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【MLB】大谷の2025年を振り返る

東京でのカブスとの開幕戦

 2025年3月18日、東京ドームでのカブスとの2連戦の初戦はドジャースが山本由伸投手、カブスが今永昇太投手という日本人同士の投げ合いでスタート。リードオフに入った大谷選手は1打席目、初球の高めの92.5mphのストライクを見送り、投手の敬意を払う1球。3球目の甘めの4シームを捉えましたが、ここは2Bゴロとなりました。

 2打席目、1点を先制された直後の3回表の打席では2Bライナー。3打席目はピッチャーがベン・ブラウンに代わり、1アウト1塁でナックル・カーブを引っ張り、RF前にシングルを放ち、今季初安打をマークしました。第5打席ではライアン・ブレイジャーからRFへ二塁打を放ちこの試合は4対1でドジャースが勝利。

第1号はネイト・ピアソンから

 迎えたGm2、ドジャースは佐々木朗希投手がデビュー戦を飾りました。やはりリードオフに入った大谷選手は5回裏にネイト・ピアソン投手からCFへのホームランを放ち、今季第1号HRを放ちました。

5月にパタニティー・リーブ 

 ほとんど休むことのない大谷選手ですが、本土開幕後の現地2025年4月18日にパタニティー・リーブでレンジャーズ戦を欠場。4月20日には自身のインスタグラムで第1子誕生を報告しました。

5月は絶好調

 現地2025年5月27日、大谷選手は53試合目にして、シーズン20本塁打を記録。これはメジャー最速記録でもありました。また20HRはキャリア6度目であり、2025年5月2度目の3試合連続本塁打となりました。

 5月は好調で打率.309、15本塁打を記録し、NLPOM(月間最優秀選手)に選出されました。

6月は投手復帰とパドレスとのベンチクリアー

 現地2025年6月14日、大谷選手は11-5で勝利したジャイアンツ戦で2本のHRを放ち、通算250号HRのマイルストーンを達成しました。

 打撃の合間に大谷選手は黙々と投手復帰を準備。

 現地6月16日、地元でのパドレス戦でついに投手復帰を果たしました。ドジャース移籍後は初のマウンドとなりました。

 オープナーとして1回を投げ、被安打2、失点1、28球を投じました。降板後も打席には立ち続け、4打数2安打、RBI 2と活躍し、6-3で勝利に貢献しました。

 現地6月19日、ヒートアップしたパドレスとのこのシリーズで大谷選手は故意とも思える死球を受けてヒートアップしそうでしたが、自らベンチを制し、大げさにはしませんでした。

 6月22日の2度目の先発は1イニングを無失点に抑えて2奪三振をマーク。打ってはトリプルとHRを放ち、ナショナルズに13-7で勝利し、RBI 5をマークしました。

 6月24日には日米通算300HRをマーク。

 6月26日、オールスターのPhase1でリーグ最多得票となり、NLオールスターに選出されました。

 3度目の先発となった6月28日のロイヤルズ戦では2イニングを投げて自身最速の101.7mphをマークしました。

7月には早くも30号

 7月1日にホワイトソックス戦で早くも30号本塁打をマーク。年間30HRは5年連続です。

 オールスター明けの7月22日、彼はキャリア初の4試合連続HRを放ち、記録を一つ塗り替えました。このHRによりシーズン通算ホームラン数は36本となり、Dバックスのユーヘイニオ・スアレスと並んでNLトップとなりました。翌日の23日にもHRを放ち、クラブ史上最多の連続試合ホームラン記録に並びました。 

8月には1000安打、40号、初勝利

 8月6日には、通算1000安打を特大のHRで記録。また同日は投手としてもシーズン初の4イニングを投げ、8奪三振を記録しました。

 8月9日のブルージェイズ戦で自身4度目、そして3シーズン連続で40HRを達成。

 8月27日、レッズ戦で先発した大谷選手5イニングを投げて失点 1、奪三振 9の好投を見せ、ついにドジャース移籍後初勝利をマーク。ドジャースはこの日、クラブレコードとなる1試合19奪三振をマークしました。

9月には50号

 9月16日には5イニングを無安打に抑え、試合終盤にはシーズン50号ホームランを記録。ただ、このゲームではフィリーズに6-9で敗れております。

 ここからブルペンの大苦戦が始まるのでした。

 この50号HRは2001年と2002年のアレックス・ロドリゲス以来の2年連続50HRに。また同一シーズンに50本塁打と50奪三振の両方を記録した初の選手にもなりました。

  9月20日、ドジャー・スタジアムで29本目のHRを打ち、スタジアムの新レコードを樹立。これは、前シーズンに自身が樹立した記録を破るものでした。

 9月25日、ドジャースが4年連続(13シーズン中12回目)の地区優勝を決めた際に、54本目のHRを打ち、2024年に彼が樹立したクラブレコードにも並びました。

 9月28日の162試合目でシーズン最後のHRを打ち、55HRでシーズンを終えました。これはもちろん、クラブ・レコードです。

 しかし、NLのHRキングはカイル・シュワーバーに1本及びませんでした。シーズンの打撃繊維席は打率.282、SLG.622、OPS 1.014とともにリーグトップをマーク。RUN 146もリーグトップであり、シーズンを通して先頭打者を務めたにもかかわらず、RBI 102をマークしました。

 マウンドでは14回の先発登板で1勝1敗、ERA 2.87、47.0イニングでS0 62、BB 9をマークしました。

ポストシーズン

 9月30日、レッズとのワイルドカードシリーズGm1で、大谷選手は1回裏に先頭打者としてハンター・グリーンからHRを放ち、流れを決定づけました。100mphを超えるフォーシームを117mphで打ち返し、ドジャー・スタジアムのライト席まで一瞬で届きました。

 さらに6回には2ランHRを放ち、ドジャースは10対5で快勝。ドジャースはこのシリーズを2連勝で制しました。

 10月4日、シチズンズ・バンク・パークで行われたフィリーズとのNLDS Gm1で大谷選手は待望のポストシーズン初登板を記録。 2回にテオスカー・ヘルナンデスの守備が振るわなかったこともあり3点を喫しましたが、6回を投げ切り、チームに勝利をもたらしました。この登板で奪三振は9、BBはわずか1。しかし、打撃面では苦戦が続きます。 

 NLCSの最初の3試合は苦戦が続きましたが、10月17日のGm4ではそれを大きく補う活躍を披露。

 これは伝説の試合と言ってもいいと思います。投手としては、6イニングを無失点に抑え、ワールドシリーズ出場を果たし、SO 10を記録。また、打撃では、3打席でHRを放ちました。

 1回裏先頭打者ホセ・キンタナから放った本塁打を含む3本の本塁打はすべて400フィート以上を記録し、うち2本はライト方向にそれよりもかなり長い飛距離を飛ばし、ドジャースタジアム史上最長のホームランとなりました。これにより、NLCS MVPを受賞。

 10月27日のワールドシリーズGm3ではブルージェイズとの対戦でも再び素晴らしいパフォーマンスを見せ、最初の4打席でそれぞれ長打を放ち、そのうち2本はHRでした。

 その後、ブルージェイズは彼が打席に立つたびに四球を与えざるを得ませんでした。試合は18イニングに及び、4度の故意四球を含む計9回の出塁を果たしました。ドジャースは最終的にフレディ・フリーマンのサヨナラホームランで6-5で勝利を収めましたが、大谷選手は翌日のGm4の先発登板に備えなければなりませんでした。

 11月1日にはマックス・シャーザーとのGm7にも先発登板。ドジャースが11イニング目で逆転勝利し、2連覇を果たした時には、投手としてはマウンドをあとにしていました。

 ワールドシリーズ後、彼は再び数々の賞を受賞し、4度目のMVP(これも満場一致で選出)と2年連続のハンク・アーロン賞も受賞したのでした。

  • シルバースラッガー賞:3年連続4度目
  • MVP:3年連続4度目(AL2度、NL2度)
  • オールスター:5年連続

 2026年は投手としても移籍後初のフルシーズンとなります。二刀流もいつかは手放さないといけない中、存分に応援したいシーズンでもあります。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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