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【大成功!】フィールド・オブ・ドリームスは、ティム・アンダーソンのHRで終幕(追記あり)

スペシャル・イベント

完全なる大成功を納めたフィールド・オブ・ドリームス

 現地2021年8月12日、待ちに待ったフィールド・オブ・ドリームスが開催されました。本来であれば、2020年の看板イベントとして実施されるはずでしたが、COVID-19の余波を受けて1年見送りに。

 とにかく無事に開催できて何よりだったことは言うまでもありません。1年延びたがゆえに、資金的には厳しいものがあったかもしれませんが、ただ時間ができた分、準備の精度が上がったのではないかと思われます。

 そして肝心のゲーム内容も含めて、大成功のイベントとなりました。

レイ・キンセラこと、ケビン・コスナーも登場

 1989年に上映された『フィールド・オブ・ドリームス』。映像美、野球選手への敬意、野球史や親子関係、野球選手の人生などをスプリチュアルな面も絡ませて紡いだストーリー。ロード・ムービーの要素、音楽、俳優陣・・・多方面に渡り、野球好きでなくとも愛される名画の一つです。なかにはアンチもいるようですが、人それぞれ。筆者は大好きな映画のうちの一つです。

 そして、イベントにはレイ・キンセラこと、ケビン・コスナーが登場しました。

選手たちの幻想的な登場

 映画で使われたフォールド・オブ・ドリームスはフィールドのサイズがメジャーサイズではないため、外野後方にMLB・フィールド・オブ・ドリームスとして、メジャー・サイズのフィールドが作られました。

 ケビン・コスナーを先頭に、右中間に設けられたゲートから、選手たちが思い思いのペースで入場。コーンをかきわけて姿を見せる選手たちがまさかこれほど幻想的に見えるとは!!コーンのその塑性が選手一人一人の入場をまるで異世界から来たかのように演出。

スローバック・ジャージ

 オールドタイムにさかのぼり、選手たちはスローバック・ジャージを着用。フェンス、スコアボードは木製に見えるものに仕立てられ、雰囲気を壊すことなく舞台が作られていました。

ゲームは最高の展開に 

 そしてこの日のヤンキース@ホワイトソックス戦は最高の展開に。

スターティング

 記念すべきゲームのスターティング・メンバーはご覧の通り。CWSの先発は当初、カルロス・ロドンでしたが、ローテーションがずれてランス・リンに。

ヤンキースホワイトソックス
1. ルメイヒュー 2B
2. ガードナー CF
3. ジャッジ RF
4. ギャロ LF
5. スタントン DH
6. ボイト1B
7. オドア 2B
8. ヒガシオカ C
9. ウェイド SS
P. A.ヒーニー
1. アンダーソン SS
2. ヘルナンデス 2B
3. アビレイユ 1B
4. ヒメネス LF
5. モンカダ 3B
6. ボーン DH
7. ロバート CF
8. エンゲル RF
9. ザバラ C
P. L・リン

1st HRはアブレイユ

 フィールドでの記念すべき初得点はホワイトソックスのホセ・アブレイユが上げました。1回裏、2アウトランナー無しで、回ってきた初打席で、ライン・ドライブでLFのコーン畑に叩き込みました。

ジャッジが3ランHRで逆転

 1-0とホワイトソックスがリードして迎えた3回裏、ヤンキースは2アウトからルメイヒューがシングルで出塁。つづくガードナーがシングルヒットを放ち、2アウト1、2塁でバッターはアーロン・ジャンジ。ランス・リンは2ストライクまで追い込んでいたものの、4球目のファストボールが甘く入り、そこをジャッジがRFのコーン畑に豪快に放り込み、3ランHRとな理、ヤンキースが3−1と逆転。

ホワイトソックスが中盤に6得点

 しかし、その裏、ホワイトソックスはティム・アンダーソンのタイムリー2塁打とエロイ・ヒメネスの3ランHRで5-3と再逆転。さらに、4回裏にも捕手のセビー・ザバラが2ランHRを放ち、7-3とリードを広げます。

 6回表にブレット・ガードナーのソロHRで1点を返したヤンキースですが、その後は豪腕のマイケル・コペック、左腕のアーロン・バマー、TDLで獲得したクレイグ・キンブレルに抑えられ、無得点。

 コペックのボールはえげつなかったですね!

 7−4のスコアで最終回へ。

ヤンキースが土壇場で4得点

 ライアム・ヘンドリクスが登板し、締めにかかったホワイトソックス。そういえば、この日は、監督のトニー・ラルーサが近親の葬儀に出席することで欠場。ベンチ・コーチのミゲル・カイロ(Miguel Cairo )が指揮を執っていました。

 このつなぎは問題ありませんね。

 ヤンキースは先頭のタイラー・ウェイドがシングルで出塁。ライアム・ヘンドリクスは2アウトまで奪うも、つづくアーロン・ジャッジが真ん中よりやや外よりのファスボールに対応。これが右中間のコーン畑に入る一発となり、7-6の1点差ゲームに。

 ライアム・ヘンドリクスはつづくジョーイ・ギャロに四球。迎えたのはジャンカルロ・スタントン。その初球。真ん中低めのやや外寄りのスライダーを叩いた打球は、弾丸ライナーでLFのコーン畑に。

 2ランHRとなり、ヤンキースが土壇場で8−7と逆転したのでした。

ドラマは9回裏に

 ただ、この展開から行くと、ランナー1人が出ると、一発でサヨナラもあり得る状況。しかも、ヤンキースはアロルディス・チャップマンがおりません。

 マウンドに上がったのはザック・ブリットン。チャップマン不在ならこの人が適任です。

 そのブリットンですが、1アウトを奪ったまではよかったものの、次打者のザバラに四球。この段階でこの日の流れからヤンキース・ベンチは嫌な予感がよぎったと思います。

 次打者はティム・アンダーソン。その初球。左腕からの繰り出された94mphのファストボールを素直に対応。これがRFの畑に入る2ランHRに!

 ゲームは逆転につぐ逆転で、ホワイトソックスが見事なサヨナラ勝利でドラマを締めくくったのでした。

計8HRが飛び出す

 記念すべきフィールド・オブ・ドリームスのゲームはヤンキースが4本、ホワイトソックスが4本の計8本のHRが飛び出したゲームでした。肝心な場面での得点がすべてHRとなったわけですが、こればかりはどうしてそうなったのか、わかりません。

フィールドサイズはむしろ大きい

 上の方で、映画でのフィールドはサイズが小さかったので、MLBサイズに合わせたフィールドを作ったと書きました。

 ゲームが行われたフィールドはホワイトソックスの旧本拠地のコミスキー・パークを模したフィールドで、サイズはこれに倣い、両翼は362フィート(110m)、センターは420フィート(128.01m)とかなり広め。さらに、フィールドの照明は暗めなので、投手のボールは相当速く見えるはず。なのに、このHR数はちょっと不思議ですね。ひょっとしてボールが変わったのでしょうか?

心配していた虫はいなかった

 筆者はこういうイベントを見ると、それを味わうよりもどうやってこれを運営していくのか?というのが気になる質でして、今回のイベントに関しては、こんな畑の中で照明を焚いたら、それこそ虫が沸いて仕方ないだろう?という懸念でした。

 夢のフィールドが台無しになりかねない要素に関して、どうやってそれを防止したのか?これははっきりとした確証を得ることはできませんでした。しかし、仮説は立てられます。

 1つには、どうやらLED照明は虫を寄りつけないらしいということ。虫は光の中の紫外線に反応しているらしいのですが、LEDで白い光を作る際は紫外線を抑えて作るようです。よって、虫があまり寄り付かないということが1点。

 そして仮説の2番目としては、虫に対する対策。これはもうアメリカですし、余計なことは書きませんが、おそらく清潔に保てる人工的なもので対策したのではないかと思います。確証を得てはおりません。

 なお、このコーンは10月から11月にかけて収穫されるようです。食べる??

 以上、大成功に終わったフィールド・オブ・ドリームスについてでした。

追記:2022年開催決定へ

 FOXニュースによると、2021年のMLBフィールド・オブ・ドリームスの視聴者はテレビ、ネットを含め590万3000人であったとのこと。遅れて見た人を入れればもっと多くなるでしょうね。

 そんな大成功を収めたフィールド・オブ・ドリームスですが、早くも2022年の開催が決定。リリースが早すぎない??

 2022年は8月11日に、レッズとカブスでやるとのこと。どちらのホームかはまだ不明ですが、すでに発表になっている2022年のゲームのこの日のカードに依ると思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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