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【MLB移籍2026】ホワイトソックスがジョーダン・ヒックスとデービッド・サンドリンをレッドソックスからトレードで獲得

CWS-BOSの間でのトレード

 現地2026年2月1日、ホワイトソックスとレッドソックスの間でトレードが成立。剛腕のジョーダン・ヒックスとデービッド・サンドリンがホワイトソックスへ移籍することとなりました。

 投手の補強を考えていたホワイトソックスはトレードでそれを実現することとなりました。

トレード概要

ホワイトソックスGet

  • ジョーダン・ヒックス(Jordan Hicks/29)RHP
    • ヒックスのサラリーの一部$8Mも
  • デービッド・サンドリン(David Sandlin/25)RHP

 ホワイトソックスはすでにロスターがフルなため、この2名のスペースのために40manロスターを調整する必要があります。

レッドソックスGet

  • ゲイジ・ジール(Gage Ziehl/23) RHP
  • PTBNL(Player to be named later: 後日指名)

ジョーダン・ヒックスの契約 

 ジョーダン・ヒックスの現在の契約は2024年1月にジャイアンツとサインした4年/$44M (2024-27)。こちらは2026年と2027年にそれぞれ$12M、計$24Mが残っております。このうち、$8Mをレッドソックスが負担するという内容で、その代わりにプロスペクトをもう一人というのがPTBNLです。

2025年は苦戦したジョーダン・ヒックス

 ジョーダン・ヒックスと言えば、元カージナルスのクローザー。まさに剛腕でした。 2018年にデビューし、当時非常にセンセーショナルなベロシティーを叩き出しておりました。

 そんなジョーダン・ヒックスも2019年にUCLを断裂し、トミー・ジョン手術へ。

 この術後、なかなか思うような投球ができなくなったというのがジョーダン・ヒックスでもあります。2020年はコロナ・パンデミックとリハビリが重なって全休。2021年4月に復帰するも、5月1日に右肘の炎症でIL入りとなり、シーズン終盤にマイナーで3度のリハビリ登板を果たしたものの、メジャー復帰はならず、このシーズンは10試合で0勝0敗、ERA 5.40に終わりました。

 2022年は8先発を含む35試合の登板で、61.1 IPでERA 4.84。

 2023年はカージナルスで7月終わりまでに40試合に登板。41.2IPで1勝6敗、ERA3.67をマーク。カージナルスはポストシーズンを諦めたことから「売り」に入り、ジョーダン・ヒックスはブルージェイズに移籍。ブルージェイズでは25試合で ERA 2.63。2023年はトータルで、65試合、65.2 IPで3勝9敗、ERA3.29でした。

2024年にジャイアンツと上記の4年契約でサインし、先発転向を目指しました。しかし、29試合で20試合に先発して4勝7敗、ERA 4.10とピリっとせず。2025年も13試合中9試合に先発し、ERAは6.47。同年6月のラファエル・デバースの衝撃のトレードでレッドソックスに移籍してきたのがジョーダン・ヒックスでした。

 

 レッドソックス移籍後もピリっとせず、リリーフのみで21試合に登板し、ERAは8.20。苦戦が続いています。

能力に賭けたCWS

 とにかく不安定なジョーダン・ヒックスを獲得したホワイトソックスですが、今オフはきれい補強が決まっております。ルイス・ロバート・Jr.をメッツにトレードし、内野手のルイスアンヘル・アクーニャを獲得した後、ロバートの後釜としてオースティン・ヘイズを獲得。そしてロバートのトレードにより浮いた資金を使って優秀なクローザーとしてセラントニー・ドミンゲスを追加。

 ここでもし、ハードスローのジョーダン・ヒックスの品質が戻れば、終盤はかなり盤石。ヒックスは4シームとシンカーのアベレージ・ベロシティーが未だに97mphを超えます。ホワイトソックスとしてはそこに賭けたというようなディールかと思います。

デービッド・サンドリン

 ホワイトソックスが獲得したもう一人の右腕、デービッド・サンドリンはもともとは2022年のロイヤルズの11巡目指名。2024年2月にジョン・シュライバーとのトレードでレッドソックスに移籍。レッドソックスではマイナーでの2年間で163.1イニングを投げてSO 189を記録。ERAは4.79でした。

 サンドリンのベロシティーは95-97mphで、MAXは100mphに達するものの、コントロールが不安定。 2024年からは80マイル台半ばのスウィーパーを使い始め、2025年は80mph台後半のカッターに切り替え。

 ホワイトソックスでチャンスをつかめるか、注目です。

ゲイジ・ジール

 レッドソックスが獲得したゲイジ・ジールは5月で23歳となる右腕。2021年にカブスから11巡目で指名されるも、マイアミ大に進学。2024年のドラフトでヤンキースから4巡目され、プロ入りしました。

 今回のトレードは2度目で1度目は2025年のトレード・デッドラインでヤンキースがOFのオースティン・スレイターを獲得したトレードでホワイトソックスへ移籍。そして今回のレッドソックス入りです。

 ジールはコントロールに定評があり、ベロシティーは平均で92-94mph、MAXで96mph。変化球は80mph台半ばのスウィーパーは高評価です。体は横に大きく、パワー系ですが、上述のようにハードスローではなく、コマンドで勝負する投手。

レッドソックスはサラリーを削減 

 レッドソックスはジョーダン・ヒックスを出すことでサラリーを削減。残債$24Mのうち、$16Mを贅沢税上のサラリーから消しました。

 現時点のレッドソックスの贅沢税上の40manロスターのサラリーは$260.6M。$244Mの閾値の最初の$20Mの範囲内にとどまっております。

 デービッド・サンドリンはなんとかレッドソックス内で育てたかった投手ですが、ホワイトソックスでかがやいでもらいたいです。 

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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