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【NLCS2024】リンドーア、ビエントスに一発!メッツがシリーズ・タイに!LADはやはりマナエアに苦戦

NLCS Gm2: NYM 7 @ 3 LAD

 現地2024年10月14日、メッツ@ドジャースのNLCS Gm2はローカル時間で1:08PMのファーストピッチのデーゲームで行われました。この日からALCSもスタート。MLBは毎日ゲームが行われるようスケジュール設定がなされており、しかも今季はヤンキースが残っていることもあり、東海岸の夜の時間帯は当然のようにヤンキース戦がセットされております。ゆえに時間をずらすようにロスでのNLCSはローカル時間の昼間に行われます。

 前日のGm1は9-0で大勝したドジャース。ローテーションの柱であるジャック・フラハーティーを中6日で登板させることが出来たこともあり、完璧な試合運びで1勝目をものにしました。

メッツ、2回で6点をリード

MLB Gameday: Mets 7, Dodgers 3 Final Score (10/14/2024)
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 しかし、Gm2はシーズン途中に腕の角度を下げて現時点で最も打ちにくい投手に変貌を遂げたと言っても過言ではないショーン・マナエアが登板。

 左打者の多いドジャースにとってGm1とは違い、かなりの苦戦が予想される中、自軍の先発はどういう手を打ってくるのか?が気になりましたが、ブルペン・ゲームを決断しました。オープナーの場合、2番手が中盤まで稼働するパターンがほとんどで、2番手がリレーの中心でもあるのですが、その意味でこの日は2番手に起用されたランドン・ナックのゲームでもありましたが、大炎上となりましたね。

リンドーアがリードオフHR

 1番手を指名されたのはいつもの通り、ライアン・ブレイジャー。そのブレイジャーはまたしてもレッドソックス時代のようにど真ん中に投げ込んでしまい、リードオフのフランシスコ・リンドーアにリードオフHRを打たれてしまいます。この後、1アウトからブランドン・ニモに四球を与え、どうなるのか?と思われましたが、この後はダブルプレーに斬って取り、なんとか1失点のみに抑えました。

ランドン・ナックが5失点

 そしてひょっとしたら先発もあり得るのではないか?と思われたランドン・ナックがオープナー時にキーとなる2番手に起用されました。しかし、この日は荒れましたね。

 ランドン・ナックはスターリン・マルテにシングル、ジェシー・ウィンカーに四球を与え、ノーアウト1、2塁のピンチを招くと、ホセ・イグレシアスはポップフライに打ち取って1アウトは奪ったものの、つづくタイロン・テイラーに2塁打を打たれてマルテが生還して2点目。

 そしてフランシスコ・アルバレスもポップフライに打ち取り2アウト。ここまでは良かったです。

マーク・ビエントスがGS

 ノーアウト2、3塁でフランシスコ・リンドーアを打席に迎えたところでドジャース・ベンチは申告敬遠を指示。リンドーアは前の打席でHRを打ってはいるものの、次の打者はポストシーズンで大当たりのマーク・ビエントス。コントロールの定まっていなかったナックが満塁になってしまうと、ボールが中に集まってしまうことが予想されましたが・・・、結果は自分で自分の首を締めることに。

 ナックはスライダーをなんとかアウトローに決めようとしますが、そのほかのボールは9分割の真ん中の□にきれいに集まるほどやはり中に集まってしまいました。結果、9球目にど真ん中に投げてしまい、ビエントスに右中間スタンドに放り込まれるグランドスラムに。ビエントスはまたしても素直なバットの角度でしたね。

  2回を終えてメッツが6-0とリード。

 ランドン・ナックは3回表にも2アウト満塁のピンチを迎えますが、ここはなんとか無失点に抑えました。ナックは自身の不調もあったものの、ちょっとかわいそうな結果になりましたね。

ショーン・マナエアがLA打線を沈黙させる

 そしてメッツ先発のショーン・マナエアですが、いいピッチングを展開しました。

 おそらく見たことがないほどの角度から放り込まれるボールにドジャース打線は左右に関係なく大苦戦。大谷選手は2打席連続で三振。5回裏の3打席目にスウィーパーに対応したものの、1塁ポップフライでもはや打たされたような打席。

 結果、ショーン・マナエアは5回を投げて被安打2の7奪三振。失点は3、自責点は2(後述します)。

 ドジャース打線はマナエアには次も苦戦しそうです。ただ、腕を下げたマナエアはまだコントロールが不安定なところがあり、この日はBB 4です。崩れるとしたら、自滅ということになりそうです。

マンシーがHR

 ドジャース打線にとって朗報はそのマナエアから左打席のマックス・マンシーがHRを放ったこと。6回裏に2点を奪いましたが、これも四球がきっかけです。

 さらにこの日、一人気を吐いたのはトミー・エドマン。4-3で2RBI。凡退した打席もライナー・アウトで全ての打席で捉えていたことになります。マナエアとは2-1。

 マナエアは6回途中で降板となり、ドジャース打線は2番手のフィル・メイトンからエドマンが2点タイムリーシングルを放ち、2得点。しかし、この後チャンスが続いていたものの、キケ・ヘルナンデスがダブルプレーに倒れて2点止まり。

 この後は99mphを超えるライン・スタネックに抑え込まれ、最後はエドウィン・ディアスが登板。エドウィン・ディアスは今後もチャンスは作れそうです。

 結果、7-2でメッツが勝利。シリーズを1勝1敗としました。

 Gm3はニューヨークに飛び、ウォーカー・ビューラーとルイス・セベリーノのマッチアップとなっています。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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