スポンサーリンク

【MLB2025】3月/4月のPOM(Player of the Month) が決定!山本由伸がNL最優秀投手賞に

2025年3月/4月の月間アウォード

 現地2025年5月2日、開幕から1ヶ月が経過し、2025年の最初の1ヶ月の月間アウォードが発表され、ドジャースの山本投手がNL POM(Pitcher of the Month)を受賞しました。

 2025年の最初の1ヶ月に大活躍した選手たちはこちらです。

POM (Player of the Month)

NL :ピート・アロンゾ(メッツ/1B)

 フアン・ソトを補強したメッツでしたが、最初の1ヶ月は大型契約のプレッシャーからか大苦戦。そんな中、メッツで大活躍したのがピート・アロンゾでした。生え抜きのピート・アロンゾは2024年オフに一旦はFAとなり、メッツは契約にあまり前向きではなく、他クラブへという噂も出ましたが、アロンゾは最初の1ヶ月でフロントオフィスのその考えをバットで正しました。

 メジャー7年目のアロンゾは最高のスタートを切っています。OBPはなんと.475でNLでトップ。BA.343もNLで2位、OPS 1.132はNLでトップで両リーグを併せてもジャッジに次ぐ2位。HR 7、RBI 28をマーク。

AL:アーロン・ジャッジ(ヤンキース/OF)

 ア・リーグはアーロン・ジャッジが圧倒しています。10本塁打を放ち、打率.427、OBP .521、SLG .761、OPS1.282、RBI 32はいずれもMLBでトップ。安打数50、トータルベース(TB)89もそうです。まさに打撃部門を石鹸。また。4月の直近の50打席の打率は.500で、シーズントータルでも4割を記録するのではないか?というくらいの勢いです。マルチヒットゲームは7試合を数えます。ちょっと手が付けられない状態となっています。

POM (Pitcher of the Month)

NL : 山本由伸(ドジャース)

 ドジャースの山本由伸投手がPOMを初受賞。ドジャース2年目のシーズンで、3月/4月に6試合に先発した山本由伸投手はMLBベストのERA 1.06をマーク。 SO 9は11.4と打者を圧倒。34.0イニングで43三振を奪い、相手チームの打率は.190。ここまで6先発のうち5先発で相手チームを1失点以下に抑えています。安定感抜群でした。

AL:マックス・フリード

 ブレーブスからFAとなり、ヤンキースと8年/$218Mでサインしたマックス・フリードは、ニューヨークでのプレッシャーなど微塵も見せない活躍を見せ、最初の1ヶ月で6試合に先発して5勝0敗と両リーグを通じてハーラートップ。ERA 1.19はAL先発投手の中でトップタイ。37.2イニングを投げて対戦相手の打率を.207に抑えており、チームもマックス・フリード先発ゲームは6勝0敗とまさに彼が投手陣の軸となっています。

ROM(Rookie of the Month)

NL: ルイス・アクーニャ(メッツ)

 メッツのルイス・アクーニャことルイサンヘル・アクーニャ(Luisangel Acuña)はブレーブスのロルド・アクーニャ・Jr.の弟。メッツの編成は上述のピート・アロンゾが出て行く想定をしていたため、ポストシーズンで活躍したマーク・ビエントスを3Bから1Bへ移し、本来なら2B/SSのルイサンヘル・アクーニャを3Bに据えるプランを立てていました。

 ところが、ピート・アロンゾと再契約したことでマーク・ビエントスが3Bに戻り、ブレイクするチャンスが無くなったかに見えました。ところが、ルイサンヘル・アクーニャはジェフ・マクニールから2Bのポジションを奪い、ジェフ・マクニールはLFを守ることに。

 そして27試合中、19試合に先発し、.288/.342/.356、OPS .698をマーク。好調メッツのいいつなぎ役として機能しています。

AL:クリスチャン・キャンベル(レッドソックス)

 22歳の新星クリスチャン・キャンベル(Kristian Campbell)は、OPS.902、二塁打 8本でルーキー中トップ!また、出塁率.407はレッドソックスでNO.1で、好調なレッドソックス打線にいい刺激を与えております。そして守備では2B、OFをこなし打撃優先のシフトを実現しています。.30/.407/.495、HR 4、RBI 12、SB 2、Run 18。

ROM(Releiver of the Month)

NL: ロベルト・スアレス(パドレス)

 パドレスのロベルト・スアレス(Robert Suarez)が3月/4月のNL ROM(Releiver of the Month)を受賞。ロベルト・スアレスはシーズン開幕から6試合目まで被安打0を継続。しかもBBもたったの2つという無双ぶりを披露。

 結局、3月/4月は14試合、14.0イニングで被安打5、失点1、自責点1、BB 3、SO 16、12セーブを挙げ、WHIPは0.57、ERAは0.64で、相手打線の打率は.106。圧巻の投球内容でした。

AL:アンドレ・ムニョス(マリナーズ)

 マリナーズのアンドレ・ムニョス(Andrés Muñoz)がAL ROMを受賞。アンドレ・ムニョスは4月は15試合に登板して、15.0イニングでERAは0.00。失点も自責点もありません。WHIPは0.73で、セーブはAL最多の11セーブをマーク。アンドレ・ムニョスも元はパドレスの投手ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB Awards 2025】ゴールドグラブ賞が決定!ボビー・ウィット(SS)、PCA(OF)らが受賞
【2025WS_7】山本由伸が世界一の投手に!ミゲル・ロハスが同点HR、ウィル・スミスが勝ち越しHRを放つ!
【2025WS_6】ウォールにボールが!ドジャースが大ピンチを凌いで決戦に持ち込む!ムーキーもタイムリー
【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!
【2025WS_4】ついに大谷がワールドシリーズで二刀流を披露!7回途中で6Kと力投するも黒星
【2018 & 2025WS_3】ムーキー、マンシー、カーショウがキャリア2度目のWSでの延長18回を経験!
【2025WS_3】延長18回、大谷が9打席!しかも2HR、2ダブル、5BB !
【2025WS_3】フレディー・フリーマンがまたもWSでサヨナラHR!佐々木、ウィル・クラインらの好投に報いる!
【MLB2026】オリオールズの新監督にクレイグ・アルバナズが就任!CLE躍進の立役者
【2025WS_2】山本由伸が強打のブルージェイズ打線を相手に完投!2試合連続完投&20人連続アウト!
【2025WS_1】大谷が記念すべきワールドシリーズ初HRを放つ!このシリーズはメイソン・フラハーティーとの対決に注目!
【2025WS_1】ブルージェイズ、6回にGSを含む9得点で大勝!ドジャースは継投に失敗
【MLB2026】ブルワーズGMのマット・アーノルドがPresident of Baseball Operationsに昇格
【MLB2026】ジャイアンツが大胆な監督交代!テネシー大のトニー・ヴィテロ氏を起用!
【MLB2026】エンゼルスの新監督はカート・スズキに決定!
【2025ALCS_7】ジョージ・スプリンガーが殊勲の逆転3ランHR!ブルージェイズがワールドシリーズへ進出!
【2025ALCS_6】ブルージェイズ、2HRとイェサベージの好投でGm7へ!マリナーズはDP3つと運なし
【MLB移籍2026】アストロズ、豪腕のネイトピアソンと1年契約で合意へ!先発へ転向
【2025NLCS_4】大谷がまた伝説を作る!投手で6回シャットアウト&10K+打者で3HR!しかもWS進出!
【2025ALCS_5】シアトルが揺れた!マリナーズが8回裏にユーヘイニオのグランドスラムで逆転勝利!
【2025NLCS_3】ドジャース、ミズロウスキーから勝ち越し!佐々木で逃げ切ってWSへ王手!
【2025ALCS_4】M・シャーザー、鬼の形相で5イニング超え!ブルージェイズ、11安打8得点で勝利
【2025ALCS_3】ブルージェイズ、猛打復活!18安打(5HR)、13得点でまずは1勝を返す
【2025NLCS_2】山本がポストシーズン完投の偉業を達成!大谷もタイムリーを放って援護!
【2025_NLCS1】ブレイク・スネルが8回、1ヒッター、10Kの好投でドジャースが先勝
【2025_ALCS2】マリナーズ、”その瞬間をつかむ”!3HRで連勝!ホルヘ・ポランコがまたもや殊勲!
【MLB2025】2019年以降、勝者が4度WSに進出、うち3度制覇!踏み台のようになってきたブルワーズのポストシーズン
【2025ALCS_1】ブライス・ミラーが好投!カル・ロリーにもHRが出たマリナーズが勝利
【2025NLDS_5】ブルワーズが中盤を制して勝利!カブスは鈴木がミズから完璧なHRを放つも、追撃ならず
【2025ALDS_5】総勢15投手、計37奪三振!壮絶な投手戦は延長15回でマリナーズがサヨナラ勝ち!
タイトルとURLをコピーしました