【エンゼルス】痛すぎるプロスペクト右腕の怪我
現地2021年11月8日のこととなりますが、エンゼルスの期待の右腕、クリス・ロドリゲスが2022シーズンの大半を欠場することが明らかになりました。
これはエンゼルスのGM、ペリー・ミネイジアンが記者に明かした情報。
右肩関節包の修復手術
クリス・ロドリゲスが傷めているのは、右肩関節包。カプセルと呼ばれる箇所で右腕と右肩がはまる箇所。ここにクッション材のような役割をしているのが関節包なのですが、そこを傷めた模様。いわゆる野球肩です。
右肩後背筋痛から
クリス・ロドリゲスはせっかくのメジャー・デビューを果たすも、約4ヶ月ほどでILに入りました。2021年8月に右肩広背筋痛に悩まされていたのですが、傷めた箇所が右肩関節包であることがようやくはっきりし、つい最近その修復手術を受けたとのことです。
これによりクリス・ロドリゲスは2022シーズンの大半をリハビリも含めた右肩の治療にあてることになりました。
期待の右腕は怪我が多い
ちょうど約1年前、エンゼルスはルール5ドラフトに向けたマイナー・リーガーのロスター調整でクリス・ロドリゲスをプロテクトしました。そうしなければ、ルール5ドラフトにかけねばならず、他クラブへ流出してしまう恐れがあったからです。
2020シーズンはマイナーリーグがキャンセルとなったため、クリス・ロドリゲスは公式戦で投げていませんでしたが、それまでも2018年から2019年にかけて3度しかマウンドに立っていませんでした。この時はバック・イシュー(腰痛)でした。
2021シーズン
ようやくデビューとなった2021シーズンは開幕からロスター入り。4月2日デビューを飾り、その後は調子よくリリーフとして最低でも中2日を空けて登板していましたが、5月に一度離脱。
約1ヶ月後に再度メジャーのマウンドに上がるも上記の通り、8月に右の広背筋痛を患い、IL入りに。
よって、2021シーズンは15試合、2スタートで29.2イニングに登板。2勝1敗、ERA 3.64。奪三振は29。
96mph近くを計測するパワーシンカーはバッターにとって非常にやっかいで、エンゼルスの将来を担う投手として大いに期待されてきました。
この右肩が治ってからが勝負ですが、故障がちな面をなんとか変えることが出来ないだろうか?とも思います。逸材だけになんとか花開いてもらいたいですね。
2022年は大谷選手とともに、ローテーションの一角に入るかと思われていたのですが、ちょっと残念です。まずはしっかりと肩のケアをしてもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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