スポンサーリンク

【MLB2020】秋山翔吾選手はレッズに決定!3年で合意!(追記あり)

直前に沸騰した秋山選手のマーケット

 本日は大晦日ですが、いいニュースが入ってきましたね。西武からMLBチャレンジを宣言していた秋山翔吾選手(Shogo Akiyama)が現地2019年12月30日、シンシナティ・レッズと3年で合意した模様です!

 おめでとうございます!!

契約内容

 現時点で明らかになっている内容は3年/$20M(2020-2022)というサラリーのみ。クラブ側はまだコンファームを出していないため、オプションなどの詳細は明らかになっておりません。

追記:サラリー決定!3年/M (2020-22)

 現地2020年1月6日、秋山選手のサラリーが正式に決まりました。3 年/$21M (2020-22)。$6M(2020)、$7M(2021)、$8M(2022)。背番号は4。高いOBPはやはり魅力ですね。

$20Mまで上昇したサラリー

 ディールが決まる2日前の現地2019年12月27日の時点でレッズがリードというニュースが駆け巡ったわけですが、特に競合していたのはパドレス。

 ウィンターミーティング前の11月に行われたGMミーティングの時点ではカブス、Dバックス中心に進むとも見られていましたが、4クラブを中心に進み、カブスとDバックスは直前に脱落しました。Dバックスはコール・カルフーンを獲得していたので、外野の左打者をキープ出来ていたものの、カブスが消極的な動きになりました。

 30才を超えたMLB未経験の外野手ということで、カブスなどは慎重な態度を崩さなかったと言えます。

 当初は2年$12M-$15Mのレンジが妥当なところかと思われていましたが、直前にレフティーの外野手が欲しいということで最後にパドレスとレッズがデッドヒート。ここで年数と価格がヒートアップし、3年/$20Mまで上昇した模様です。

海外FAでの契約

 なお、今回の秋山選手は海外FA権取得による入団ですので、ポスティングと違い、西武側にリリース・フィーなどは支払われません。

レッズのOF

 レッズはLFにジェシー・ウィンカー(左投げ左打ち)、CFにニック・センゼル(右投げ右打ち)、RFにアリスティディス・アキーノ(右投げ右打ち)がおります。その他にジョン・バンミーター(右投げ左打ち)にフィリップ・アービン(右投げ右打ち)。

ニック・センゼルは開幕OKの見込み

 2019年5月にデビューし、その活躍からマット・ケンプのリリースにも影響を与えてしまったニック・センゼルですが、2019年は9月半ばにシーズン・エンディングとなってしまいました。原因は右肩関節唇の部分断裂。手術を行うこととなりました。場所が場所だけに開幕は厳しいかもとの見方もありましたが、どうやら間に合う見込みです。

センゼルはINJURY PARADE

 なおニック・センゼルはとにかく怪我の多い選手です。

  • めまい(2018)
  • 右手人差し指骨折(2018)
  • ショルダー・イシュー(上記の関節唇部分断裂/2019/09)
  • 自打球のバウンドが顔に当たり3-4針を縫う怪我(2019/06/15)
  • 守備中に右足首捻挫(2019/07/07)
  • 偏頭痛による離脱(2019/06/22)

自打球が跳ね返って顔面に当たるというアンラッキーな事故がありつつも、野球の動きとは直接関連のない「めまい」や「偏頭痛」も含めて割と怪我がつきまとう選手でもあります。

攻撃をみすえた布陣ならアキーノRFを優先か

 レッズの外野を考えた場合、どうしてもゲームに出したいのはアリスティディス・アキーノではないかと思います。彼が機能することは相手投手にとって驚異以外の何者でもありません。前年のHRアーティストぶりが発揮されればレッズにとって大きな得点源になります。

 よって、秋山選手はセンゼル、ウィンカーと3人でCFとLFを争うという形になってくると思います。これにバンミーターも加わり、さらにインターリーグでのDHゲームも考慮すれば、OFすべてを色々な組み合わせで使うことができそうです。

 秋山選手にはCF、リードオフを任せてもらいたいと思います。

バウアーもチームメイト

 それと秋山選手にはせっかくの機会なので、トレバー・バウアーとも親交を深めてもらえたらファンとしては嬉しいなと思います。今のところバウアーともっとも親しい日本人になりそうだからです。

 なおレッズは2019シーズンで創立150周年を迎えた伝統あるクラブです。各メディアが報道するように秋山選手がメジャー契約をしたことで、日本人プレーヤーが30クラブすべてに在籍したこととなりました。なお、レッドソックスで活躍した田澤純一投手は2019年8月11日にレッズとマイナー契約を結んでおり、レッズのトリプルA、ルイビル・バッツで2019シーズンを終えています。おそらくスプリングトレーニングまではそこに在籍したままになると思われます。ロスターの異動で影響は受けるかもしれません。田澤純一投手にもリリーバーとしてもう人花咲かせて欲しいと思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. かなすけ より:

    レッズは既にスターターは素晴らしいメンバーですし、良い補強してますよね
    自分はSTLファンなので素直に喜べませんが…
    秋山の活躍でセンゼルを2Bでも使えたりしたら、柔軟なロースターになっていい感じですね

    • hirotee より:

      かなすけ様
      コメントをありがとうございます。
      STLがご贔屓なのですね!アメリカではユニフォームのデザインにおいて常に上位に入っているクラブです。
      センゼルの2B、面白いですね。
      カージナルス、今季J・ヒックスが復帰できるかもわかりませんね。彼なしでPSに出場したのはすごいです。
      コメント、ありがとうございました。

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】絶好調のPCA!2試合連続HRを含むRBI 7、盗塁2でドジャース戦の連勝に貢献
【MLB2025】エンゼルスがイアン・アンダーソンをDFAに
【MLB2025】UCLを傷めていたトリストン・マッケンジーが手術回避の結果、DFAに
【MLB2025】エンゼルス、3点ビハインドの9回裏に大逆転!ジョー・アデルがサヨナラ安打を放つ
【MLB2025】ギャレット・クロシェ、ERAが1.13に!BOSはカサスのサヨナラ安打でCWSに勝利
【MLB2025】パヘスがまたもHRを強奪!佐々木は6回を投げきるも、最後に笑ったのはレンジャーズ!
【MLB2025】山本、デグロムとの投手戦を制す!またもエドマンが殊勲の一打
【MLB2025】大谷がパタニティー・リストで欠場へ!E・ロザリオがロスター入り(朗報あり!)
【MLB2025】レンジャーズのクマール・ロッカーがメジャー初勝利をマーク!
【MLB2025】スペンサー・ストライダーが復帰!最速で通算500奪三振を記録
【MLB2025】ホームラン単独トップ(8号)のA’sのタイラー・ソーダーストロムとは?
【MLB Injury 2025】クリス・ブライアントがILへ。復活の道は遠し。ロッキーズの経営にも大きく影響
【MLB2025】パドレス、3試合連続でロッキーズをシャットアウト!圧巻の成績で高品質ゲームを連発中
【MLB2025】ミゲル・ロハス、ドジャース投手陣のモノマネで球場を沸かせる
【MLB2025】アンディー・パヘスがGSを強奪!佐々木は最長5回を投げきるも、ドジャースは大敗!
【MLB2025】試合を決めたのはまたしてもトミー・エドマン!ドジャースは山本も輝き、ホーム10連勝を達成
【MLB2025】 コナー・ウォンの小指骨折を受け、レッドソックスがヤスマニ・グランダールを獲得!
【MLB2025】ドジャース、連敗を3でストップ。ロード・トリップは2勝4敗で2シリーズ連続で落とす
【MLB2025】HOU、CWSなどで活躍したリリーバーのオクタビオ・ドーテルが不慮の事故で亡くなる
【MLB2025】レッズ、ハンター・グリーンが圧巻の投球!好調ジャイアンツを完全に支配!
【MLB2025】ブルージェイズ、ブラディミール・ゲレロ・Jr.と14年/500Mドルで延長へ!
【MLB2025】ドジャース、連敗せず!佐々木朗希がゲームメイク!A・ノラは好投が報われず!
【MLB2025】ドジャースが初黒星!フィリーズはJ・ルザルドとリアルミュートが躍動!大谷の盗塁連続成功は38でストップ
【MLB2025】レッドソックスがフェンウェイ・オープナーで勝利!ビューラーが移籍後初勝利
【MLB2025】ドジャース、大谷の今季3号サヨナラHRで開幕8連勝!ATLは7連敗
【MLB2025】今季メジャー初完封はレンジャーズのネイサン・イオバルディ!99球で達成!
【MLB2025】レッドソックス、ギャレット・クロシェと6年の延長契約で合意へ
【MLB2025】開幕3戦で15本塁打! NYYが巻き起こした新バット「トルピード “Torpedo”」の大波紋
【MLB2025】ドジャースがタイガースを力でねじ伏せてスウィープ!佐々木はホーム・デビューで苦戦
【MLB2025開幕Gm2】ナイス・ゲーム!粘るタイガースにトミー・エドマンとムーキー・ベッツが立ちふさがる!
タイトルとURLをコピーしました