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【MLB2025】ブレグマンと吉田が戻ったレッドソックスが逆転で8連勝!セダン・ラファエラがサヨナラ2ランHR!

レッドソックスが8連勝!

 現地2025年7月11日、レッドソックスは地元フェンウェイ・パークで同地区ライバルで昨年まで散々やられてきたレイズとのオールスター前の最後のシリーズに臨んでいます。

 10日に行われたGm1ではこれまでことごとく落としてきた1点差ゲームをものにして4-3のスコアで勝利。これで7連勝を達成。この連勝はナショナルズ、ロッキーズという今ひとつ乗り切れていない2つのクラブとの対戦があり、意地悪な目で見ればスケジュールに恵まれていたという見方もありますが、ただ、6月の状態ならおそらくどちらかのシリーズを落としていたでしょう。

 ラファエル・デバースの移籍ショックから約1ヶ月。期待のルーキー、マーセロ・マイヤー、ローマン・アンソニーも50打席どころか100打席をクリアー。彼らの火が点いてきたのが大きいです。

アレックス・ブレグマンが復帰

 そんな中、この日はついにアレックス・ブレグマンが復帰。これで9日のロッキーズ戦ですでに復帰を果たした吉田選手とともに、強烈なラインナップが完成しました!

 そのブレグマンは7回裏の4打席目に二塁打を放ち、存在感を見せてくれました。

 そしてゲームを決めたのはマイヤー、アンソニーより一足早くメジャーに到達してすでに延長契約も結び、今現在非常にホットなセダン・ラファエラでした。

レッドソックス、ブルペンが好投

 レッドソックスがハンター・ドビンズ、レイズがドリュー・ラスムッセン (Drew Rasmussen)の先発で始まったこのゲームは、1回表、レイズが四球で出たヤンディー・ディアスをジェイク・マンガムとジュニオール・カミネロが連続安打でディアスを迎え入れて1点を先制。

ハンター・ドビンズが2回途中に怪我で降板

 2回表、1アウトからチャンドラー・シンプソンが放った1Bゴロに対してベースカバーに入ったハンター・ドビンズが歩幅が合わずに1塁ベースを踏み損ね、右膝を傷めてしまうアクシデントが発生。ドビンズは左足でなんとかベースを踏み、辛うじてアウトは奪いました。

 これにより、ハンター・ドビンズは降板となり、レッドソックスは急遽、ホルヘ・アルシアをマウンドに送ります。そのアルシアは代わりばなにダニー・ジャンセンに二塁打を打たれるも、ヤンディー・ディアスをSSゴロに抑えてなんとか無失点で切り抜けました。

 レッドソックスは2回裏に、ウィリャー・アブレイユとトレバー・ストーリーが作ったチャンスにセダン・ラファエラがタイムリーを放ち、1-1の同点に追いつきます。

 しかし、3回表、ホルヘ・アルシアはジョナサン・アランダとジェイク・マンガムに連打を浴びて、その後2アウトを奪うも、満塁で1Bのエイブラハム・トロがタイムリー・エラーを犯し、勝ち越し点を許します。また出ましたね。守備の乱れが。

 さらにこの後、代わったブレナン・バーナディーノのコントロールが定まらず、カルロス・ナルバエスにパスボールが出たり、押出四球やらで3失点(1-4)。ちょっとまずい流れとなってしまいました。

マイヤーが流れを戻す

 レッドソックスは4回裏にマーセロ・マイヤーのタイムリー・ダブルなどで2点を返し、4-3と1点差に。この2点は大きかったです。打線がいいのでいつでもひっくり返せるという雰囲気が出ました。

 この後、良かったのがブルペンです。5回表はバーナディーノが三者凡退に。6回はグレッグ・ワイザーとが1安打を許すも無失点。7回はジャスティン・ウィルソンがランナー2人を出すも無失点。

 8回はジョーダン・ヒックス、9回は左腕のクリス・マーフィーがいずれもパーフェクトでリレー。レッドソックスのブルペンはゲーム後半、レイズ打線をしっかりと抑えました。

9回裏にセダン・ラファエラがサヨナラHR

 そして迎えた9回裏、レイズはピート・フェアバンクスをマウンドに。先頭はマーセロ・マイヤーでしたが、こちら2Bゴロに倒れて1アウト。

 つづくエイブラハム・トロの打席でアレックス・コーラ監督は、この日ベンチ・スタートだったローマン・アンソニーを代打に送ります。一発があるアンソニーに慎重になったフェアバンクスは四球で同点のランナーを出してしまいます。

 そしてセダン・ラファエラ。1-2と追い込まれた後の4球目、スライダーが落ちきらず、これに対応したラファエラの打球はグリーンモンスター超え。打った瞬間、それとわかるHRでした。

 セダン・ラファエラのサヨナラ2ラン(13号)でレッドソックスは5-4とサヨナラ勝利。連勝を8に伸ばしました。

MLB Gameday: Rays 4, Red Sox 5 Final Score (07/11/2025)
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 ラファエラはここ15試合で、打率.339、HR 5、RBI 16を記録。強い時はこういういい打者にいいところで回ってくるものですね。

吉田も二塁打 

 なお、3番DHの吉田選手は1回裏にいきなり2塁打を放ち、チャンスメイクしています。残念ながらこれは得点にまで至りませんでした。

 レッドソックスはこれで51勝45敗で貯金6。これでレイズを抜いて3位に。なおALイーストは5クラブ中4クラブが5割超えです。

 Gm3はオールスター前最後のゲームです。これでレイズもスウィープしたいところです。Gm3はギャレット・クロシェとシェーン・バズ。いい戦いになりそうです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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