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【MLB移籍 2022】マリナーズ、トレードでパドレスからアダム・フレイジャーを獲得

MLB移籍/FA情報

マリナーズ&パドレス間でトレード成立

 現地2021年11月27日、12月1日のCBA期限まであと5日と迫っていますが、マリナーズとパドレス間でトレードが成立しています。

 2Bのアダム・フレイジャー(Adam Frazier )がマリナーズへ移籍することとなりました。

トレード詳細

 まずトレードの詳細から。

マリナーズGet

  • アダム・フレイジャー(Adam Frazier/ 30才)2B&OF/ 右投げ左打ち
    • 年齢は現時点では29才ですが、誕生日が12月14日なので、2022シーズン開幕時点の年齢を記載しています。

パドレスGet

  • レイ・カー(Ray Kerr/ 27才)   : LHP、OF&1B/ 左投げ左打ち
  • コーリー・ロージア(Corey Rosier/ 22才): OF/ 右投げ左打ち

背景

 2021シーズン、前半戦はナ・リーグでバッティング・タイトルを争い、シーズン終了後は.打率.305でMLB10位に入ったアダム・フレイジャーをパドレスがトレードに出したことは驚きです。

パドレスはサラリー削減目的

 当然、双方需給が合致したがゆえにトレードの成立となった訳ですが、まずパドレスの背景から行くと、間違いなくサラリーの問題があると思います。

 2021年は調停を避けてパイレーツと1年/$4.3Mでサインしたアダム・フレイジャー。それほど高くはありません。

 ただ、パドレスは2B候補として、ジュリクソン・プロファーとの契約が2023年まで、Ha-Seong Kimが2024年まであり、それぞれ縛りがあります。そして何より大事にしたいジェイク・クロネンワースが2021年はまだサラリーはメジャー最低年俸近辺の$0.5849Mで、MLSが2.0(2022年1月時点)でインパクトは少ないですが、メインの2Bとして考えたいところ。

 プロファーの2022年のサラリーが$6.5M で、KIMは$6M。そして大前提となるフェルナンド・タティス・Jr.とは、現地2021年2月17日に14 年/$340M (2021-34)のラグジュアリー契約を結んでおり、さらにマニー・マチャードとは2019年2月に10年$300M(2019-28)の超大型契約を結んでいます。

 タティス・Jr.とマチャードのサラリーはもう大きすぎてとりあえず横に置いておくとして、やはり$3M-4Mで下げられるサラリーは少しでも避けておきたい、こういう背景があるようです。他にも、パドレスはエリック・ホズマーが$20M(2022)、ブレイク・スネルが$12.5M(2022)などもありますから。

 あとは、上記の通り2B候補もおります。

マリナーズはもともと欲しかった

 マリナーズのジェリー・ディポトGMは、もともとアダム・フレイジャーに関心があり。2021年のトレードデッドラインでもアダム・フレイジャーを狙っていました。

 マリナーズの内野は3Bのカイル・シーガーがFAで流出。SSはJ.P.クロフォードを固定するとして、エイブラハム・トロ、タイ・フランス、ディラン・ムーアなど良い若手が育っています。今回、アダム・フレイジャーを獲得することで、J.P. クロフォードのダブルプレー・パートナーをアダム・フレイジャーに固定することができますし、エイブラハム・トロ、タイ・フランスは3BもしくはOFでも起用可。

 おそれく1Bにはエバン・ホワイトを就けたいでしょうから、あとはルイス・トレンズも含めて競争かと。ディラン・ムーアはスーパー・ユーティリティーとして起用可。 

 よって、ミッチ・ハニガーを中心とした打線優先の考えで守備位置を配置できます。

 アダム・フレイジャーなので、プロスペクトを2人つけましたというところかと。

アダム・フレイジャーの2021年

 上記の通り、2021年はバッティング・タイトルを争うほど好調だったアダム・フレイジャー。2021年は155試合に出場し、176安打をマーク。打率.305、OBP .368、SLG .411、OPS .779、OPS+が114という数字をマークしました。HRが5本ですが、二塁打は36本。RUNは83です。攻撃の起点になる選手ですね。

パドレスに行く2人のプロスペクト

(パドレス)レイ・カー 

 レイ・カーは27才の左腕で登録では2Wayですが、投手です。

 2021年は投手として、ダブルAで24試合、28.2イニングを投げ、2勝1敗、ERA 3.75。登板はリリーフで9試合で締めています。トリプルAでは12試合で1先発。ERAは4.09。

 打者としては2021年はトリプルAで1試合に出場しましたが、記録はなし。

 2021年、トリプルAでのBB9が4.9とノーコンぶりを発揮していますが、SO9は13.9。何より左腕から繰り出す98mphのファストボールが魅力。だれか名コーチが修正して上げれば、とんでもないエンジンを積んでいるので大化けの可能性あり。そう言えば、パドレスはインディアンスのピッチング・グルを招聘したんでしたね。これは楽しみかもしれません。

(パドレス)コーリー・ロージア

 コーリー・ロージアは22才の左打ちのOF。ドラフトは2021年のマリナーズの12巡目指名です。

 2021年はルーキーとクラスAで32試合に出場し、121-46と打率.380、OBP .451、SLG .570、OPS 1.022をマーク。HR 3、二塁打8、三塁打3、盗塁13。

 足が速く、安打を量産するタイプですね。注目したい選手です。

 いいトレードだと思います。ただ、マリナーズはこの2人を出して後悔するパターンかもしれませんね。

 どうなるでしょうか!?

 お読みいただき、ありがとうございました。

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