【NLDS2019-Gm5】ナッツ、延長10回に勝ち越しグランドスラムでドジャースに勝利!NLCSへ

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ナッツ、5度目の挑戦でCSへ

いいゲームでした。

現地2019年10月9日、Game5までもつれたナショナルズ@ドジャースのNLDSは3-3のタイ・スコアで迎えた延長10回表、満塁のチャンスを作ったナショナルズがハウィー・ケンドリックのグランドスラムで7−4と勝ち越しに成功。そのまま逃げ切り、見事にNLCSの切符を手にしました。

ナショナルズがNLCSへ進むのは1981年のエクスポス時代以来、2度目。

2005年にワシントン・ナショナルズとなってからは、2012、2014、2016、2017と4度の地区タイトルを取りながら、いずれもNLDSで跳ね返され続けてきました。

今回、5度目の挑戦で見事に突破。やりましたね。

スターティング・ラインナップ

NationalsDodgers
1.ターナー-SS-(R)
2.イートン-RF-(L)
3. レンドン-3B-(R)
4.ソト-LF-(L)
5. ケンドリック-2B-(R)
6. ジマーマン-1B-(R)
7. スズキ-C-(R)
8. M・テイラー-CF(R)
9.ストラスバーグ-P-(R)
1.ピダーソン-RF-(L)
2. マンシー-2B-(L)
3. ターナー-3B-(R)
4. ベリンジャー-CF-(L)
5.ビーティー-1B-(L)
6.シーガー-SS- (L)
7.E・ヘルナンデス-LF- (R)
8.スミス-C-(R)
9. ビューラー-P-(R)

ナショナルズはほぼ不動と言っていいオーダー。好調のジマーマンをスタートから起用。一方のドジャースは右のストラスバーグということで思う存分左の好打者を上位に並べてきました。

このゲームは継投により大きく動いたゲームとなりました。そしてドジャースの左の打線の塊は後半、自軍に不利な要素に変貌していったのでした。

(サマリー)WSH7, LAD 3

スティーブン・ストラスバーグとウォーカー・ビューラーの先発。ともにMLB指折りの右腕ゆえにゲーム後半の継投が鍵になると思われたゲーム。

継投で不利なナショナルズがビューラーをいかに捉え、逃げ切るか?という流れがナショナルズに与えられた勝利への唯一のプランかと思っていました。

ゆえにストラスバーグが早い回に攻め込まれて失点し、打撃がビューラーに封じ込まれればナショナルズにチャンスが少なくなる。実際、前半はその流れ通りになりました。

ところが、いざ蓋を空けてみると、ドジャースが継投に大苦戦し、ナショナルズが見事なリレーで乗り切ったという予想を裏切る展開となりました。

Game Score

マンシーの2ランHRで先制

ドジャースは1回裏にリードオフのピダーソンがレフト・フェンスをスルーする二塁打で出塁。つづく2番のマンシーがHRを放ち2−0とリード。

キケがリードを広げるソロHR

2回裏にはキケ・ヘルナンデスことエンリケ・ヘルナンデスがソロHRを放ち、ドジャースはストラスバーグの立ち上がりを攻めて3-0とリード。ナショナルズにとっては勝利への道が狭まる流れとなりました。

ドジャース、外野守備でも流れを掴む

さらにドジャースは守備でもその流れを強く引き寄せました。1回表、アンソニー・レンドンが放ったHR性のRFへの当たりはあと一歩及ばず。2回表にはフアン・ソトがLFオーバーかと思われるラインドライブの長打性の当たりを放ったものの、キケ・ヘルナンデスが好捕。

さらに、4回表にはハウィー・ケンドリックがCFへHR性の当たりを放つも、コディー・ベリンジャーが見事なリーピングキャッチで阻止。まさに鉄壁の外野守備でした。

攻撃でも3回裏にベリンジャーの当たりをハウィー・ケンドリックがトンネルするなど前半戦は完全にドジャースの流れ。

6回裏、ナショナルズが1点を返す

ビューラーに封じ込まれていたナショナルズは6回表、アンソニー・レンドンが2塁打で出塁。つづくフアン・ソトがシングルを放ち、ようやく1点を入れ、なんとか後半に希望をつなぎます。

ソトはこのゲームのキーマンで、1回こそ好捕でヒットを阻まれましたが、4回にはポップフライがSSとLFの間に飛び、シーガーがまさかの落球で出塁もしていました。

ビューラー、7回裏に降板

その剛球でナショナルズ打線を封じて込めてきたビューラーでしたが、7回表にやや疲れが出てきました。

先頭のカート・スズキに死球。これは顔に当たったかと思いましたが、手首、顔の順でヒットして大怪我にならなかったものの、スズキはこれでゲームから離脱しました。 

ビューラー、7表2アウトまで取りましたが、ターナーに四球を与えたところで交代。ビューラーは、6.2イニングで被安打4、失点1、与四死球4、奪三振7で降板。

ドジャースが2番手で指名したのはクレイトン・カーショウ。カーショウは2番のアダム・イートンをスライダーで三振に取り、7回のピンチを脱しました。

レンドンとソトがBack to BackHRで同点に

8回表、ナショナルズは先頭のアンソニー・レンドンがLFへソロHR。さらに次打者のフアン・ソトは初球をCFへソロHR。ナショナルズが2者連続HRでついに3−3の同点に追いつきました。

延長10回、ジョー・ケリーがケンドリックにGSを浴びる

10回表、マウンドにはジョー・ケリー。9回から登板し、三者凡退に抑えていました。ところが2イニング目、アダム・イートンに四球を与え、アンソニー・レンドンにはグランドルール・ダブルでノーアウト2・3塁のピンチに。

つづくフアン・ソトは申告敬遠とし、ノーアウト満塁の大ピンチを迎えます。

ドジャースにとっては嫌な予感、ナショナルズにとってはドキドキの場面でした。ここでバッターはハウィー・ケンドリック。ケンドリックはファストボールを待っていたようでした。2球目、97mphの剛球がシュート気味に内側に入ったところをフルスイング。これがCFへフェンす際に飛び込む、グランドスラムとなり、なんとナショナルズが前半の悪い流れから一転。7−3と勝ち越しに成功したのでした。

10回裏、ナショナルズのマウンドはショーン・ドゥーリトルに。本来のクローザーです。ショーン・ドゥーリトルは三者凡退に打ち取り、ナショナルズがドジャースを7−4で下してNLCSへの切符を手に入れたのでした。

ドジャース、悔やまれる継投

ドジャースは7回2アウトで2番手としてクレイトン・カーショウを起用。勝ちに行くぞというメッセージでもありました。そして、アダム・イートンを三振に取ったまではよかったです。

イニングが変わって、2者連続HRで同点に追いつかれたワケですが、カーショウの後を引き継いだのは前田投手。前田投手は三者三振に仕留めました。

それを考えると、レンドンとソトの時に当ててみたかったですね。これはもう結果論なので仕方ありません。

そしてジョー・ケリーも2イニング目に痛い結果となったワケですが、ケリーの後のジャンセンが1アウトから引き継いで、打者2人をしっかりと打ち取ったことを考えると、これも結果論ですが継投の順番が違ったなと思います。

ナショナルズはリレー成功。

ストラスバーグは6回を投げきったところで降板。被安打6、失点3、与四球1、奪三振7、被本塁打2。

7回裏には、タナー・レイニーが101mphの剛速球で打者2人をねじ伏せ、そして2アウトから左打者のピダーソンにパトリック・コービンを起用し、成功。

パトリック・コービンはGame3のリリーフで大炎上してしまいましたが、この日は1.1イニングを投げてパーフェクト。奪三振3でした。マンシー、ベリンジャーという左打者をしっかりと抑えました。

9回裏はダニエル・ハドソンが登板し、被安打1の無失点。もう1イニング任せるかと思いましたが、10回裏はショーン・ドゥーリトルが復調のパーフェクト。

10回表は右打者のポロックを代打に送られましたが、うるさい左のマンシーにドゥーリトルを当てられたのもよかったです。

ローテーション投手を1枚使ったものの、リリーフに弱いと言われていたナショナルズがリリーフで勝ったと言ってもいいかもしれません。

ナショナルズはカージナルスとのNLCSです。

お読みいただき、ありがとうございました。