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【MLB2020】メッツ新監督にルイス・ロハス氏を起用!評価高い内部昇格者を選択

アロンソもストローマンも大喜び!

 現地2020年1月23日、ニューヨーク・メッツは新監督に内部昇格者を選択。ピート・アロンソもマーカス・ストローマンもその就任を大歓迎するルイス・ロイス氏(Luis Rojas )に任せることを発表しました。契約は2020-21年の2年契約。3年めはクラブオプションです。

 メッツがカルロス・ベルトランからルイス・ロハスに監督を変えたのは例のサイン・スティーリング・スキャンダルであるということは後日のために記載しておきたいと思います。

ルイス・ロハスとは

 ルイス・ロハスは選手から非常に親しまれている人物。まだ38才です。そのキャリアを見ると、選手としてはメジャー昇格を果たせず、マイナーでの記録も出てこないほど。 

 しかし、マイナーでのコーチ、監督としての経験はずば抜けており、2019年のROY ピート・アロンソがダブルAにいた時の監督で、彼の就任をとても喜んでおります。また、マーカス・ストローマンは彼のもとで育ったわけではありませんが、一緒に過ごしたことのある経験から”LUIS ROJAS! Love love love it.”と大歓迎の意を表しています。

マネジリアル・キャリア

 ルイス・ロハスは2007年からメッツのマイナーのコーチに就任。そして2011年からはマイナーでの監督を経験してきました。2019年はメジャーリーグレベルでクオリティー・コントロールのコーチに就いていました。

https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=rojas-002lui#standard_managing::none

 そしてマイナー時代に育成に関わった選手はご覧のメンバー。今活躍している選手たちばかりですね。

サラブレッド、アルー一族

 ルイス・ロハス氏本人は上記の通り、メジャーでの活躍はなかった人ですが、血筋はものすごいです。まずは親族の関係性から。キーマンはやはり父のフェリペ・アルーです。そしてロハスの兄がモイゼス・アルー。この兄とは年が離れていますので、多少複雑な関係もありそうですがそこはノータッチ。要は父には2人の弟がおり、その弟の子供もメジャーリーガーであり、父には2人のメジャーリーガー関係の息子がいた。そんな家系になります。

  • (父)フェリペ・アルーFelipe Alou): 1935 May 12- 84才
  • (父の弟1=ルイス・ロハスの叔父)ヘスス・アルー: 1942 Mar 24 -77才
  • (父の弟2=ルイス・ロハスの叔父)マティ・アルー : 1938 Dec 22- 72才
  • (ヘススかマティの息子=ルイス・ロハスのいとこ)メル・ロハス: 1966 Dec 10- 53才
  • (ヘススかマティの息子=ルイス・ロハスのいとこ)ホセ・ソーサ: 1952 Dec 28→2013 Jun 8 -享年60才
  • (兄)モイゼス・アルーMoises Alou):1966 Jul 3- 53才 

父:フェリペ・アルー

Just a moment...

 父フェリペ・アルーはMLB通算17シーズンで2, 082試合に出場。ジャイアンツ、ブレーブスなどで活躍。2,101安打を放っています。打率.286、OBP .328、SLG .433、HR 206、RBI 852、SB 107。オールスター3度、

 また監督としてもエクスポスで10年、ジャイアンツで4年を経験。1994年にNL MOYを受賞しています。通算1,033勝1.021敗、勝率.503。

 またドミニカ共和国出身でMLBプレーヤーになった2人目のプレーヤー。ただ、一人目のオジー・バージル(Ozzie Virgil)はフェリペ・アルーの1958年のデビューより2年早い1956年にデビューしたのですが、キャリアWARは-0.5。よってドミニカ共和国のプレーヤーとして最初に道を切り開いたのはこのフェリペ・アルーと言っていいでしょう。

兄:モイゼス・アルー

Just a moment...

 兄のモイゼス・アルーはオリオールズ、エクスポス、アストロズ、メッツ、ジャイアンツ、パイレーツ、マーリンズで17シーズンを経験。オールスター6度、シルバースラッガー賞2度、1997年にマーリンズでワールドシリーズ制覇を経験。

どうして父と苗字が違う?

 ルイス・ロハスの父は上述の通り、フェリペ・アルー。親子なのにどうして苗字が違うのか?ということですが、どうやら以下の理由からロハスと名乗るようになったとのこと。

  • ドミニカ共和国は父姓、母姓どちらを名乗ってもよいというカルチャーがあるようです(MLB.comの記事より)。
  • 本来はRohasが正解でこれは父方の姓。アルーはフェリペ・アルーの母方の姓。
  • ずっとルイス・アルーで通してきたようですが、ナショナルズに在籍した時、クラブ側から”Rohas”に変えてくれないか?との依頼を受けて以来、ルイス・ロハスにしたようです。ナショナルズがそうしたかったのは、出生証明書が”Rohas”だったため。そのとおりに登録したかったようです。さすが首都D.C.のクラブですね。ドキュメントを大事にしたようです。

監督して良いシーズンを 

 偉大な父と親族に囲まれて育ったルイス・ロハスは有名人の親族との比較という、おそらく人には理解されないような苦しい時代を過ごしてきたのではないかと想像します。

 ここは監督してぜひ良いキャリアを築いていってほしいと思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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