スポンサーリンク

【OAK@NYY】2018 AL ワイルドカードはヤンキースが勝利!ボストンへ

ヤンキースがアスレチックスに完勝というゲームでした。

現地2018年10月3日、ヤンキー・スタジアムで行われたアメリカン・リーグのワイルドカードはヤンキースの中心選手、アーロン・ジャッジとジャンカルロ・スタントンに一発が出て、終始リードする展開に。

なおかつエースのルイス・セベリーノがアスレチックス打線のエンジンがかかるのを阻止。7−2のスコアでヤンキースがアスレチックスを下し、レッドソックスとのNLDSに挑むことになりました。

【動画】Recap: NYY 7, OAK 2

9月初旬の3連戦ではA’sが勝ち越し

アスレチックスは現地2018年9月3日、4日、5日のヤンキー・スタジアムでの3連戦を2勝1敗で勝ち越し。この時は「マネーボール2だ」と話題に(今季のA’sの健闘は改めて記事にするつもりです)。

特に8-2でアスレチックスが勝利した9月5日のゲームは先発だったセベリーノが初回に4点を奪われ、3回途中6失点のKOの悪夢を見たゲームで、仮想WCとしてNYのファンを心配させました。

筆者もこの時のアスレチックスの強さを信じてこのゲームに期待しておりました。まさに”Moneyball vs Evil Empire”という対立構造だった訳です。資金の少ないクラブを応援したくなりますよね!?。

しかし、9月の3連戦と今回のワイルドカードには大きな違いがありました。それは、アーロン・ジャッジが出ていたかどうか。その3連戦はアーロン・ジャッジは怪我で離脱いたんですね。彼がいるといないとではピッチャーとベンチの頭脳の消耗度が違ってきます。

Gameの流れ

かいつまんでゲームの流れを記しておきます。

  • NYY:1回裏、A・マッカッチェンが四球で出塁後、2番のアーロン・ジャッジがLFへ大きな2ランHRでヤンキースが先制。2−0。
  • OAK:L・ヘンドリクスが予定通り、1回で降板。2番手にL・トルビーノ。
  • NYY:L・セベリーノは4回までノーヒッター。5回に初ヒットを許す。
  • NYY:6回裏、A・ジャッジとA・ヒックスの2本の2塁打で追加点。3−0に。OAKはここで早くもブレイク・トライネンを投入(まだノーアウト)。G・カルロが四球、L・ボイトがRFへあわやHRかというトリプルを放ち、5−0に。D・グレゴリアスに犠牲フライが出て1点を追加。この回計4点で6−0に。
  • OAK:8回表、M・チャップマンがシングルを放った後、K・デービスにHRが出て反撃。2−6に。しかし後が続かず。
  • NYY:8回裏、G・カルロにダメ押しのHR。NYYが7−2にリードを拡大。
  • NYY:9回表、A・チャップマンが登板し、ランナーを出すも無得点に。NYYが勝利。

NYYの豪華リレー

勝因の一つはやはり先発のルイス・セベリーノの好投に尽きると思います。30日の最終戦で投げたばかりでしたが、中1日の休養でしっかりとゲームメイクしました。イニングが短かったのは前回登板から間隔がなかったことへの配慮です。4回を被安打2、無失点、奪三振7、与四球4。

ヤンキースにスキがなかったのは投手起用にも現れておりました。9月5日にセベリーノが早期降板したゆえに万が一の早期降板に備えて田中投手を準備。セベリーノが目論見通りに好投すると、2番手にデリン・ベタンセスを起用。2イニングをパーフェクトでした。

3番手にはデービッド・ロバートソン、4番手にザック・ブリットン、締めにアロルディス・チャップマンという起用です。まったくスキがありません。

A’sはチャンスを活かせず

アスレチックスはノーチャンスでもなかったです。3回表には四球で出たセミエンが2アウトながらスコアリングポジションまで進んだんですが、この時はマット・チャップマンがRFライナーに倒れて無得点。

4回にはエラーと四球2つで2アウトながら満塁の大チャンスもあったのですが、8番のセミエンが三振に。

5回にはランナーを2人置いて、マット・チャップマン、ジェド・ラウリー、クリス・デービスへ回る絶好のターンだったにもかかわらず、デリン・ベタンセスに見事に打ち取られました。

ここはNYYブーン監督の采配の妙もありました。

やはりこの3イニングに同点に追いつけなかったのが痛かったです。ヤンキース投手陣が追いつかせなかったと言った方が正しいかもしれませんね。

エチェバリアのリーピング

7回にはアデイニー・エチェバリアの好プレーも。彼を見ると、マイアミのナイスコンビの実況を思い出します。

ヤンキースのいいところばかり目立ったゲームでしたね。

最後にクリス・デービスのHRは載せておきたいと思います。ライトへ放ちました。NYYのライトはやはり近いですね。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLBアウォード2025】ア・リーグのMVPはアーロン・ジャッジが受賞!カル・ロリーは僅差で及ばず
【MLBアウォード2025】大谷、ナ・リーグのMVPに輝く!NLでは2年連続、個人では3年連続4度目の受賞に(いずれも満票)!
【MLBアウォード2025】サイ・ヤング賞はタリク・スクーバル(AL)とポール・スキーンズ(NL)が受賞
【MLBアウォード2025】MOY(監督)はCLEのスティーブン・ボートとMILのパット・マーフィーが2年連続で受賞
【MLB2025】エマニュエル・クラセが賭博の不正投球容疑で起訴。MLBキャリアどころか、人生の危機に直面
【MLBアウォード2025】ROY(ルーキー)はA’sのニック・カーツとATLのドレイク・ボールドウィンに決定
【MLB2026】ヤクルト・村上のポスティング手続きの詳細と獲得見込みのクラブについて
【MLBアウォード2025】シルバー・スラッガー賞は大谷、カル・ロリー、ニック・カーツらが受賞
【MLB2026FA】クオリファイング・オファー(QO)を提示されたのはタッカー、シュワーバー、今永など計13名
【MLB2026】パドレス、新監督に元リリーバーのクレイグ・スタメン(41)を任命
【2025プレーヤーズ・チョイス】POYはマリナーズのカル・ロリーに決定!大谷は入らず!
【MLB2026】ダルビッシュ投手が右肘UCLの手術を実施。2026シーズンは全休となる見込み
【MLB2025】ドジャース、連覇の華やかなパレードを実施!すでに3ピートも視野に
【MLB Awards 2025】ゴールドグラブ賞が決定!ボビー・ウィット(SS)、PCA(OF)らが受賞
【2025WS_7】山本由伸が世界一の投手に!ミゲル・ロハスが同点HR、ウィル・スミスが勝ち越しHRを放つ!
【2025WS_6】ウォールにボールが!ドジャースが大ピンチを凌いで決戦に持ち込む!ムーキーもタイムリー
【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!
【2025WS_4】ついに大谷がワールドシリーズで二刀流を披露!7回途中で6Kと力投するも黒星
【2018 & 2025WS_3】ムーキー、マンシー、カーショウがキャリア2度目のWSでの延長18回を経験!
【2025WS_3】延長18回、大谷が9打席!しかも2HR、2ダブル、5BB !
【2025WS_3】フレディー・フリーマンがまたもWSでサヨナラHR!佐々木、ウィル・クラインらの好投に報いる!
【MLB2026】オリオールズの新監督にクレイグ・アルバナズが就任!CLE躍進の立役者
【2025WS_2】山本由伸が強打のブルージェイズ打線を相手に完投!2試合連続完投&20人連続アウト!
【2025WS_1】大谷が記念すべきワールドシリーズ初HRを放つ!このシリーズはメイソン・フラハーティーとの対決に注目!
【2025WS_1】ブルージェイズ、6回にGSを含む9得点で大勝!ドジャースは継投に失敗
【MLB2026】ブルワーズGMのマット・アーノルドがPresident of Baseball Operationsに昇格
【MLB2026】ジャイアンツが大胆な監督交代!テネシー大のトニー・ヴィテロ氏を起用!
【MLB2026】エンゼルスの新監督はカート・スズキに決定!
【2025ALCS_7】ジョージ・スプリンガーが殊勲の逆転3ランHR!ブルージェイズがワールドシリーズへ進出!
【2025ALCS_6】ブルージェイズ、2HRとイェサベージの好投でGm7へ!マリナーズはDP3つと運なし
タイトルとURLをコピーしました