スポンサーリンク

【MLB2023】アスレチックスが6連勝!MLB NO.1パワーのレイズにも接戦で勝利!

レイズの攻撃を6回表の3失点で凌ぎ切る!

 今季、泥沼の状態が続いていたオークランド・アスレチックス。2018年から2020年まで3年連続でポストシーズンに進出していた力を持ちながら、サラリーを抑えるべくFA選手、調停資格の選手をどんどん放出して行ったのですから、仕方ありません。

今季は7Mドルの選手が2人だけ

 もともと少資本で回し、独自の叡智で勝利を勝ち取っていた訳ですが、2020年のコロナ・パンデミックでゲート収入が大きく落ち込んだことが編成にも打撃を与えました。

 それまでは例えば、2019年などはホーマー・ベイリーにAAVで$17.5M、クリス・デービスに$16.5Mなど$10Mを超える単価のサラリーを払う選手がいて、そういった選手たちがコアとして働き(ホーマー・ベイリーはちょこっとだけですが)、他クラブと凌ぎを削っていたのです。しかし、パンデミック以降は柱として機能する選手までも放出。これで試合になるのか?という編成になってしまいました。今季の最高サラリーはアレドミス・ディアスの$7.25M、トレバー・メイの$7Mで$10Mを超える選手はおりません。

 ラモン・ルレアーノ、トニー・ケンプ、ジェイス・ピーターソンなど名前の通った選手がいるものの、ゲームの中心はあくまで経験値の低いルーキーやMLS3年未満の選手ばかり。素材の良い選手も多いのですが、不公平な戦いで厳しい結果を強いられ続け、6月5日にはシーズン50敗目を喫しました。

ようやくスピード野球が出来る状態に

 今季のアスレチックスはCFのエステウリ・ルイーズを中心とした走力のある野球を行う予定でした。ところが、4月に入って投手陣が崩壊。

 コマンドなどのレベルではなく、ストライクを取ることも容易ならざる状態に。

アスレチックスの月別BB数

 それがBB数ということで、数字にも顕著に出ており、ここまでのBB数の遷移はご覧の通り。MLBワーストです。

MonthGIPPABBBB%W/L
MAR19.035411.41-0
APR28245.0117614111.995-23
MAY29255.0103512011.596-23
JUN1087.03874812.46-4
TTL68596.0272731311.518-50
現地2023年6月12日終了時点

 6月は良くなってはいると思いきや、BB%はむしろ高めに上がっています。

直近7試合の数字が激変

 しかし、直近7試合で見ると失点数は17でこれはMLB3位タイの少なさ。BB数 23はMLBワースト3位タイのままですが、BB数はこれまでワーストを独走していた状態だったので、大きな進展を見せていると言ってもいいでしょう。

 被安打36はMLBトップ5に入る少なさで、被本塁打4もMLBトップ5に入る少なさです。

 ようやく投手陣も機能し初め、失点を抑えることで攻撃力もアップ。直近7試合のチーム打率は.256でMLB 15位。RUNの28はMLB7位タイ。チームOBP .366はMLB5位タイです。

 足を使った野球が出来るようになってきました。

(レイズ戦前)5連勝を達成

 6月6日のパイレーツとの3ゲームシリーズのGame2では、ジェームス・カプリーリアンが6回、5BBながら被安打4、失点2で好投。7勝をマークしていたミッチ・ケラーとの投げ合いに勝利し、11-2で完勝。7日のGame3にも9-5で勝利し、2連勝でシリーズ勝ち越しに成功。

 さらに、9日から始まったブルワーズとの3ゲームシリーズは、5-2、2-1、8-6のスコアでスイープ。

 5連勝を達成していたのでした。

MLB NO.1パワーのレイズに勝利

 そして迎えた現地2023年6月12日からのレイズとの4ゲームシリーズのGame1は良い戦いぶりを見せたのでした。

 レイズはこのゲーム前までは48勝20敗でMLB NO.1の勝率。

 投手陣ではシェーン・マクラナハンが10勝、ザック・エフリンが8勝をマーク。

 打撃陣ではヤンディー・ディアス、ランディー・アロウザリナ、ホセ・シリなどHR10本以上の選手が6名。ハロルド・ラミレス、ヤンディー・ディアスは打率.300超え、アイザック・パレデス、ランディー・アロウザリナが RBI 40超えなどパワーが炸裂しております。

 そんなレイズを相手にどのような展開になるのか、いささかアスレチックスに心細さはあったのですが、堂々とした戦いぶりでした。

2人の投手でレイズを抑える

 驚きだったのは、先発のジェームス・カプリーリアンとケン・ウォルディチャックという4月、5月に厳しい結果に直面した2人だけのリレーで勝ったことです。

 カプリーリアンは6.0イニングを投げ、被安打5、失点3、BB 3、SO 4、HR 1。ウォルディチャックは、3.0イニングを被安打2、スコアレス、BB 0、SO 5、HR 0。

5回に4得点

 そして打撃陣はザック・エフリンに4回まで抑えられていたものの、5回に2連続四球をきっかけにチャンスを作り、満塁でシェー・ランゲリアスが走者一掃のタイムリーダブルを放ち3点を先制。

 さらに2アウトからRBIマシーンとなっているライアン・ノダがタイムリーを放ち4得点目。ここぞという時に一気に大量点を奪ったのでした。

 4点を奪った直後の5回表に、カプリーリアンがホセ・シリに3ランHRを打たれ1点差に詰め寄られますが、上述の通り、2番手のケン・ウォルディチャックが3イニングをスコアレスに抑えてゲームセット。

 アスレチックスがレイズを相手に4-3で1点差で競り勝ったのでした。

MLB Gameday: Rays 3, Athletics 4 Final Score (06/12/2023)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf...

カプリーリアンが遅いボールを有効に使う

 目立っていたのはレイズ打線がカプリーリアンの70mph台のスライダーにかなり泳がされて打たされていたことです。4シームは90mph前半ですし、釣瓶打ちにされるのかも思ったのですが、遅いボールを度胸良くうまく使いましたね。

 またアスレチックス守備陣は3回表のピンチにアイザック・パレデスをダブルプレーに仕留めるなど守備の良さも光りました。

 アスレチックスはこれで6連勝。ようやくシーズン20勝目が見えてきたところですが、開幕から2ヶ月を経過してようやく歯車が回り始めてきたというところです。

 まだまだ先発が崩れる要素もはらんではいるものの、先発がゲームメイクすれば良いゲームをしますので、明日以降も注目したいです。

【YOUTUBE】Rays vs. A’s Game Highlights (6/12/23) | MLB Highlights

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【2026ALCS_G1】ガーディアンズが鮮やかに勝利!ホセ・ラミレス、チェイス・デローター、ジョー・アデルが活躍!
【2026NLCS_G2】ブルワーズが連勝!山本は8アウトのみ、大谷も無安打!ジェイク・バウアーズが粘り打席を見せる
【2026NLCS_G1】ミズロウスキーが5回途中1失点!ブルワーズがスタイルを貫き、1勝目!
【2026ALDS_G5】G・ウィリアムズが12K! J・ラミレスが決勝2ランHR!ガーディアンズがシャットアウト勝利でALCSへ進出
【MLB2026】ブレーブスのポストシーズンは先発投手の不足と打線の沈黙で終わる
【2026ALDS_G4】ガーディアンズがフィールドを駆け巡って9得点!ホセ・ラミレスがコアとなりGm5へ
【2026NLDS_G4】ドジャースがグラスノーの粘りの投球でブレーブスを下し、NLCSへ!ロスターの厚みを見せる
【2026NLDS_G3】パドレスが好守備連発で勝利!マイケル・キングがリリーフで登場
【2026NLDS_G3】山本が7回/10Kの好投でクリス・セールとの投げ合いを制す!
【2026NLDS_G2】ブレーブス、レイ・カー、ディディエ・フエンテスが好投し、シリーズ・タイに
【2026NLDS_G2】ブルワーズが連勝!ジャクソン・チューリオがメイソン・ミラーの101.3 mphを弾き返し、逆転サヨナラ!
【2026NLDS_G1】ミズが105mph!ブルワーズが3度のピンチを凌ぎ、ウィリアム・コントレラスのHRで勝利
【2026ALDS_G1】ドリュー・ラスムッセンがヤンキース打線を圧倒!1安打シャットアウト勝利!
【2026NLDS_G1】タリク・スクーバルが6回7K!大谷も強い当たりを放ち、ドジャースが先勝!
【2026ALDS_G1】ホワイトソックスがグラント・テイラーの好リリーフで先勝!村上も初HR!
【NLWC1_G3】好投したレイ・カーはユニークなキャリアとクリス・セール登板の訳とは?
【MLBポストシーズン2026】パドレスに大きな強み!試合中盤に登場するブラッグレー・ロドリゲスが強すぎる!
【MLBポストシーズン2026】パドレスが快勝!マイケル・キングが7回1ヒッター投球でPCAを抑える!(NLWC_Gm1)
【MLBポストシーズン2026】ブレーブスが先勝!A・ライリーが逆転3ランHR(NLWC_Gm1)
【MLB2026】ポストシーズン・スケジュールとロスターの状況
【MLB2026】レッドソックス、タナー・ハウクが復帰するも、最終戦を落とす!ブレグマンが大暴れ!
【MLB2026】フィリーズ、Dバックスの猛烈な追い上げを交わし、最後にプレーオフ進出を決める!
【MLB2026】ガーディアンズがALセントラルを制覇!層の厚さで3連覇を達成!
【MLB2026】ベテラン右腕、カービー・イェーツが引退!キャリア最終登板で先発を経験!
【MLB2026】偉大なるジャスティン・バーランダーが現役最後の登板を華やかに飾る!6回途中、6Kをマーク
【MLB2026】レッドソックス、ノーイースター(Nor’easter)回避でカブスとの最終戦はトロピカーナ開催に!(追記あり)
【MLB2026】大谷がILから復帰!パヘスも復帰したドジャースは最強の形でポストシーズンに臨む!
【MLB2026】レッドソックス、クレイグ・ブレスローとチャド・トレーシーの契約を延長!
【MLB2026】レイズがア・リーグ東地区を制覇!投打の柱が大いに機能し、まさに強者の戦いぶり!
【MLB2026】ファウルボールが顔面を直撃したアレックス・ブレグマンは複数箇所の骨折が判明!
タイトルとURLをコピーしました