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【ALDS 2022】ガーディアンズ、9回裏に大逆転!オスカー・ゴンザレスがサヨナラヒットを放ち、CSに王手

2022 ALDS Gm3 (NYY 5- 6 CLE)

 現地2022年10月15日、もう1つのALDS、ヤンキース@ガーディアンズ戦がプログレッシブ・フィールドで行われ、ガーディアンズが2点差のビハインドを9回裏に逆転!

 シリーズの成績を2勝1敗とし、ALCSへ王手をかけました。

ジャッジ、今PS初ヒットがHR

 ルイス・セベリーノ、トリストン・マッケンジーの先発で始まったこのゲームはガーディアンズが先制!

 1回裏、ガーディアンズは先頭のスティーブン・クワンのRFへのダブルを活かし、ホセ・ラミレス、ジョシュ・ネイラーの連続安打で1点を先制。

 ガーディアンズはさらに、2回裏にも先頭のガブリエル・アリアスの二塁打を活かし、オースティン・ヘッジス、スティーブン・クワンのシングルで2点目を追加。打線がつながるいい流れを作りました。

 しかし、相手は一発のあるヤンキース。3回裏、オズワルド・カブレラを3塁に置いて、アーロン・ジャッジが、お目覚めとなるHRを左中間スタンドに叩き込み、一気に2-2のタイに。

 アーロン・ジャッジは1打席目は三振に倒れ、過去2試合も含めて10打席で9-0、8三振と大ブレーキでしたが、これでなんとかこれまでの借りを返した形となりました。

 なお、先に記載しておきますが、ジャッジのこの日のヒットはこの1本のみでした。

ガーディアンズ、一旦は負けムードに

 トリストン・マッケンジーはジャッジの一発のみの2失点で踏みとどまっていたのですが、5回表にオズワルド・カブレラにRFへ豪快な一発を放り込まれ、これが2ランHRで2-4と勝ち越しを許してしまいます。

 マッケンジーは5回で降板。被安打4、失点4、BB1、SO5、HR2。やはりヤンキース打線は一発が怖いですね。

 一発の少ないガーディアンズは6回、セベリーノを攻め、1アウトからアンドレ・ヒメネスとガブリエル・アリアスの連続ヒットでチャンスメイク。ここでヤンキースはルー・トリビーノにスイッチ。ガーディアンズも代打にウィル・ブレナンを送ります。

 フランコーナ監督のこの采配はずばりと当たり、ブレナンはRFへタイムリーを放ち、3-4と1点差に追い上げます。

 追い上げた直後の7回表、サム・ヘンゲスがハリソン・ベイダーに一発を浴び、追い上げムードに水を差す形に。ヤンキースが5-3とリードを再び2点差に拡げました。

ガーディアンズ、9回にラリー 

 9回表、ガーディアンズ4番手のイーライ・モーガンがヤンキースの攻撃を3人で斬って取り、よいリズムで最終回の攻撃へ。

 以下はガーディアンズのラリーの模様です。マウンドは7回2アウトからワンディー・ペラルタが上がっていました。

  • ルーク・メイル:RFフライ(1アウト)
  • マイルズ・ストロー:SSとLF間にポトりと落ちるヒットで2塁へ
  • スティーブン・クワン:LFへクリーンヒット。1アウト1、3塁。
  • 【投手交代】ヤンキース、クラーク・シュミットに交代
  • アーメッド・ロザリオ:LF前シングルでストローが生還(NYY 5-4 CLE)。1アウト1、2塁
  • ホセ・ラミレス:2B寄りにシフトしていた逆をつくヒットで1アウト満塁
  • ジョシュ・ネイラー:大チャンスで三振(2アウト)
  • オスカー・ゴンザレス:1-2と追い込まれるも、アウトローの難しいスライダーをCF前に弾き返し、クワンとロザリオが生還。ガーディアンズが6-5のスコアでサヨナラ勝ち。

クレイ・ホームズ温存!?

 意外だったのが、ワンディー・ペラルタの後のクラーク・シュミットの起用。ブルペンにはクローザーのクレイ・ホームズが残っていたのです。

 クレイ・ホームズが出てくることを考えれば、ガーディアンズは3-5で9回に入った時点で負けが濃厚でした。

 試合後、ブーン監督はホームズは腕のトラブルがあり、起用を避けたと語っていましたが、当のホームズは投げる気に満ちており、なぜ俺でなかったのか?と不服だったようです。

 コミュニケーションに問題ありですが、ゲーム後、ゲリット・コールがロッカールームで頑張ろうと一声上げたようですから、もとに戻っていれば良いですね。

クラセ抜きで勝利

 前日に3イニングに渡って投げたクローザーのエマニュエル・クラセをこの日は登板させられなかったガーディアンズですが、エニール・デロサントスとイーライ・モーガンで後ろを乗り切りました。これは大きいです。

 これにより、Game4はジェイムス・カリンチャックとエマニュエル・クラセを投入できそうです。

 4日で4連戦となり、投手起用が難しくなかったこのカード。現地2022年10月16日のGame4の先発はまだ出ておりません。悩ましいところですね。ガーディアンズはアーロン・シバーリ、そしてマウンドを叩いて骨折したザック・プリサックが残っています。プリサック、クアントリルは餌食になる可能性もありますし、やはりシバーリでショートイニングで行くのではないか?と予想します。外れたらすみません。

 ヤンキースはドミンゴ・ヘルマンとGame2でアンラッキーな結果となったジェイムスン・タイヨンが残っています。ゲリット・コールはGame5に温存するのではないか?と予想しますので、ドミンゴ・ヘルマンの起用にうごくのではないか?と思います。こちらも外れたらすみません。

 ガーディアンズが一気に決めるか?あるいはGame5までもつれるのか?

 お読みいただき、ありがとうございました。

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