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【MLB2014】ネイサン・イオバルディがブレイク中!

20140510 solid pitchers starter
現地2014年5月10日は豪華先発陣(MLBより)

豪腕!

こんにちは(^^)

現地2014年5月10日は、週末といいローテーション具合が作用して、上記のような豪華な投手陣が先発となりました。

左上からアスレチックスのソニー・グレイ、その下がカージナルスのランス・リン

そして右上がレンジャーズのマーチン・ペレス、その下の真ん中がロイヤルズの大注目の右腕ヨーダノ・ベンチュラ、そしてその下がマーリンズのこれまた今季大ブレイク中のネイサン・イオバルディです。

今回はネイサン・イオバルディについて書かせていただきます。

ネイサン・イオバルディとは

ネイサン・イオバルディ(Nathan Eovaldi)は、1990年2月13日生まれの24才(2014年5月10日現在)。身長が6’2″(188cm)。

ノーラン・ライアンの高校の後輩

2008年アマチュア・ドラフトでドジャースから11巡目でピックされ、プロ入り。テキサス州・ヒューストン出身で高卒後のプロ入りでした。

出身校のAlvin HS(アルビン・ハイスクール)は、ノーラン・ライアンの母校でもあります。

イオバルディは、2008年はルーキー・リーグで過ごし、2009年はシングルAに昇格。26試合、96.1イニング、3勝5敗、ERA 3.27を上げました。

2010年は一時期ルーキーで過ごしたものの、大半はシングルAプラスで過ごし、そこでは16試合、85.0イニングを投げ、3勝5敗、ERA 4.30。

2011年はダブルAで開幕を迎え、20試合、103.0イニング、6勝5敗、ERA 2.62。その素材の良さから2011年8月にビッグ・リーグにコールアップ。

ドジャースでのデビュー戦で初登板初勝利

8月6日、ドジャースにてついにメジャーデビュー。21才の時です。この年齢でMLBのマウンドに上がるのは相当期待されている証拠でもあります。なんとこのデビュー戦が初先発の日となり、Dバックス相手に5回、77球、被安打4、失点2、奪三振7で初勝利を上げたのでした!(スコア)

2011年は10試合、6スタート、34.1イニングを投げ、1勝2敗、ERA 3.63。勝ち星はデビュー戦の1勝のみ。

マーリンズへ移籍

2012年はマイナーでスタート。5月29日にシーズン初登板を迎え、7月22日まで10試合に登板。勝てない時期が続き、1勝6敗。

そして7月25日にマーリンズへトレード。ドジャースが、マーリンズからヘインリー・ラミレスを獲得した時のトレード要員でした。ドジャースは他に左打者殺しのランディー・チョートも獲得。マーリンズにはイオバルディのほかにRHPのスコット・マガフが移っております。この年はかなり苦しみ、移籍後も3勝7敗、ERA 4.43。トータルで22試合に登板。4勝13敗、ERA 4.30とかなり苦しみました。ルーキー資格はこの年に超えました。

2013年は18試合、106.1イニングを投げ4勝6敗、ERA3.39。

BBレート改善の2014年

そのイオバルディが今シーズン、安定した投球を見せてくれています。この人の欠点だったのはズバリ、コントロール。

下記の数字は9イニング投げてどれだけ四球を出すかというBB9レート(9回 x 四球数/投球回数)です。

  • 2011: 5.2個
  • 2012: 3.5個
  • 2013:3.4個
  • 2014:1.2個

ご覧の通り、デビューイヤーはかなり四球率が高かったものの、徐々に改善。 2014年はまさに開花した!という素晴らしい数字を残しています。

5月5日時点ですが、7試合45.1イニングを投げ、四球がたったの6個。4月6日のパドレス戦、12日のフィリーズ戦では無四球を記録しています。

いい感じになってきましたね。

最大の武器はファストボール

この人の特徴はなんとってもスピードボール! 100マイルを出したところは見たことがないのですが、平均でほぼ97マイルという怖ろしいスピードを投げます。平均です。

例えば、2014年5月5日のメッツ戦ではこんな数字でした。

【球種:アベレージ (MAX) 球数】

  • Fastball:96.6 (98.7) 57球
  • Changeup:88.1 (89.5) 4球
  • Slider:87.8 (89.8) 39球
  • Curveball:77.2 (78.1) 7球

真っ直ぐとスライダーという横の変化で勝負する投手です。今年はカーブも投げていますね。120キロ前半のスピードですから、これは速度差がいい感じになってきました。

カーブも精度アップ中

今シーズン、マーリンズの期待の若手です。昨シーズンブレイクした、ホセ・フェルナンデスにカーブを教わったのかもしれませんね!

現地2014年5月10日行われたパドレスとのゲームでは5.0回、被安打7、失点2で勝ち星はつかず。残念ながら四球を4つ出してしまいました。球数が多くなったので早めに降りたようです。

このゲームはイオバルディの調子が悪かったためか、マーリンズはマーモル(元カブスのクローザー)が打たれ、3-9で敗れました。ケガから復帰したパドレスのチェイス・ヘッドリーが活躍しました。

イオバルディ、いい投手ですよね(^^)

いい投球を継続してもらいたいですね。

お読みいただき、ありがとうございました

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