スポンサーリンク

【MLB2019】レッズ、パイレーツ戦でベンチクリアーどころではない今季一番の大乱闘発生。

因縁のナ・リーグ中地区ライバル

現地2019年7月30日、トレードデッドラインの話題でもちきりの中、ひときわアツい現場がありました。

ナ・リーグ中地区の永遠のライバル、パイレーツ@レッズ戦でタイム中に相手ベンチに乗り込む大乱闘が起こりました。

A・ギャレットが相手ベンチ直行www

このゲームはパイレーツが11−3とリード。目に見えた大トラブルが発生したのはアミール・ギャレット(Amir Garrett )が1塁ゴロのベースカバーに入り2アウト目をとった後に起こりました。

冷静に見えたアミール・ギャレットでしたが、ベンチからピッチングコーチを招き寄せ何やら深刻な会話を大きな声でしていました。

途中、パイレーツベンチを一瞥したギャレットは我慢ならずという様相でパイレーツベンチへ直行。大乱闘となったのでした。

キーオン・ケラのブラッシュボール

とにかくライバル心むき出しの両クラブ。

このゲーム内では7回裏にレッズのデレク・ディートリックに対して、パイレーツのキーオン・ケラ(Keone Kela)が頭付近へのブラッシュボールを投じます。

さらに8回表が始まるイニング間で、ジョーイ・ボット(Joey Votto )が三塁ファウルラインを挟んでパイレーツと言葉の応酬。これはケラの直前のブラッシュボールについての応酬だったようです。

9回表、レッズのジャレッド・ヒューズ(元パイレーツ)が先頭のスターリン・マルテに初球デッドボール。これは報復ということで退場になりました。

ヒューズはゲーム後、「滑ってしまって」とのこと。パイレーツはもちろん報復と受け取っていました。

何やらきな臭い匂いが漂ってはいました。

ギャレットはマウンドに上がってすぐ、ジョシュ・ベルに向かってFワードを吐いたようです。これはパイレーツの選手の証言です。

そこからは汚い言葉の応酬。

細かい言葉まではわかりませんが、流れはリキャップにもあります。

今回はケラ起因とも言えなくもないですが、ケラからすれば、そもそもディートリックなんだよという言い分かもしれませんね。人の記憶とは?と思いますが、まだ4月の件を根に持っているようです。

BOX SCORE

4月のディートリックのHR確信も伏線の一つ

前回、この両クラブがベンチクリアーとなったのは2019年4月7日の対戦

2回表に出たデレク・ディートリックのHR確信の動きが捕手のフランシスコ・セルベリとクリス・アーチャーの琴線に触れました。次のディートリックの打席でアーチャーが背中を通るボールを投げてベンチクリアーに。

以来、パイレーツは特にディートリックに対して敵意をむき出しにしています。

やや話はずれますが、ディートリックのHR確信の動きもちょっと古いんですよね。スタイルがロックンローラーっぽいのもそうですが、彼の周囲だけ80年代、90年代の匂いがぷんぷんします。まあ、これは主観です。

目に見えるだけでもこれだけの伏線があったのでした。

実際のベンチはかなりすごい罵り合いかと思いますwww

コーチがマウンドに行ったのは?

あとでVTRを見返して思ったのですが、2アウト後にギャレットの元にコーチが行きました。これはギャレットが求めていたように思います。

ふと思ったのですが、コーチは話の途中にベンチに指示をしています。あれはどう見ても次を準備してくれのサイン。

これはあくまでも想像ですが、ケガではなさそうなので、推測で書きます。おそらく、ギャレットの方からもうパイレーツベンチが我慢ならないから、次準備させてくれ。俺をとめてくれるな。という話が行われたかも??と思っています。

もし、そうならプロらしからぬ感情の制御で困ったものですが、そのように思えてなりません。

プイーグのレッズ最後のシーンは乱闘

なお、こんなときに本当にはしゃいでしまうヤジエル・プイーグですが、この日も主役以上にカメラに抜かれておりました。

レッズでの最後が乱闘での活躍となったヤジエル・プイーグさんでした。

なお、アミール・ギャレットは今季ERA2.41と非常によい成績を残しています(現地2019年7月30日時点)。

追記です。

現地令和元年8月1日、処分が発表となりました。

アミール・ギャレットよりキーオン・ケラの方を重くしたのは、恨むなというメッセージでもありますね。これで少し両チームとも変な空気が薄まったと思います。

そもそもの発端とも言っていいデレク・ディートリックは4月以来、一貫してゲーム上では冷静な態度を見せていることは救いですね。

試合後のインタビューでは「あいつら、頭狙ってきてんねん!」みたいな答えをしておりますが、ゲーム中に態度に出さないのは素晴らしいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLBオールスター2025】9回で同点!前例のないスウィング・オフ(HRダービー)で決着へ!MVPはカイル・シュワーバー
【MLB2025】20年前の予言的中!オールスターHRダービーを制したのはカル・ロリー!513ftのO・クルーズも退ける!
【MLBドラフト2025】全体1位は高校生SSのイーライ・ウィリッツに決定(ナッツが指名)
【MLB2025】投手・大谷が5度目の登板でさらなる凄み!ドジャースは連敗を7でストップ!
【MLB2025】ギャレット・クロシェ、100球ジャストでキャリア初のシャットアウト勝利!試合時間は2時間8分!!
【MLBプロスペクト】2025フューチャーズ・ゲームはスイッチ投手も登板!MVPはドジャースのホスエ・デポーラに決定!
【MLB2025】大谷がジャイアンツ戦で海に32号HRを放つも、ドジャースは追撃及ばず7連敗!
【MLB2025】ブレグマンと吉田が戻ったレッドソックスが逆転で8連勝!セダン・ラファエラがサヨナラ2ランHR!
【MLB2025】PCAが4-3、2本塁打、3RBIと大爆発!ASG前に25-25を達成!
【MLB2025】吉田がシーズン・デビュー戦で3安打!レッドソックスは6連勝!
【MLB2025】ヤンキース、DJ・ルメイヒューをDFAに
【MLB2025】大谷がミズロウスキーから31号リードオフHR!しかし、ドジャースは完全に封じられ、5連敗
【MLB2025】ダルビッシュ投手が手応えのある復帰登板!4回途中5奪三振!
【MLB2025】オールスターのピッチャー、リザーブが発表され、ロスターが決定!
【MLB2025】大谷、バースデー登板で2回3K!しかし、ドジャースはアストロズに連敗
【MLB2025】マリナーズのカル・ロリーが34、35号の2HRs!オールスター前にキャリアハイ!
【MLB2025】オールスターのスターターが発表される!タイガースから3名!PCA、ジェイコブ・ウィルソンなど若いメンバーも!
【MLB2025】クレイトン・カーショウがキャリア通算3,000奪三振を達成!歴代SOランク20位に!
【MLB2025】大谷が7月1日時点で30号HR!ドジャースは山本も好投し、CWSを圧倒!
【MLB2025】フューチャーズ・ゲームのロスターが発表される!タイガースのホスエ・ブリセーニョらが選出される
【MLB2025】タリク・スクーバルが圧巻の7回13K! 8年ぶりに行われたコメリカでのサンデー・ナイト・ゲームを盛り上げる!
【MLB2025】6月終盤で打率.340!A’sのルーキー、ジェイコブ・ウィルソンが天才ぶりを発揮中
【MLB2025】大谷、3度目は2イニングに登板して101.7mphを計測!KCはパスカンティーノらがセス・ルーゴを援護!
【MLB2025】大谷がリードオフ29号と同点トリプルを放つ!KCはボビー・ウィットとマイケル・ガルシアが躍動するも、一歩及ばず
【MLB2025】レッズがパドレスを圧倒!ニック・マルチネスがニア・NO-NO、スペンサー・スティールが3HR!
【MLB2025】ASGのNLDH(Phase1)に選出された大谷が28号HR!カーショウは3000Kまであと3つ!
【MLB2025】今永が復帰戦で5回1ヒッターの好投!チームメイトから大歓迎される!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーのヒートは続く!ポール・スキーンズとの初対決を制す
【MLB2025】大谷が27号2ランHR!日米通算300号HRに到達!LADはCOLの追い上げを交わす
【MLB2025】デビュー即5者連続K!レッズのチェイス・バーンズがNYY戦で実力を見せる!
タイトルとURLをコピーしました