルヘ・ソレアー、マーリンズから復帰させたアダム・デュバルはRBIタイトル獲得に向け、爆進中。

  • リチャード・ロドリゲス/RHP
    • 【パイレーツ】ブライス・ウィルソン/RHP & リッキー・デヴィート( Ricky DeVito)/RHP
  • ホルヘ・ソレアー/OF
    • 【ロイヤルズ】ケイシー・カレック(Kasey Kalich)/RHP
  • アダム・デュバル/OF
    • 【マーリンズ】アレックス・ジャクソン/C
  • エディー・ロサリオ/OF & 金銭
    • 【インディアンス】パブロ・サンドバル/ 3B & 1B
  • スティーブン・ボート/C
    • 【Dバックス】メイソン・バーン(Mason Berne) /1B
  • デイビー・グルーヨン(Deivy Grullon)/C
    • 【レイズ】金銭
  • ジョク・ピダーソン/OF
    • 【カブス】ブライス・ボール /1B

ALDSではブルワーズと対戦

 ナ・リーグ3地区で勝利数3位が確定しているブレーブスは、ALDSでは2位のブルワーズと対決。この2クラブはレベルの高いゲームを見せてくれそうです。

 楽しみですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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