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【MLB2020】交渉の決裂によりリーグによる60試合強制でプレーボールに向かいそう!ただし条件もあり

ドロドロなままプレーボールへ

 現地2020年6月22日、ようやくMLBが開幕を迎えることになりそうです。ただし、ドロドロでスッキリしないプレーボールへ。

 現地2020年5月12日(火)から始まったMLBとMLBPA(以下選手会)による1ヶ月強にわたる交渉は、双方合意に至ることなく、最後は決裂で終わることとなりました。

選手会、MLBの60試合案を否決へ

 現地2020年6月22日、選手会は新型コロナウィルスのアウトブレイクという緊急事態などもあり、安全対策を中心にリモート会議を開くということだったのですが、どうやら投票も行った模様です。

 投票に参加したのは、各チームの代表者30名と選手会幹部8名の計38名。そして投票の結果、33−5でMLBが現地2020年6月17日に提示した60試合プランを否決しました。

【17日のMLBによる60試合提案の内容】

  • 60試合(7/19スタート) ※COIVD-19のアウトブレイクで開幕はややずれます。
  • レート:フル・プロレーティッド(100%)
  • ロスター:30名
  • 2020−2021年の2年間はポストシーズンを16チームに拡大
  • 2020−2021年の2年間はユニバーサルDH(ナ・リーグもDH)
  • $25Mのポストシーズン・プール(PS出場のクラブで分けるボーナスのことです)
  • $10Mの社会正義用ファンドの創出(いや、先にマイナーリーガーでしょ!!)
  • 潜在的な苦情の却下(異議申し立ての却下)

 なお、21日(日)に急遽MLBが提示してきた変更案は、仮に2020シーズンが60試合未満となった場合に2021年に実施するプランですから、ここは一旦置いておく形です。

 60試合案を否決ということは、シーズン開幕が危ういのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、現地2020年6月22日時点で、シーズンが潰れることにはならず、以下のようになります。

シーズンはMLBが60試合で強行設定へ

 ここは重要なポイントですが、双方決裂した場合は、3月のアグリーメント(合意)が適用されます。つまり「(双方決裂した場合は)2020シーズンはリーグ(=MLB)が50試合近辺で設定することができる」というもの。

 よって、とりあえずは2020シーズンが逃げてしまうことはないと考えて良いと思います。

 そして、試合数は現地2020年6月22日時点で60試合。

開幕は7/24近辺

 レギュラーシーズンの開幕は7月24日(金)をターゲットに9月27日までになる見込みです。最終日はMLBが望んできた日に終了ということになりそうです。

ただし、2つの条件あり

 シーズンをセットするためとしてMLBは選手会に以下2点を東部時間2020年6月23日の夕方5時までに回答せよと条件をつけました。

  1. スプリングトレーニング2.0開始7日以内、具体的には現地7月1日までにどの選手が参加するかレポートすること。
  2. レギュラーシーズンとポストシーズンを行なうにあたり、ヘルス&セイフティー・プロトコル(健康と安全に関する基準)に合意すること

 1は、通常のスプリングトレーニングにおいてもピッチャー・キャッチャー・レポートなどがありますから、どの選手が参加するのかきちんとリストにまとめなさいということ。

 2は感染拡大のプロトコルに選手会として合意せよという意味ですが、選手会はMLBが5月半ばに出したプロトコルに未だ合意していなかったので、ここで改めて合意を求めてきたということになります。

 安全基準の合意はひょっとしたら、数項目は変更するかもしれませんが、とにもかくにも合意が必要ということでしょう。

MLB提示の条件は?

 今回、選手会が60試合案を否決したことにより、どの条件がなくなるのかはもう少し整理させてください。

 おそらくですが、以下はなくなると思われます。

  • 2020−2021年の2年間はポストシーズンを16チームに拡大
    • 10チームへ(確認中)
  • 2020−2021年の2年間はユニバーサルDH(ナ・リーグもDH)
    • →2020年はナ・リーグは投手も打席立つことが決定
  • $25Mのポストシーズン・プール(PS出場のクラブで分けるボーナスのことです)
    • 無くなるはず(確認中)

 なお、100%のプロレートは活きているはずで、そうなるとフルサラリーの約33−37%という金額になると思われます。

 日本時間2020年6月24日、朝どうなっているでしょうか。

 気が抜けませんね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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