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【MLBプロスペクト2021】エンゼルスがプロテクトしたクリス・ロドリゲスとブランドン・マーシュが面白い

プロスペクト

面白そうな右腕とOF

 エンゼルスが2020年12月10日行われるルール5ドラフトに向けて、2人のプロスペクトを40manロスターに入れました。これがなかなかの逸材のようですから、取り上げてみたいと思います。

ともに2021シーズンにデビュー予定

 ふたりとも2020シーズンが本来の長さならデビューしていたと思いますが、60試合のショートシーズンとなったため、ロスターインするきっかけがなく、現地2020年11月20日の40manロスターのデッドラインで加入させることでルール5ドラフトで他クラブに流出するのを防ぎました。デビューは2021年に持ち越しです。

エンゼルスがプロテクトしたのは2人

 念の為、20日の40manロスターのデッドラインでエンゼルスがプロテクトしたのは標題に記載した二人のみでした。

右腕クリス・ロドリゲス

 まず右腕のクリス・ロドリゲス(Chris Rodriguez)ですが、2016年アマチュアドラフト4巡目指名でプロ入り。高校卒で、22才。現地2020年11月22日時点でのエンゼルス内のトッププロスペクトではNO.6にランクされています。

 ドラフト翌年の2017年にクラスAまで昇格。クラスAでは6試合、24.2イニングで奪三振が24、BBが7。ERAは5.84。ルーキーリーグから上がって調整しながらの登板ですから多少のERAの悪さはご愛嬌というところでしょう。

2018年はバックイシューで全休

 デビューが遅れたのは、2018年に腰の手術をしたことが要因です。このシーズンは全休。2019年はクラスA+に所属。ここでシーズン途中から3試合に登板。9.1イニングのみでしたが、奪三振13を奪い、復活を果たしています。

 2020年はマイナーリーグがキャンセルとなったため、トレーニングサイトでの登板となったので記録がありませんが、腰はとてもヘルシーであることがわかっています!

安定したフォーム

 クリス・ロドリゲスの良いところはとにかくフォームが安定している点です。まだまだ改善はあるのでしょうが、本格派で角度のあるボールを投げ込みます。個人的に非常に好きなフォームです。

Chris Rodriguez, RHP, Los Angeles Angels — August 1, 2017

アッパー90’s 

 投球フォームからもおわかりのように投げっぷりが良いです。4シームはupper 90で、いわゆる90マイル後半をヒット。ゴロを打たせる2シームも持ち、ハードスライダーを持っています。

 4シームと2シームはそれほど急速差はなく、あとはスライダーですから2つの速度レンジになります。これだと的を絞られやすいので、チェンジアップも欲しいところですね。

 グリフィン・カニングと似たようなタイプかと思います。非常に期待大です。

センスの塊、ブランドン・マーシュ

 もうひとりは外野手のブランドン・マーシュ(Brandon Marsh )。こちらは2016年のアマチュアドラフトで2巡目指名。こちらも高校卒です。1997年12月18日生まれなので、まもなく23才になります。右投げ左打ち。

 エンゼルス内プロスペクト・ランクはNO.1、Pre 2020のMLBトッププロスペクトランクでは79位。

Brandon Marsh, Los Angeles Angels OF Prospect

高校時代はワイドレシーバー兼OF 

 運動能力に優れた選手で、高校時代にはアメリカン・フットボールのワイドレシーバーも兼任。結局野球の道を選んだのですが、まさにアスリートという選手。

早いデビューを阻んだのは怪我

 そんなブランドン・マシューのデビューを阻んだのは、度重なる小さい怪我でした。

 ドラフトイヤーの2016年は腰を痛め、夏までプレーできず。2019年には足首を捻挫し、1ヶ月戦線を離脱。特に2019年はダブルAまで昇格していたのに、捻挫により昇格の機会を失ったのが痛かったです。

 2019年のダブルAでの成績は96試合に出場し、360打数108安打。打率.300、OBP .383、SLG .428、HR 7、RBI 43。二塁打は21本、盗塁は18!かき回すタイプですから面白いです。

ジョー・アデルとの勝負 

 2020シーズン、エンゼルスはOFでジョー・アデルがデビュー。期待のOFのデビューでしたが、1年目は打率.161と苦しみました。守備でもデビュー数試合は割とコミカルなミスもあり、「あれ?」と思わせるところも。

 エンゼルスはCFはマイク・トラウトで決まり。LFはジャスティン・アップトンがおります。アップトンの契約は2022年まで。チャンスはRF。2020シーズンに大半を任されたのがこのジョー・アデル。38試合出場中、34試合でRFをこなしました。ジョー・アデルは2017年のエンゼルスの1巡目指名。 

 マーシュはアデルとのポジション争いにどれだけ食い込めるか?注目ですね。

遅いFA市場だが、いつ動く?

 上記2人の話題とはまた別のお話です。

 現地2020年11月22日は日曜日ということもあり、MLBのFA/トレード市場は静かでした。今季は動きませんね。アメリカの感謝祭は現地2020年11月26日。この日に向けて、J.A.ハップ、クリス・ブライアント、フランシスコ・リンドーア・・・大きな動きがあるでしょうか?これも一つの節目です。

 ただ、どこも大きなコストは払いたくないというのが今オフの前提条件のような気がしますから、少しでも安くという意味で、調停資格が対象のノンテンダーの出方を伺っているというというふうに思います。よって、ノンテンダーFAが明らかとなる現地2020年12月2日からリモートのウィンターミーティングが行われる12月6日から10日で第一の波が来そうですね。ウィンター・ミーティングで動くのはいつものことではありますが・・・。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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