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【MLB2023】かつてのトップ・プロスペクト、ノーラン・ジョーンズがロッキーズで開花!

とてつもないパワーで大暴れ中

 かつてのクリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)のトップ・プロスペクトから2年。ノーラン・ジョーンズ(Nolan Jones)は今季、コロラド・ロッキーズで大活躍を見せています!

 今オフのトレードでロッキーズに移籍してきたノーラン・ジョーンズは、開幕をトリプルAで過ごし、39試合で打率.356、12 HR、42 RBIでメジャーに昇格。

かつてのトップ・プロスペクト

 5月下旬にコールアップされたノーラン・ジョーンズは、RF、LF、1Bの内外野を守り、5月26日のメッツ戦でのシーズン・デビューから現地2023年6月14日のレッドソックス戦までここまで18試合に出場。4HR、4 SB、そして打率.339の好成績を残しており、かつての高校生野手としてドラフト2巡目で指名され、元インディアンスのトップ・プロスペクトであったことを証明するような活躍ぶりを見せています。

470フィート以上のHRを2本!

 ノーラン・ジョーンズは上述の通り、今季はまだ18試合のみの出場で、PA(Plate Appearance)においても68とサンプル数としてはまだまだ少ないです(現地2023年6月14日終了時点)。

 ところが、彼が尋常ではないと感じさせるシーンが2つほどありました。

 それが2本HRシーンで、その打球角度、飛距離から「これはただものではない」と思わせる強烈な印象を与えています。

472フィートのサヨナラHR

 最も強烈なイメージを放ったのが6月11日のパドレス戦でのサヨナラHR。ロッキーズは8回裏に2点を上げて3-3のタイスコアに持ち込んだものの、9回表にジャスティン・ローレンスのワイルドピッチで1点を勝ち越され3-4のビハインドで最終回の攻撃に突入。

 9回裏、大雨の中、先頭のライアン・マクマホンがまずは同点のソロHR。その後、レイン・ディレーがあり、1時間25分後にゲームが再開。パドレスのピッチャーはトム・コスグローブからブレント・ハニーウェル・Jr.にスイッチ。ランダール・グリチャック、マイク・ムスターカスが倒れ、2アウトランナー無しとなったゲームは延長の雰囲気を漂わせましたが、それを切り裂いたのがノーラン・ジョーンズの強烈なサヨナラHRで、飛距離は472フィートを記録しました。472フィートは143.866メートルです。

483フィートのHR

 そしてもう1本は時間が前後しますが、6月7日のジャイアンツ戦。6回裏、ローガン・ウェブの92.2mphのシンカーを捉えた打球はなんと483フィートを記録。これはメートル換算で147.218メートル。

 強烈な1打でした。

 かつて大谷選手がシアトルのアッパー・デックに放り込み、ジャスティン・アップトンを大いに驚かせたことがありましたが、ノーラン・ジョーンズのHRはそれを上回る飛距離だったということです。

 ノーラン・ジョーンズは現地2023年6月14日時点で、2023年に470フィート以上の飛距離のホームランを2本放ったメジャーで唯一の選手です。

守備でもHR強奪

 なお、守備でも光るものがあり、6月12日のレッドソックス戦ではラファエル・デバースのHRを1本阻止しました。いい当たりだったんですけどね・・・。

 もともと3Bとしてドラフトされたジョーンズは、OFの守備にも順応。さらに18試合ですでに4盗塁の足もありますから、いいものを持っているのも確かです。

 彼を3BからOFに転向させたのは、当時のインディアンスです。

 なお、現地2023年6月14日のレッドソックス戦では、2-2のタイスコアで終盤7回の1アウト2、3塁の場面。余計な点を上げてはいけないところで、打球を後逸という痛いミスも・・・。このような痛い目にも合って、さらに打球への判断力も高まるのだと思います。

ノーラン・ジョーンズとは

 ノーラン・ジョーン1998年5月7日生まれの25才(現地2023年6月14日時点)。

 右投げ左打ちで、193cm。2016年のアマチュアドラフト2巡目でクリーブランド・インディアンスから指名され、プロ入り。上述の通り、もともと3Bでしたが、インディアンスがマイナー時代にOFに転向させています。1Bも守っています。

 2016年、ルーキー・レベルのAZLインディアンスでは、32試合で打率.257。2017年はシングルAマイナスで62試合で.317/.430/.482をマーク。

 2018年はクラスAのレイク・カウンティ・キャプテンズとクラスAプラスのリンチバーグ・ヒルキャッツの2レベルに出場。初めてフルシーズンとなりました。2レベル併せて、.283/.405/.466、19HR 、66 RBIと好結果を残しました。

 2019年は同リンチバーグで開幕し、77試合で打率.286をマークした後、ダブルAのアクロン・ラバー・ダックスに昇格。なお、この年、フューチャーゲームに選ばれています。

 このシーズンはトータルで126試合に出場し、.272/.409/.442、22 ダブル、15 HR、81 RUN、63 RBIをマーク。BB 96というのも光りました。シーズン終了後にはAFL(アリゾナ秋季リーグ)に参加しています。

 2020年はマイナー・キャンセルのため、出場記録はなく、2021年はトリプルAに昇格。99試合で.233/.356/ .431、13 HR、25 ダブル、48 RBIをマーク。

 2022年はトリプルAで開幕を迎えましたが、7月8日にクリーブランド・ガーディアンズでメジャーデビュー。デビューはロイヤルズ戦にRFで先発出場。ゲーム自体は3-4で敗れたものの、ノーラン・ジョーンズは3-2、1ダブル、 1 RBIをマーク。

そしてキャリア最初の4試合で8 RBIを記録。これは1936年のロイ・ウェザリー以来、クリーブランドの選手として初の快挙となったのでした。また、キャリア最初の4試合で4RBIを記録した選手は、2006年のケビン・クーズマノフ(Kevin Kouzmanoff)に次いでクラブ史上2人目。2022年はメジャー最初のシーズンで28試合に出場。打率.244、2 HR、13 RBI、OPS+ 96 の好成績を残しました。 

 2022年11月15日、ロッキーズとガーディアンズ間でトレードが成立。マイナーリーガーのフアン・ブリトとのトレードでコロラド・ロッキーズに移籍。

 2023年シーズンはトリプルAのアルバカーキで開幕を迎え、39試合に出場。.356/.481/ .711、12 HR、13 ダブル、42 RBIと好成績をマーク。

 5月26日にデビューとなり、最初の18試合で .339/.397/ .613、HR 4,RBI 12、4盗塁をマークしています。

 飛距離の長いHRはコロラドでのHRゆえ、ある程度パークファクターも加味する必要もあるかもしれませんが、スイングの速さは本物です。パンチに加え、コンタクトも良いというなかなか優れた選手です。

 これからも面白い存在になるかもしれません。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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