2013 ナ・リーグ東地区首位攻防
こんばんは(^^)
現地2013年5月31日、いよいよナ・リーグ東地区の首位攻防戦、ブレーブス VS ナショナルズの3連戦が始まりました!!!
このゲームが始まる前まで、この地区は星の潰し合いで5割を超えているのはブレーブスだけ。
このまま行けばワイルドカードは間違いなく中地区と西地区のチームの争いになるであろうという状況で、ブレーブスが貯金11で独走しておりました。
ナショナルズとしては、この3連戦で少しでも差をつめておきたいところです。3位のフィリーズもすぐ背後に迫っている状況です。
ブライス・ハーパーは欠場
今年のナショナルズが今ひとつ力を発揮できていない原因は、怪我人による打力の低下が上げられます。
ジェイソン・ワースがいない状況は非常に痛いです。
フェンス衝突の影響
さらに、2013年5月13日のフェンス衝突の影響で、現在左膝痛に苦しんでいるブライス・ハーパーの状態があまりよくないようです。
この首位攻防戦に備え、オリオールズとのインターリーグを欠場しておりましたが、今日もゲームを休みました。まだヒザが痛むようです。
おそらくこの週末の3連戦全てを欠場するであろうと見られております。さらに、首脳陣は思い切ってDLに入れることも考えております。
ブライス・ハーパー、2年目のジンクスがまさかこのようなケガによるコンディションの悪化で訪れようとは、本人もファンもゆめにも思わなかったのではないでしょうか。
今日は内外野をそつなくこなすロンバードージがレフトに入り、ライトにはバーナディーナが入りました。
ストラスバーグが2回降板!!
そして、ナショナルズが苦しんでいるもう一つの原因がストラスバーグ(Strasburg)の不調です。
昨シーズンはイニング制限のある中、15勝6敗でチームを牽引してきた右腕は、今年は完全復活の予定でした。
しかし、いざ蓋を空けてみると、勝ち星に恵まれず、被安打が非常に多いです。
今日のブレーブスとのゲームは、2回裏の登板の際に突然苦痛に顔をゆがめました。 そして2回を投げ切ったところで降板!
降板の理由
ゲーム後、ストラスバーグの早期降板の理由が明らかになりました。良いニュースとしては、今回のアクシデントは肩やヒジの痛みによる降板ではなかったということです。 これは首脳陣もファンもひと安心ですね。
悪いニュースは、腰を傷めたということです。どうりで普段は98マイル(157.7キロ)がバンバン出ているスピードが、今日は90マイル半ばにスピードが落ちていました。
クレイグ・スタメンが完璧リリーフ!■
ストラスバーグの早期降板でピンチに立たされたナショナルズでしたが、2番手のクレイグ・スタメン(Stammen)がこの危機を救いました。緊急登板にもかかわらず、スタメンは3回から6回まで4イニングを完璧に抑えました!!被安打0、与四死球0、奪三振3です!!
【動画】Stammen’s hitless relief(2013年5月31日)
緊急登板となった投手がいい投球をするケースが多いのは、余計なことを考えず必死でゲームに没入するからだという説がありますね。
打たれる心配さえもしないくらい集中しているのかもしれませんね。
ナショナルズはその後を受け継いだタイラー・クリッパード(Clippard)もなんとか1失点で切り抜け、最後はストーレン(Storen)→R・ソリアーノ(Soriano, R)とつなぎ、見事危機を乗り越えました!
フリオ・テヘラン
ブレーブスは期待の若手、フリオ・テヘラン(Teheran)が登板しました(いい投げ方してますね!!)。
7回2アウトまで投げ、被安打7、失点3、奪三振9という内容で、残念ながら負け投手になってしまいました。3勝2敗です。
デナード・スパンが3安打
打線の方は、ナショナルズのリードオフ、デナード・スパン(Span)が4打数3安打と、いずれも得点にからむ活躍を見せました。チャンスをつかもうとロンバードージ、バーナディーナも活躍しています。
ブレーブス打線は4番のフリーマン(Freeman, F)がストラスバーグから1発を放ちましたが、ゲームを通じて4安打しか放てず、今日は元気がありませんでした。
リキャップです↓
【動画】Recap: WSH 3, ATL 2(2013年5月31日)
明日はジオ・ゴンザレスとティム・ハドソンの投げ合いです!
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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