スポンサーリンク

【MLB2022】ルイス・セベリーノ、スプリングトレーニングでの復帰OK

完全復帰なるか?

 現地2022年2月11日、ヤンキースのルイス・セベリーノが記者団と談話。肘も含めた自身の状態についてコメントし、スプリングトレーニングの開始にはヘルシーな状態で参加出来る見込みであると語りました。

Luis Severino Stats, Height, Weight, Position, Rookie Status & More | Baseball-Reference.com
Check out the latest Stats, Height, Weight, Position, Rookie Status & ...

 MLB全体を考えるとセベリーノの復帰は非常に喜ばしいこと。レッドソックスの視点からすれば厄介な投手が復帰してくるので要警戒というところではありますが、望むところでもあり、喜んで勝負しましょうというところですね。せっかくだから、ベストな状態で復帰して来いよ!というところでもあります。

2017-18のNYYのエース

 ルイス・セベリーノと言えば、2017年に14勝6敗(193.1イニング)、2018年に19勝8敗(191.1イニング)をマーク。ヤンキースのエースとして当時は田中投手とともにローテーションの大きな柱として機能。

2017年にエースの座 

 躍進した2017年、ルイス・セベリーノは前半戦は5勝4敗、ERA 3.54と数字はついてこなかったのですが、106.2イニングを投げて124奪三振と内容が非常によかったので怪我をした選手の代役ではありましたが、初めてオールスターに出場。

 後半戦からギアが上がり、9勝をマーク。上記の通り、14勝をマークしました。

 ポストシーズンではツインズとのワイルドカードで、ジョー・ジラルディ監督から先発を指名されるなど、最も頼りにされる投手となりました。ヤンキースはワイルドカードに8-4で勝利。セベリーノはNLDSでもインディアンスを相手にGame4で先発。7回を被安打4、失点3、9奪三振と好投し、ヤンキースの勝利に貢献しました(スコアは7-3)。ますます調子を上げましたが、ALCSではアストロズに打ち込まれ、1敗を喫し、ワールシリーズ進出を逃しました。

2018年に19勝!

 2018年は、田中将大投手よりも前に出る機会が増えました。このシーズンは32試合に先発し、19勝8敗、ERA 3.39、191.1イニングを投げて220奪三振をマークするなどクラブ内で盤石なポジションを築きました。この年はオールスターにも選出(2年連続出場)。

 ポストシーズンではアスレチックスとのワイルドカード戦に登板。こちらも2年連続。ヤンキースが7-2で勝利するも四球が多く、荒れた投球ではありました。

 レッドソックスとのALDSではGame3に登板。この年、チャンプとなったレッドソックスでしたが、ALDSではフェンウェイでGame1は取ったものの、Game2を落とし、悪いムードでもありました。

 しかもGame3でセベリーノが先発するとあって、ムードはヤンキースへ傾きつつあったのですが、セベリーノは3回で6失点と乱調。途中降板し、しかも代わったランス・リンも大荒れでGame3を16-1で落とします。これはヤンキースの長いポストシーズン史上の中でワーストのスコア。

 この勢いにのったレッドソックスがGame4も4-3のスコアで取り、ALCSへ進出。そしてワールシリーズへ駒を進め、ドジャースを倒してチャンプとなった年でもありました。

4年/40Mドルの契約

 セベリーノのこの2年間の成績を評価したヤンキースは囲い込みに入り、4 年/$40M (2019-22)+2023年は$15Mのクラブオプションでサイン(2019年2月)。調停を避けてサインというやつです。

3年間で18.0イニングのみ

 しかし、セベリーノは2019年のスプリングトレーニング中に肩の炎症を発症。ローテーター・カフを傷め、離脱が長期化。このシーズンは9月にエンゼルス戦で復帰しましたが、シーズンでは3試合、12イニングの登板のみにとどまりました。

 また、ツインズとのALDSのGame3に先発し、4回を無失点に抑え、勝利に貢献。ALCSにも投げましたが、Game3でアストロズを相手に4.2イニングでを2失点を喫し、敗戦となりました。

2020年にトミー・ジョン手術

 2020年の復調が期待されたセベリーノでしたが、前年のALCS先発後に発症した右前腕部の張りが収まらず、結局、2020年2月25日にトミー・ジョン手術を決定。

 リハビリを経て2021年9月20日にようやく復帰したところです。

 今シーズンは契約のファイナルイヤーでもあるので、彼の出来には注目ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】期限は現地1/23!佐々木朗希投手はまもなく決定!サイニング枠の全額投入の可能性も!
【MLB2025FA】堅実な選択!マリナーズがドノバン・ソラーノと1年契約でサイン
【MLB2025】2年前はNPBを模索!A’sのブレント・ルッカーが5年の延長契約を勝ち取るまで
【MLB2025FA】ブルージェイズが直近2年で大躍進したジェフ・ホフマンと3年/33Mドルでサイン!
【MLB2025FA】オリオールズがアンドリュー・キットリッジと1年契約で合意!ブルペン強化へ
【MLB2025FA】ロイヤルズ、またも強固なローテーションを構築!マイケル・ローレンツェンと再契約!二刀流復帰はあるか!?
【MLB2025FA】地元で投げる!クリス・マーティンがレンジャーズと1年契約で合意
【MLB2025FA】ジャスティン・バーランダーがNLウエストのジャイアンツと1年契約で合意
【MLB移籍2025】レッズ、ドジャースからギャビン・ラックスをトレードで獲得
【MLB2025FA】3Bのヨアン・モンカダにブルージェイズ、カブス、マリナーズらが関心を寄せる
【MLB2025FA】20シーズン目へ!ジャスティン・バーランダーは故障が癒え、ディール成立待ち!
【MLB2025FA】オリオールズがチャーリー・モートンを獲得!1年/15Mドルで合意
【MLB2025FA】ホワイトソックスがユーティリティーのジョシュ・ロハスと1年契約で合意
【MLB2025】マイケル・ソロカに期待!2024年はチーム状態が悪すぎて0勝10敗もリリーフとしてのERAは2.75
【MLB】2025年に達成しそうなマイルストーン一覧! トラウトの400 HRなど!
【MLB2025FA】ナショナルズがトレバー・ウィリアムスと2年/14Mドルで再契約へ
【MLB移籍2025】カブスとマーリンズ間でマット・マーヴィスとビダル・ブルーハンが動くトレードが成立
【MLB2025FA】ナショナルズがジョシュ・ベルと1年/6Mドルで合意へ
【MLB2025FA】コービン・バーンズを獲得したのはDバックス!6年/210Mドルで合意へ
【MLB2025FA】タイガースがグレイバー・トーレスと1年/15Mでサイン
【MLB2025FA】ドジャースがテオスカー・ヘルナンデスと再契約!大谷とのコンビ復活へ
【MLB2025FA】レンジャーズがジョク・ピダーソンと2年/37Mドルで合意
【MLB移籍2025】フィリーズがヘスス・ルザルドをトレードで獲得!ローテーションを補強
【MLB2025FA】メッツ、ショーン・マナエアと再契約へ!2024年にモデルチェンジ!
【MLB2025FA】レッドソックスがウォーカー・ビューラーを獲得!1年/21.05Mドル!(更新あり)
【MLB2025FA】ガーディアンズがカルロス・サンタナと契約!J・ネイラーの抜けた1Bスポットに
【MLB移籍2025】Dバックスがガーディアンズから1Bのジョシュ・ネイラーをトレードで獲得
【MLB2025FA】ヤンキース、ポール・ゴールドシュミットと1年契約で合意! 2022 NL MVP受賞者!
【MLB2025FA】アストロズが注目FAスラッガーのクリスチャン・ウォーカーと3年契約で合意
【MLB2025FA】レッドソックスが肘の手術からの復帰を見越して元エンゼルスのパトリック・サンドバルと2年契約!
タイトルとURLをコピーしました