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【MLB契約2021】ブレーブス、シェーン・グリーンとサイン

MLB移籍/FA情報

ATL、ブルペンにテコ入れ

 NLイーストで3連覇中のアトランタ・ブレーブス。現地令和3年5月9日(日)のフィリーズ戦で、アーロン・ノラを打ち込み、6-1で勝利。17勝17敗で、勝率を5割に戻しました(BOX SCORE)。もっとも、今季は負け越しては5割にというのを繰り返しており、なかなか大きく勝ち越すことが出来ず、苦戦しています。

 2021年のアトランタでのオールスターの開催のキャンセル以降どうも調子がよくないですね。これは本当に余計な動きでしたが、もちろん不調はそれが原因ではなく、実際、故障者が多いのが一番痛いところです。ブレーブスはその状況であっても、なんとかその実力でしのいでいるというところ。

 その苦戦の原因の一つがブルペンでもあるのですが、現地2021年5月9日(日)、FA右腕で未契約となっていたシェーン・グリーン(Shane Greene )と再契約しました。

契約内容

 シェーン・グリーンとブレーブスの契約内容は1年/$1.5M(2021)。2021年のレギュラー・シーズンは現時点ですでに5月の1/3を経過していますが、実際の支払いは、$1.5Mをプロレーティッド、つまり日割りする金額になります。目安としてで$1.1Mから$1.2Mくらいになりそうです。

ATLとは再契約

 2020シーズン終了後、ブレーブスからFAとなったシェーン・グリーン。今回は再契約ということですが、ブレーブスはシーズン開始前にサインしませんでした。今やパドレスで大魔神的な活躍を見せているマーク・マランソンとの再契約を見込んでのサインしなかったのかと思われたのですが、マランソンもそのまま流したので非常に意外ではありました。

サラリーはかなりダウン

 シェーン・グリーンは2019年のトレードデッドラインでタイガースからブレーブスに移籍。2019年1月にタイガースと調停を避けてサインした契約は1年/$4M。2020年、最後の調停イヤーではブレーブスと$6.75M-$6.25Mで争いましたが、調停に敗れ、1年/$6.25M。よって、今回のディールはかなりダウンした金額になりました。

直近2年は重要な場面で活躍 

 シェーン・グリーンですが、2019年のトレードデッドライン前、デトロイトでは38試合でERA1.18と抜群の成績を残しました。セーブは22。アトランタ移籍後は27試合でERA 4.01とやや数字が悪くなりましたが、これはさらに厳しい場面のセットアップ・ロールだったということもあります。ボルスター・ブルペンでブレーブスの後ろは厚かったですね。

Greene named AL Reliever of the Month

 2020年のショート・シーズンでは28試合でERA2.60。シェーン・グリーンの存在は大きかったですね。

 シェーン・グリーンの加入でなんとかブルペンを改善したいところです。

2021年のブレーブスのブルペン

 今季のブレーブスのブルペンですが、現地2021年5月9日時点でリリーバーのERAは4.45。これはナ・リーグ15チーム中11位の成績。

左腕2人はグレート

 やや不思議な点もあるのですが、ウィル・スミス、A.J.ミンター、ルーク・ジャクソンの3名は非常に良いのです。タイラー・マツェックはまあまあ。

  • ウィル・スミス(クローザー)/LHP: ERA 2.57 (15試合)
  • A.J. ミンター/ LHP : ERA 2.81(17試合)
  • ルーク・ジャクソン/ RHP : ERA 1.38(14試合)
  • タイラー・マツェック/LHP : ERA 3.60 (16試合)

 問題は彼ら以外が非常に悪いのが、ブルペンで苦戦している原因かと思います。

  • ジョシュ・トムリン/RHP: ERA 4.66(16試合)
  • ジェイコブ・ウェブ/RHP: ERA 6.55(10試合)
  • ネイト・ジョーンズ/RHP: ERA 3.48(12試合)→5/7にDFA
  • ジェシー・ビドル/LHP: ERA 8.59(5試合)
  • ショーン・ニューカム/LHP: ERA 8.53(7試合)
  • クリス・マーティン/RYP: ショルダー・イシューでIL

 原則Aチーム、Bチームではありませんが、1イニングであっても疲弊させないようにブルペンも可能な限り連投を避けるように配備しますが、2グループにうまく配備できる頭数が揃っていないのが、苦戦の原因かと思います。

5イニング目のERAが5.56

 ブレーブスが中盤でいかにやられているかですが、5イニング目のERAが5.56でこれはナ・リーグのワースト2。7回以降のERAが3.86で、これはナ・リーグ9位でまだマシな方なのですが、先発が疲れて早めにスイッチした後、中盤でいかにひっくり返されているかということがこの数字にあらわれているようです。中盤にひっくり返されては投打ともに苦しい展開にならざるを得ませんから。

クリス・マーティンの復帰は朗報

 ブルペンが安定感を欠いた大きな要因の一つがクリス・マーティンが右肩の炎症でILに入ったことです。今季はまだ2試合しか投げていません。ERAは5.40。しかし、そのクリス・マーティンが5月4日にリハビリ投球を開始。復帰はかなり近そうです。

マックス・フリードも復帰

 こちらは先発ローテーションですが、右ハムストリングス痛でILとなっていたマックス・フリードは現地12日のトロント戦から復帰します。

 ブレーブス、そろそろ出揃ってきそうですので、巻き返したいところですね。

トラビス・ダーノーはシーズン終盤

 さて、IL絡みの情報ですが、5月1日のトロント戦でホームの交錯ブレーで左手の親指を負傷した捕手のトラビス・ダーノーですが、60ILとなっています。症状は思った以上にひどく、結局手術を行いました。ダーノーはシーズン終盤に復帰できるかどうかという状況。

 今のところ、ブレーブスは捕手に23才のプロスペクト、ウィリアム・コントレラスを起用しています。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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