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【MLB守備ドリル】SFGのカイ・コレアのメニューを見ると、メジャーがアクロバティックな守備を見せられる理由がわかる

凄腕の理由がわかる!

 ジャイアンツの新ベンチコーチ、カイ・コレア氏について記事を書きました。ゲーブ・キャプラーによる新体制にって大抜擢されたカイ・コレアですが、彼のフィールディング・ドリルの動画を見ると、なぜ彼がフィールディングコーチとして実績を残してきたかの理由がわかります。

 本日はその噂のフィールディング・ドリルについての記事です。

一流の動きが出来るようメニュー化

 はじめに、まとめておきたいと思いますが、彼のエッセンスは一流の内野手の動きを分解して基礎練習に仕上げていることです。

 彼が提供するステップを踏めば、メジャーの一流どころのSSや2Bの動きができそうに思えてします。そう思わせるだけでもすごいです。

 そしてコミュニケーションもうまいです。まったく体育会ではありません。自身がプロ経験皆無ということで引け目に感じることもなく、とても穏やかに出来たことは褒めてわかりやすく伝えています。

 では一番目から見ていきましょう。

 なお、この3本のVTRは2B、SS、1Bに限ったところで、しかもダブルプレーの動きが多いです。全体の中のほんの一部を公開してくれているだけだと思いますが、今現役の人やまだプレーしている人の参考になると思います。

 こういう基礎を習いたかったものです。

その1:2Bの動き

 自身も現役で守っていたポジションゆえ、一番最初が2Bのメニューの公開でした。

出演者

  • キーン・ウォン(Kean Wong/25才): 2019はLAA。ウェーバーでSFGがクレームオフ。ハワイ出身でカイ・コレアと同じ高校の出身。
  • オースティン・スレーター(Austin Slater/27才):OF&INF。

グラブさばき

 前半6分半まではショートレンジから小さいグラブを使ってショートバウンドをキャッチ。これがキャッチしてバックハンドでボールを置いたり、キャッチした後へその方まで腕を引くなど基本的なグラブの使い方が中心。最終的にはバックハンドでグラウンダーを処理するグラブ使いの練習までやっています(6:11)。なんだかやってみたくなるような動き。

セカンドベースへのトス(6:24

 グラブトス、アンダートス、バックハンドフリップ、ジャンプムーブで2Bへ送球、グラブ側にスピンして2Bへ送球

ダブルプレー、ベース上でのキャッチ(9:32

 2Bベース上での3パターンのキャッチと1Bへの送球態勢を作る練習。やや1B側でのキャッチ、パーフェクトスロー(ON BASE)、送球がややLF側に逸れた場合のキャッチ。

その2: SSのダブルプレーの動き

 次がSSの動き。主にダブルプレーを想定したメニューですが、これもしっかりと基礎があるのですよね。彼がメニュー化したのでしょう。これを見るとメジャーのSSがなぜあんなアクロバティックな動きが出来るのか、わかる気がします。

主な出演者

  • マウリシオ・ドゥバーン(Mauricio Dubon/25才):2019のトレードデッドラインでブルワーズがドリュー・ポメランツとレイ・ブラックを獲得する際に差し出したプロスペクト。
  • ドリュー・ロビンソン(Drew Robinson/28才):2019はSTL。UTLプレーヤー。
  • ホルベルト・カブレラ(Jolbert Cabrera) :トリプルA・ファンダメンタル・コーチ。2008年に現役引退。
  • クリスチャン・アダメス(Christian Adames/28才):マイナーの内野手 
  • ホセ・アルグアシル(Jose Alguacil) : 元SFG内野手。現ダブルAマネージャー
  • ロン・ウォタス(Ron Wotus): 2017年までのSFGのベンチコーチ。2020は 3Bコーチ。

右足1本でのキャッチボール

 手始めに右足一本でのキャッチ&スロー。オーバースローとアンダースローの2パターン。もしサウスポーの人がいれば左足一本で。のちのちこれが効いてきます。この人、本当にすごいです!このメニューはいい勉強になりますね。

1:22 フットワークとスロー

 SSでのダブルプレーのスローイングのパターンを3つ。

  1. ノーステップで2Bへ、
  2. 右膝をついてノーステップで2Bへ、
  3. 最後が秀逸(4:09)!右足の前でキャッチ、この時右足一本のまま。そのまま右足一本でノーステップで2Bへ。

 残り時間はより実践に近いかたちでのノックでそれらを反復。

その3:1Bのベース上の動き

追加の出演者

  • NICK ORTIZ:Quality Assuarance Coach
  • Jason Wood: Minor Infield Coordinator.

守備位置から1B ベースカバーへの動き。

 先に右手側にターンしてベースに向かう。練習としてベースについたら相棒が近くでボールを落とす。それをショートバウンドでキャッチ。バックハンド、フォアハンドの2パターン。

ベースまたぎ(3:17

 小股で反復横飛びのような動きでベースを片足ずつ踏みながら横切った後、ショートバウンドの送球をすくう。

動画としても楽しめる

 野球好きゆえかもしれませんが、もう普通に動画としても楽しめます。

 なお、今回映っている選手はマウリシオ・ドゥバーンのようなプロスペクトもいますが、彼もすでに25才。中堅の選手が中心です。一度カイ・コレアのドリルをやって基礎を思い出せ!として送り出されたのかもしれません。 

 お読みいただき、ありがとうございました。

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