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【MLB2024】ダルビッシュ投手、リストリクティッド・リストからILへ!復帰へ一歩前進!(追記あり)

復帰準備に入る!

 現地2024年8月24日、パドレスは去る7月6日にリストリクティッド・リストに入っていたダルビッシュ有投手が同リストから復帰し、15 Days ILに戻り、24日夜からチームに合流すると発表しました。

マシュー・バッテンがDFA

 パドレスは40manロスターの枠を空けるため、29才の内野手、マシュー・バッテン(Matthew Batten)をDFAにしております。マシュー・バッテンは4月に1試合だけ出場し(4/27)、1安打を放ってすぐにトリプルAにオプション。その後、8月20日に再度MLBに招集されましたが、8月は出場せずに一旦はマイナーへオプション(この時点ではまだメジャー・ロスター)。そして今回、DFAとなりました。

 29歳のバッテンは、2022年6月にメジャー・デビュー。それ以降はMLBで計59試合に出場し、.239/.337/.345、2 HR、12 RBIをマーク。今季は最後のオプション・イヤーで2025シーズンには切れます。トレード・デッドラインが過ぎたため、パドレスは数日中に彼をウェーバーにかけます。打撃は今ひとつですが、2021年以降、マイナーで2桁の盗塁し、守備では捕手以外のすべてのポジションをこなすことから需要はありそうです。

好調なスタートを切った今季

 ダルビッシュ投手は8月16日に38歳になったばかり。

 2024年は5月末までに11試合に登板し、56.1 イニングを投げ、4勝3敗、ERA 3.20をマーク。非常に頼もしい活躍を見せておりました。しかし、それ以降は一時中断。6月1日に左鼠径部の張りのために5月31日にさかのぼって15Days IL入り。6月25日に復帰する予定だったものの、右肘の炎症で欠場しました。

 その後、心配になったのが7月6日に非公開の家庭の事情により、リストリクティッド・リストに入ったことです。下記のリンクにも書かせていただいていますが、このリストは何か訴訟などを抱えている人が入るか、もしくはプライベートで何か事情が生じた時に入るリストで、ダルビッシュ投手の場合は後者でした。怪我の状態とともに何か野球に集中できないようなことがあったのかもしれませんね。

復帰へ向けて動いている

 ダルビッシュ投手は音沙汰がないまま8月16日の誕生日を迎えました。

 SNS上ではパドレスから”Happy Birthday”の投稿がなされ、これはお祝いには違いないけれど、「早く戻ってきてくれ!!」という意味なのか?あるいは「みんな、間もなく戻ると思うよ!」という意味の投稿なのか?、筆者などは勝手に色々と読み解こうとしましたが、その推察の答えはどうであれ、とにかく復帰に向けて事態は動いているということですね。朗報の一歩手前くらいに思っておいて良いかもしれません。

サンディエゴの高校でLIVE BP

 その誕生日の週ですが、ダルビッシュ投手がサンディエゴにある高校で実戦形式のライブBPセッションを行ったと報じられました。この情報がかなり復帰に向けた動きを裏付けてくれたと思っています。

 ILに入ったのは、鼠径部から肘へ痛みが移った訳ですが、肘の調子も良いのかもしれません。少なくとも、これまでどうなるのかという予想が困難だった状況に期待をもたらしてくれました。

今季中の復帰に希望

 では大リーグ復帰の時期についてですが、現段階ではまだ推測の域を出ません。6月から8月まで3ヶ月の離脱期間がありましたから、まずはマイナーでのリハビリ登板が必要になってくるかと。それがアサインされてからでないと、なんとも言えないですね。

 もし数日中にマイナーにリハビリ登板のアサインがされれば、マイナーで2度あるいは3度の登板を行い、内容次第では9月の早い時期には戻ってくるかもしれません。

SDPの投手陣

マット・ウォルドロンがマイナー

 パドレスは、8月22日に苦戦が続いていたナックルボーラーのマット・ウォルドロンをトリプルAにオプションし、ローテーションが足りない状況。マット・ウォルドロンは今季は全登板で失点をマーク。自責点(ER)0の日もありますが、失点は必ず伴っていました。

 問題は直近5度の登板の成績で、5 ERが2度、7ERが1度、10 ERが一度とゲームを壊してきたこと。

 これにより、パドレスのローテーションはジョー・マスグローブ、ディラン・シーズ、マイケル・キング、マーティン・ペレスの4人がメインに。

 この4名に加えてランディ・バスケス、ジョニー・ブリトがマット・ウォルドロンのポジションをカバーする、あるいはブルペン・ゲームで賄うしかありません。

 非常に粘り強い戦いを続けているパドレス。現地2024年8月24日終了時点ではNLウエスト3位です。そしてワイルドカード枠ではブレーブスを抜いて2位に入っており。プレーオフ圏内!

 ダルビッシュ投手の復帰はパドレスのポストシーズンの命運も握ります。

追記

 リストリクティッド・リストに入っている期間はサラリーも発生せず、MLSもカウントされません。 

 ダルビッシュ投手は家庭の事情で野球活動が出来ないがゆえに、それでサラリーを貰えば申し訳ないということで、サラリーなしのリストリクティッド・リスト入りを選択したということです。フロントからは60 Days ILならサラリーは発生するというオファーもあったようですが、丁寧に断ったそうです。義理堅いですね!

 お読みいただき、ありがとうございました。

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