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【MLB移籍2020】筒香選手のMLBポスティング移籍とマーケット

MLB移籍/FA情報

日本のモンスターがMLB挑戦へ

日本時間2019年10月7日、筒香選手がMLBに挑戦することが明らかとなりました。

筒香選手のMLB入りのプロセスとその需要について記しておきたいと思います。

筒香選手の場合のプロセス

筒香選手は結論から言えば、菊池投手の時と同じ条件で探せます。つまりポスティングを経て、さらにインターナショナル・ボーナス・プールなし。

インターナショナル・ボーナス・プールがないというのは、一言で言えばMLB側は選手獲得の制限が一つ外れるので、筒香選手にとっては選ばれる可能性が高まる。つまり、良いということになります。

そもそもインターナショナル・ボーナス・プールとは

インターナショナル・ボーナス・プールとはインターナショナル・アマチュア・フリーエージェンシーに該当する選手を獲得する際に、MLBのクラブ側に設けられた選手獲得の金額の枠。

要は獲得に上限が設けられているというふうに考えていただいていいと思います。契約金額そのものではないが、契約金額が上がればその枠も狭まる。

よってインターナショナル・アマチュア・フリーエージェンシーに該当する場合は、インターナショナル・ボーナス・プールをセットで考える必要があります。一人獲得すれば、その枠の金額が減るので。

この制度の目的はお金にモノを言わせて特に中米のよい選手を根こそぎゲットしたりしないように、公平性を保つために設けられている制度です。

NPBのFA権 

NPB出身の場合は在籍9年を経ると、アマチュア・フリーエージェンシーとなり、獲得クラブはインターナショナル・ボーナス・プールという金額枠を考慮しないといけません。

  • 国内FA権:8シーズン
  • 海外FA権:9シーズン

MLS(記事)と同じような計算方法でNPBの場合は年間145日の一軍登録を1年とし、それに満たない一軍定着前のシーズンが複数あれば合算してカウントされます。

9シーズン未満の選手の場合は?

では9年未満なら、インターナショナル・アマチュア・フリーエージェンシーでないから、MLBのクラブ側はインターナショナル・ボーナス・プールという金額枠を考慮しなくてもよさそうです。ただしフィルターが2つあります。

フィルター1:ポスティング

ただし、NPB出身の場合は、上の方に書かせていただいた通り、在籍9シーズン未満の選手はまずポスティングという手続きが必要であると、これはNPB・MLB双方で合意しております。

だからまずはポスティングを経ないといけません。

もう一つフィルターがあって、それが下記の規定です。

フィルター2:NPB9年未満の選手の金額枠の扱い
  1. 年齢は25才以上
  2. 外国のリーグで少なくとも6シーズン経過
  3. その2つの点に該当する選手を獲得する場合、獲得クラブ側はインターナショナル・ボーナス・プールが免除される。(該当しない場合は、その枠を考慮する必要がある。)

年齢、シーズン数が満たない場合、ポスティング+インターナショナル・ボーナス・プールが付くということになります。

筒香選手は菊池投手と同じ条件で探せる!
  • 年齢:28才
  • 2019シーズン終了時点:NPB在籍は計10シーズンではあるものの、計算上は7年(端数は省略)に。海外FA権取得は2021年終了後。少なくとも6シーズンは経過済み

よって、今回の筒香の場合は上の25才以上と外国リーグで6シーズンという2要件に該当するので、クラブ側はポスティングはNPBとの合意上必要ではあるけれど、インターナショナル・ボーナス・プールという金額の枠を考慮する必要がないということになります。

ポスティング

ポスティングと聞くと、どうしても最も高い入札額を入れたクラブのみが交渉出来るというふうに思いがちですが、それはいわゆる「旧制度」です。

ポスティング期間は11月1日から12月5日。交渉期間は30日間。

この期間に本人と代理人が同席して各クラブと話し合いをします。日本時間2019年10月9日時点ではエージェントを探している段階のようです。

そして様々な条件をもとに所属先を決めます。

ポスティングの金額は契約金によって比率が変わる

これは菊池投手の時と同じ条件です。

リリース・フィー

MLBがNPBの球団に払う金額のことを「リリース・フィー」と呼ぶことになっております。

筒香選手がいずれかのクラブと合意して契約を結んだ場合、ベイスターズには以下の金額が譲渡されます。

  1. 2,500万ドルで合意した場合→20%
  2. 5,000万ドルまで→1 + 次の2,500万ドルの17.5%
  3. 5,000万ドル超→1+2+その次の2,500万ドルの15%
  4. 契約にSupplemental Fee(余剰の料金)がある場合、サイニング・ボーナス(契約金)あるいは、Vesting Option(〜を達成すれば$〜)がある場合、それぞれ15%がベイスターズに。

フィットするクラブは?

こちらはCBSの情報ですが、以下のクラブはフィットするのではないか?と見られています。

ホワイトソックス

今季ホワイトソックスのRFはライアン・コーデル、ダニエル・パルカ、チャーリー・ティルソン、ジョン・ジェイが守りましたが、それぞれHRが7、2、1、0で計10本しかありませんでした。

打線の核となるイーロイ・ヒメネスをどこにシフトするかにも依りますが、一つ候補としては挙げられると思います。

インディアンス

OFのコーナー・スポットにはLHBでタイラー・ネイキン(HR10)、ジェイク・バウアーズ(HR12)、レオニス・マーティン(HR9)、RHBでジョーダン・ルプロー(HR15)などがおりますが、長打力のある左バッターは欲しいかもしれません。

NPBでの205HRをどう見るかですかね。

ロッキーズ

CFのイアン・デズモンド次第ではLFで需要があるかもしれません。RFはチャーリー・ブラックモンでノーチャンス。

ジャイアンツ

ケビン・ピラーとマイク・ヤストレムスキーは堅いとしてRFはチャンスがあるかもしれません。

マリナーズ

NPBプレーヤー獲得の実績から。

展望

青木になれるか

イチロー選手は別格としてNPBなら外野で大きな地位を勝ち取った青木選手のようになれるかですね。

青木選手はテストのような形で首脳陣の前でチェックを受け、契約を勝ち取りました。その経緯は違うとしても、信頼を得るプロセスとしては青木選手のように数字に残せるかになりそうです。

シュワーバータイプ

スタイルとしてはカイル・シュワーバーのようなタイプであるという見方もあります。

どうなるでしょうか。

野球道に邁進している選手なので、応援したいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. ころふぁん より:

    ロッキーズはLFダール、CFデズモンド、RFブラックモンに控えタピア、ヒラードと外野はそれなりにいるので獲得は無いのではと自分は考えてます。

    コメント失礼しました。

    • hirotee より:

      ころふぁん様
      コメントありがとうございます m(_ _)m

      >獲得は無いのではと自分は考えてます。
      おっしゃる通りです。

      私もかなり低い見込みだと思っています。

      タピアHR9、D・ダールHR15で、若手がHRが少ないので1チャンスかと思ったのと
      デズモンドが契約が2017-21で契約がまだ残っていはいるものの、彼がフルで活躍出来ない場合のことも考えて
      選択肢の一つとしてあるのかな?と思い、一応入れました。

      内野手ですが、T・ネヴィンという恐ろしいプロスペクトもおりますので、彼を使うときにUTL扱いで誰かを外野に入れた場合、
      余計にポジションがありませんね。

      いずれにせよ、バックアップ的な位置付けでの獲得なら1チャンスあるかな??という見込みで書きました。
      コメントありがとうございました。またご訪問なさってください。

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