カージナルスの豪腕リリーバーが今季復活
現地2022年2月25日の話題です。CBAトークに筆者自身もうんざりしているので気分を変えていい話題を。カージナルスの豪腕が復活しそうです!
2021年に51試合に登板するも、カージナルスが追い込みをかけていた8月後半に戦線を離脱。シーズン・エンディングとなっていて、心配されていた豪腕のライアン・ヘルスリー(Ryan Helsley)が2022年復帰できそうです!!

マウンドから97mph!いつでもOK
ライアン・ヘルスリーは現地2022年2月25日、自身のインスタグラムで自主トレ中のマウンドからのスローイング動画を投稿。マウンドにはL字のネットがありましたから、おそらくライブBP(Batting Practice)のセッションだったと思いますが、バッターと対峙して投球。投稿では97.8mphをマークしています。
当ブログとインスタグラムは相性が悪いので、その模様をご覧になりたい方は下記にリンクをつけておきます。ストーリーで投稿されているので、彼のアイコンをクリックすると動画が出てきます。
Ryan Helsley (@ryanhelsley14) • Instagram photos and videos
右肘と左膝
カージナルスは2020年シーズン、パンデミックを起こしてしまいましたが、ライアン・ヘルスリーもそのうちの一人でした。
2021年は開幕から順調にスタート。しかし、8月20日に右肘痛を発症し、一旦は10Day IL入り。肘痛だけかと思っていたのですが、同時に膝にもトラブルを抱えていたことが判明。そして9月に入り、60Day IL入りとなり、左膝の手術でシーズン・エンディングとなっていました。
その間はスローイングもストップしていたことが幸いしたようで、右肘はリハビリを経て回復。
今回、2022シーズンのスプリングトレーニングに向け、いつでもOKの状態になったというお話です。
101mphの豪腕
今のメジャーリーグの投手は、テイクバックをショートにする投げ方か、あるいはスローイング・アームを大きく回し、肩や背中の大きな筋肉を使って投げ、肘への負担を軽減させる投げ方の2つが主流と言っていいでしょう。
ライアン・ヘルスリーは明らかに後者。大きな筋肉を使うことは意識していたとは言え、やはり登板過多などもあり、肘への負担がかかっていたようです。
ドラフト5巡目、2019年にデビュー
ライアン・ヘルスリーは1994年7月28日生まれで、現時点で27才。ドラフトは2015年のカージナルスの5巡目指名。デビューは2019年4月。
2021シーズンはBB9が5.1、2020シーズンは6.0とコントロールはもともとあまりよくありませんが、それを補って余りあるファストボールが魅力。平気で101mphを投げてきます。変化球はカット、カーブ、チェンジアップ。2021年はカーブの比率が6.8%と前年の17.0%より減らしましたが、カーブも縦の変化でいいものがあります。ただ、カーブの時は腕がかなり上がりますので、打者からするとわかりやすいかもしれませんが、それでもコース高さともに良いものがあります。
下記は2019年、デビューイヤーの模様。いいボールが来ています。
剛球右腕も復活ということで、早く2022年のスプリングトレーニングのゲームが見たいところですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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