【MLB2020】シーズン60試合で.390の高打率達成者が出るか!?162試合制の打率ランクも

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まもなくST2.0開始

 現地2020年6月27日、まもなくスプリングトレーニング2.0が始まります(7月1日)。楽しみですね!

米国内の状況(現地2020年6月27日)

 米国内は新型コロナウィルスのアウトブレイクがまだ収まらない状況。CDCのサイトでは現地2020年6月26日時点で、44,602名の新規感染が発生しました。これは1日のうち最高だった4月6日の43,438を上回る数字。

 米国内ではまだ不安要素があります。それは”Black Lives Matter”に端を発するデモ、騒乱です。第7代アメリカ大統領のジャクソン元大統領の銅像を引き倒そうとするものが現れる事態に。さすがにこれは逮捕されました。

 さらにもっと過激なのはキリスト像の撤去まで求める運動も芽生えつつあること(NEWS WEEK JP)。これに手をつけ始めるとただでは済まないくらいの騒乱が起きると思われます。

 せっかく復活するが決まったベースボールですが、果たして無事に7月23日、あるいは24日に設定されるはずの開幕まだたどり着けるのか、余談が許さない状況であることは確かです。

60試合シーズンで予想される数字の変化 

 話を野球に戻しましょう。

 今季は60試合のシーズンとなる予定ですが、今までの半分以下の37%の試合数となります。

 試合数が少ないということは、蓄積型のスタッツであるHR数、RBI、安打数、盗塁数などがもちろん減少します。投手ですと勝利数、奪三振数ですね。

 その代わりに伸びそうなのが、確率を求めるスタッツ。特に短いシーズンになったということで、バッティング・チャンプ、つまり「バッティング・アベレージ」が非常に高い数字になることが予想されます。

4割は厳しいか

 筆者も4割打者が出るのでは?と思いながら、書き出したのですが、後述しますが、60試合という数字はおそらく4割をキープできない試合数になるかと思います。

 本当は達成してもらいたいのですが。

162試合制はいつから?

 現在の162試合制が始まったのは1960年代前半。ア・リーグとナ・リーグではスタートしたシーズンが違います。ア・リーグは1971シーズンから、ナ・リーグは1962シーズンからのスタートです。

シーズン歴代最高打率は?

 歴代最高打率はヒュー・ダフィー(Hugh Duffy)が1894年に達成した.4397。この年は125試合の開催。

 当時では飛び抜けた数字だったとは思いますが、さすがに野球の質も今とは違いますので、両リーグが162試合を導入し始めた1962年以降を見て見ますと、ご覧のような結果に。

【1962年以降の打率トップ14】

※訂正しました。

  1. トニー・グウィン(SDP): .3938 (1994) L ※シーズンがストにより途中で終了。
  2. ジョージ・ブレット(KCR): .3898 (1980) L
  3. ロッド・カルー(MIN) :.3880 (1977) L
  4. ラリー・ウォーカー(COL):.3790(1999)L
  5. ノマー・ガルシアパーラ(BOS):.3724 (2000) R
  1. トッド・ヘルトン(COL): .3724 (2000) L
  1. イチロー選手(SEA): . 3722 (2004) L
  2. トニー・グウィン(SDP) : .3716 (1997) L
  3. アンドレス・ガララーガ(COL): .3702(1993) R
  4. トニー・グウィン(SDP):.3701 (1987) L 
  5. バリー・ボンズ(SFG): .3697 (2002) L
  6. トニー・グウィン(SDP):.3682 (1995) L ※ストの影響で4/26開幕で144Game
  7. ジェフ・バグウェル(HOU):.3675(1994) R ※ストの影響で8月後半にシーズン終了、アストロズで115試合消化で終了
  1. ウェイド・ボッグス(BOS): .3675 (1985) L 
  1. ウェイド・ボッグス(BOS):.3664(1988) L
  2. ラリー・ウォーカー(COL): .3662(1997) L
  3. リコ・カーティー(ATL): .3661(1970) R
  4. ジョー・マウアー(MIN): .3652 (2009) L
  5. チッパー・ジョーンズ(ATL): .3645 (2008) S※スイッチ
  6. ロッド・カルー(MIN): .3639 (1974)L
  7. ラリー・ウォーカー(COL): .3634(1998) L

 トップ21といういささか中途半端なランキングとなりました。162試合制ということで1962年以降の数字をピックアップしたのですが、ストライキの影響で試合数が減った1994年と1995年の数字も入っていることはご了承ください。

 やや横に逸れますが、なお1962年以降打率トップ10で同一選手が複数回入ってはいるものの、10人中8人が左打者。右打者は5位でガルシアパーラが入ってくる状況。ただ、右打者でこの数字はすごい。

 またイチロー選手の凄さもここでわかりますね。

 なお、これも余談ですが、元ヤンキース監督のジョー・トーリは1971年に.3628でバッティング・チャンプとなっています。

162試合制で.370台

 162試合もゲームをすればいくら当たっていても、最高で.370台というところになるという過去の実績があります。

60試合では?

 では60試合ではどうか?バッティング・アベレージでシーズン途中の数字を検索するのはかなり困難。

 よって、当たりをつけてその選手の60試合時点での成績をピックするしかありません。

 また、今回真夏のスタートですが、季節的な要素も本来は加味しないといけないです。しかし、いつからスタートさせるのか、シーズン中のある日から60試合で切って数字を出すのはさらに困難。

 よって参考数字ということで、2019シーズンに高打率を誇った数名の選手が、開幕から60試合まででどれほどの打率を残したかを見ていきます。

2019年の60試合時点での数字 

 特に高打率を残しそうな選手をピックします。60試合なら規定打席は186。

  • コディー・ベリンジャー(LAD):.376 (2019年6月2日 vs PHI)
  • クリスチャン・イェリッチ(MIL): .313 (2019年6月2日 vs PIT)
  • マイク・トラウト(LAA): .298 (2019年6月3日 vs CHC)
  • ティム・アンダーソン(CWS): .323 (2019年6月4日 vs WSH)
  • アンソニー・レンドン(LAA): .335 (2019年6月4日 vs CWS)

 2019年の実績ではこのような数字でした。開幕時期が違う点などもありますが、あまり参考にはなりませんが、どちらかというとスロースターターの選手が多いというところです。

予め60試合とわかっていれば?

 そして予めシーズンが60試合で終了ということがわかっているかどうかの違いというのもペース配分の意味で違ってくるとは思います。

若手が一気に獲ってしまうか?

 その意味で若手が勢いに乗って60試合を突っ走る可能性も有るのが、2020シーズンが未知で面白いところかもしれません。

 いずれにせよ、ドジャースのコディー・ベリンジャーは頑張ってくれそうです。そして、ア・リーグではホワイトソックスのヨアン・モンカダ当たりも良い数字を残すかもしれませんね。

さすがに4割は厳しいと思う

 結論ではありますが、さすがに4割という訳にはいかない試合数かと思います。.380当たりでトップ争いするだけでも相当面白いとは思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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コメント

  1. データ好き より:

    いつも拝見してしております。更新お疲れさまです。
    しかしどういう事でしょう?シーズン最高打率については
    1962年以降、ストも含めるならパッと思いつくだけでも

     394.1994年 グウィン
     390.1980年 ブレット
     388.1977年 カルー
     379.1999年 ウォーカー

    と上にいると思います。博識の管理人さんらしくないですね?
    連続する60試合の最高打率については
    「ちょっとマニアックなMLBの記録」の管理人さんが
    詳しいデータを出しておられます。それによると
    ’486.だそうです。

    • hirotee より:

      データ好き 様
      コメントをありがとうございます。
      ご指摘の通りです。記事、訂正しております。