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【東京五輪】日本が金メダル!MLBにインパクトを与える五輪選手は?

日本、公開競技のロス以来の金メダル獲得

 日本時間、2021年8月7日(土)のUSA@日本の五輪決勝は見応えがありましたね。日本の金メダルは胸が熱くなりました。

念願の金

 五輪で野球が開催されるまでは、それこそ国別対抗で最強集団を集めた大会はアマチュアのインターコンチネンタル・カップがおそらくそれに当たり、限られたマニアしか知り得ないものでした。新聞でさえも情報が不十分でした。

 日本野球最速ではないかと言われている山口高志投手(阪急→現関大コーチ)がキューバ相手に好投したのは確か、インターコンチネンタルカップだったと思われ、もしその映像があるなら、大枚を叩いてでも見てみたいものです。

 野球は1984年のロス五輪で公開競技となり、アマチュアの精鋭を集めた日本が金メダルを獲得。1988年の五輪ではアマ野球史上最強ではないかと言われる、古田、潮崎、与田、渡辺智男、石井丈裕、野村謙二郎、小川(オリックス)、笘篠、中島(日ハム)を擁して銀メダル。

 1992年のバルセロナでは、杉浦(日生)、伊藤智仁、三輪、学生で唯一メンバー入りした青学の小久保で挑むも、台湾の郭李のフォークにやられ銅メダル。

 1996年のアトランタでは福留、松中、谷(オリックス)を中心に、学生では井口、今岡がメンバー入りして、銀メダル。2000年のシドニーからプロ混合になり、残念ながらメダル獲得はならず。2004年のアテネでは銅、2008年の北京ではメダル無し・・・そこから13年。見事に金メダルを獲得しました。

今思えば、金属バットのキューバにアマだけで!

 2000年以前は、台湾やアメリカもそうですが、日本はほぼメジャーリーグの一線級が集まるキューバと戦ってきたわけです。

 今、キューバの国内リーグは優秀選手のメジャーリーグ流出が加速し、70年代から90年代の30年と比較するとインパクトは薄まってはきました。しかし、その当時のキューバはとんでもないレベルの選手ばかりだったわけです。今で言うなら、WBCでドミニカ共和国の面々が集まっているようなもの。しかもその面々が金属バットを使っていたのです!!それに日本はアマだけで挑むという、とんでもないアンフェアな戦いに挑み続けていた訳ですね。

MLBも今回のUSA銀で少し考慮するか?

 最強メンバーで臨む国際大会は、すでにWBCが出来ています。これも選手の契約の問題でサッカーのワールドカップのようには行ってはいませんが、現状でのベターな最強集団での戦いが見られます。

 オリンピックでの野球は、野球好きでなくとも情報が入ってきますから、裾野を広げる意味でもやる意味はあるとは思います。次のパリ五輪では野球・ソフトはスルーされますが、その次のロスではまた復活。その時、MLBはWBCのように参加できる一流選手を増やせるのかどうか。ここの整備だけでも相当な時間を要しそうですが、考慮に入れるかもしれませんね。

インパクトを与えた日本選手

 今回の侍ジャパンの金メダルは、山田選手、坂本選手の2人の牽引が素晴らしかったのは、言うまでもありません。そして甲斐選手もほぼ八面六臂の活躍でしたね。吉田選手は相手にはその存在感が恐怖だったでしょうし、ゲームに出た野手陣すべてが頼もしかったです。

 投手陣では田中投手が見えないところでかなりのリーダーシップを発揮していたのではないか?と思います。そしてフィールドで結果を出し続けた森下投手、山本投手、岩崎投手、伊藤投手、栗林投手を始め、全員がいい結果を出したと思います。

 今後、メジャーリーグにもインパクトを与えそうな選手がいました。

千賀投手 

 WBCのアメリカ戦でも投げたKodai Sengaはもう有名ですね。ファイナルではランナーを背負う投球となりましたが、156km以上のファストボールを連発。MAXは159kmhでしたでしょうか。いわば、97mphアベレージでMAX 99mph。そしておばけフォークは、”Ghost folk”としてその名を馳せました。

 もうメジャーレベルです。故障上がりとは思えない投球。現時点で28才。千賀投手の場合、ホークスがメジャー挑戦を容認するかどうか、その点だけがネックでしょうか。

 もし、千賀投手がMLB挑戦可となった時、争奪戦は必至かと。

伊藤大海投手

 まだ23才の伊藤投手は、Pitching Ninjyaさんから”Powder Puff Ball”と名付けられたり、ロジンのイメージがついてしまいましたが、あのボールを間近で見たアメリカベンチからはスカウトに情報が入っているはずです。

 ファストボールはlow-90mphという数字でしたが、数字以上の球威がありました。彼もメジャー挑戦が明らかになった暁には、獲得の声が複数上がると思われます。

山本由伸投手

 まだ22才の山本由伸投手はメジャー垂涎の素材だと思います。五輪でのインパクトはすでにスカウトに伝えられたでしょう。しかも腕のスイングは肘を壊しにくいものなので、メジャー挑戦となれば、争奪戦になると思われます。

鈴木誠也選手

 26才の鈴木誠也選手は、五輪では18-3、1HRにとどまりましたが、外野手で、ロングもあるということでおそらく評価は上がったのではないかと思います。

村上宗隆選手

 村上選手はファイナルで放ったHRでアメリカの中でも有名になったと思います。まだ21才というのも魅力で、内野なので、外野も守れるということで今後注目されていきそうです。HRを打ったのはチェンジアップでしたので、ファストボールへの対応を今後は見られていきそうです。

内野はベアハンドがデフォルト

 坂本選手、山田選手は打撃の評価はかなり高そうです。ただ、2人とも内野なので、もうMLBでは内野守備はおばけレベルでベアハンドがデフォルトのようなところがありますから、守備面でどういう評価を受けているのかは気になるところです。ニック・アレンやエディー・アルバレスの二遊間は相当うまかったですね。

インパクトを与えたUSAの選手

 メジャーのプロスペクトでは、以下の選手は今後メジャーへの道が相当開けたように思います。

シェーン・バズ/RHP

 2021年のフューチャー・ゲームでも投げたシェーン・バス(22才)は、レイズのマイナーでダブルAで開幕を迎え、五輪前にはトリプルAに上がりました。今大会は、ノックアウトステージの第2ラウンドの日本戦に先発。ファスト・ボールは強烈でしたね。2.2イニングで被安打5、失点2、BB 3、SO 1でしたが、すぐに上に上がってくると思われます。

トリストン・カサス/1B

 レッドソックスのダブルAにいるトリストン・カサスはアメリカ打線の中軸として、3HR。アメリカ大陸予選ではジャレン・デュランとともに、代表入りとなったものの、デュランが大陸予選後にメジャー昇格。カサスは代表として残りました。

 7月から調子を落としているレッドソックスゆえに、帰国後は早めのメジャー契約も十分にあります。

タイラー・オースティン/1B&RF

 プロスペクトではありませんが、アメリカ打席で最も頼りになった選手として、彼も入れさせてください。

 タイラー・オースティンは2010年ドラフトのヤンキース、13巡目指名。2018年のトレードデッドラインでヤンキースがランス・リンを獲得したトレードでツインズに移籍。2019年4月に、ツインズからジャイアンツへ。しかし、8月にジャイアンツをDFAに。そのままリリースとなり、FAになりました。

 FA直後の2019年8月半ばにブルワーズとサイン。2019年のシーズン終了後にFA。その後、ベイスターズと契約。以降、ベイスターズに所属しているわけですが、五輪でのあのクレバーな打撃は、かなり評価を上げたはず。

 2022年もベイスターズがクラブオプションを握っているようなので、シーズンオフの動きはまだ見えませんが、今季のサラリーが1億円ほどのようですから、金額といい、29才という年齢といい、シーズンオフには、メジャー復帰となる可能性も。

その他

フリオ・ロドリゲス(ドミニカ共和国)

 マリナーズの20才のプロスペクトでOFのフリオ・ロドリゲスは、五輪前はダブルAに所属。五輪ではドミニカ共和国NO.1の打率.417をマークし、HRも1本放ちました。

 マリナーズはOFのロスターを空けるかどうか微妙ですが、かなりのインパクトを残しました。彼は五輪前から評判通りの活躍を見せました。

 以上です。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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