スポンサーリンク

【WCS-2020】タティス・Jr.、マイヤーズが2HR!パドレス、打線が爆発し、Game3へ!

パドレス、リーグ勝率2位の力を発揮

 現地2020年10月1日のワイルドカード・シリーズ、カージナルス@パドレス戦は激しい戦いとなりましたね。選手は大変でしょうが、見る側にとってはこんな面白いゲームはなかったと言えるでしょう。

ザック・デイビーズがゲーム序盤に4失点

 パドレス先発のザック・デイビーズは、レギュラーシーズンでは7勝を上げ、ダルビッシュ投手に続いてハーラー2位の勝利数を誇ります。

 そして2019年まではブルワーズに所属。このオフにトレント・グリシャムとともにパドレスに移籍してきたわけですが、ナ・リーグ中地区出身だけにカージナルスにとっては勝手を知った相手でもあります。

 その立ち上がり、ザック・デイビーズはヒットと四球でスコアリング・ポジションにランナーを進められ、ヤディアー・モリーナにRFへうまく運ばれ、まず1失点。ヤディアー・モリーナはこのゲームでポストシーズン100試合に出場したことに。

 さらに2回表、ハリソン・ベイダーのタイムリーシングル、コルテン・ウォンの2ランHRなど3点を失い、序盤2回を終えて4失点とゲームメイクできませんでした(スコアは0−4)。

 結局、ザック・デイビーズは2回終了でマウンドを降り、被安打5、失点4、自責点4という内容でした。

若い投手が2試合連続でゲームメイク出来ず

 パドレスはGame1でも若いクリス・パダックが立ち上がりに失敗。3回途中、8失点とゲームメイク出来ませんでした。これでパドレスは2試合連続で若いスターターがつまづいたことになりました。これが解消されたなら、パドレスはもっと楽なゲーム展開に持ち込めるのですが、課題ですね。

パドレス、中盤に4点差を追いつく

 カージナルスの先発はベテランのアダム・ウェインライト。3回まではランナーを背負いながらも無得点で凌いでいたのですが、4回裏、先頭のエリック・ホズマー、つづくトミー・ファム、ミッチ・モアランドに3連続安打を浴び、満塁のピンチを背負います。

 ウィル・マイヤーズの内野ゴロの間にまずは1失点。つづくオースティン・ノラに四球を与えて再び、満塁となったところで、降板。

 2番手はレギュラーシーズンの最終戦に好投したオースティン・ゴンバー。ゴンバーは代わりばな、ジェイク・クロネンワースに四球を与え、押し出しで1失点(スコアは2−4)。その後は2者連続三振でピンチを切り抜けました。

 カージナルスは6回表に、デクスター・ファウラーのタイムリー二塁打などで4得点。6-2とパドレスに4点差をつけて、ゲームが決まったかに見えました。

 しかし、6回裏、カージナルスは豪腕左腕のジェネシス・カブレラがいきなりの2四球で1アウトを奪ったところで交代。

 ピッチャーはジオバニー・ガヤコスに代わったのですが、代わりばな、フェルナンド・タティス・ジュニアが、3ランHRで一気に5−6の1点差に。

 さらに続くマニー・マチャードにもBack to Back HRが飛び出し、パドレスはついに6−6のタイスコアに持ち込みました。

 7回裏、パドレスはウィル・マイヤーズとフェルナンド・タティス・ジュニアのHRでさらに3点を追加。スコアは9-6に。

カージナルスも追撃

 カージナルスは8回表に、2本の犠牲フライで2得点を奪い、スコア8-9 と1点差まで詰め寄ります。

 8回裏、パドレスはウィル・マイヤーズにこの日、2本目となるHRが飛び出し、2得点。スコアを11−8とし、リードを2点に拡げました。

ローゼンタール、古巣相手にセーブ

 9回表、パドレスのマウンドにはトレバー・ローゼンタールが上がりました。元はカージナルスのクローザーでしたね。

 ローゼンタールは先頭のポール・ゴールドシュミットにソロHRを許し、1点を奪われるも、復活した90mph後半のファストボールで追撃を交わし、逃げ切りに成功。

 パドレスが11-9のスコアで死闘を制しました。

  これで1勝1敗。決戦はGame3に持ち越しとなりました。

D・ラメット、M・クレビンジャーはPS出場せず

 Game3ですが、パドレス監督のジェイス・ティングラーは先発投手はNO Planであるとコメント。

 パドレスは本来なら、ディネルソン・ラメットかマイク・クレビンジャーを起用したいところでしたが、二人とも怪我でポストシーズンの出場はなくなりました。

 そうなるとブルペン総動員のオープナーになるかもしれませんね。

 カージナルスが、フェルナンド・タティス・ジュニアに対してどういう対策をとってくるのか、非常に楽しみですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2024】大谷選手が日本人メジャー歴代最多HRを達成
【MLB2024】シーズン最初の5先発でERA 0.66! カッター・クロフォード(BOS)がクレメンスに並ぶ!
【MLB2024】カブス・今永投手はついに初自責点を記録するも、またもQスタート達成で3勝目
【MLB2024】レンジャーズ、ジャック・ライターがついにメジャー・デビュー!しかし、翌日にAAAへ
【MLB2024】タナー・ハウクがシャットアウト勝利!試合時間はたったの1時間49 分!
【MLB2024】ムーキー・ベッツが5-5! 過去のキャリアハイの打率.346、安打数 214を超えるシーズンになるか!
【MLB2024】マイケル・ローレンツェンのレンジャーズ・デビューはスコアレス投球!
【MLB2024】カブスの鈴木誠也選手が10 Day ILへ(右腹斜筋)
【MLB2024】カブス・今永投手が2勝目!ERA は未だ0.00 !鈴木誠也選手が勝ち越し援護弾!
【MLB2024】アスレチックス、投手陣が改善!P・ブラックバーンは19.1 IPスコアレス、メイソン・ミラーは104mphを記録
【MLB2024】ホワイトソックスは試練が続く!3Bのヨアン・モンカダが少なくとも3ヶ月の離脱へ(右内転筋)
【MLB2024】レッドソックスのトレバー・ストーリーが左肩手術で今季終了!ニック・ピベッタも肘痛を発症
【MLB2024】レッドソックス、セダン・ラファエラと8年/50Mドルで延長契約
【MLB2024】日食(Solar eclipse)
【MLB2024】スティーブン・ストラスバーグの引退が正式に決まる!
【MLB2024】UCL損傷の投手が続出!シェーン・ビーバー、スペンサー・ストライダー、エウリー・ペレス、J・ロアイシガら(追記あり2)
【MLB2024】山本由伸投手、2度の満塁のピンチを乗り越え、メジャー初勝利!5.0 IP、8 K!
【MLB2024】カブス、ドジャースに打ち勝つ!鈴木選手は3 RBI、大谷選手は今季2号
【MLB2024】「出ました!」大谷選手、爆音とともに今季第1号HR!
【MLB2024】「お待たせ!」と言わんばかりにブライス・ハーパーがグランドスラムを含む3HR
【MLB2024】早くもノーヒット・ノーランが成立!アストロズのロネル・ブランコがキャリア8戦目の先発で偉業を達成
【MLB2024】パイレーツがルーキー・ジャレッド・ジョーンズの好投もあり開幕4連勝
【MLB2024】山本由伸投手がホーム・デビュー!途中からの降雨にもかかわらずスコアレス投球で好投
【MLB2024】ブレーブスが連勝スタート!フィリーズは先発のノラがラフ・スタートで大敗
【MLB開幕2024】”球際に強すぎ”!ブルワーズのジャクソン・チューリオがデビュー戦で輝く
【MLB2024開幕】レッドソックス、タイラー・オニールの5シーズン連続開幕HRなどで勝利
【MLB】2024シーズンが開幕!オープニング投手一覧!CWSはギャレット・クロシェを起用
【MLB2024FA】最後の有力FA、ジョーダン・モンゴメリーはDバックスに決定!1年/25Mドル保証+オプションで合意
【MLB2024】トラウトの400HR、翔平の200 HRなど、2024シーズンに到達しそうなマイルストーン一覧!
【MLB2024】ロッキーズが22才のSS、エジキエル・トーバーと7年の契約延長
タイトルとURLをコピーしました