スポンサーリンク

【MLB 2020】ブルージェイズ、ホームゲームをNY州バッファローで行なうかも→追記:バッファローに決定→そのオープニング

カナダ当局の厳しい規制

 現地2020年7月12日、トロント・ブルージェイズは自軍傘下のトリプルA、バッファロー・バイソンズと球場使用について合意。2020シーズンにホーム・スタジアムとして使用できるオプションを得ました。

トロントでのRS開催の承認を得られていない

 というのも、ブルージェイズは現地2020年7月12日時点でカナダの保健当局からレギュラーシーズン開催の承認を未だ得られておらず、なおかつ選手達は今、非常に厳しい規制を課せられています。

選手は缶詰状態

 ブルージェイズはサマー・キャンプを本来のホーム・スタジアムであるカナダ・オンタリオ州、トロントのロジャース・センターで実施していますが、選手は隣接しているマリオット・ホテルとスタジアムから出ることが出来ません。

 球場、もしくはホテル外に出たことを見られた場合、75万ドルもの罰金と収監が課せられると通知されているほどの厳しさ!まさに缶詰状態となっています。

 カナダの保健当局は新型コロナウィルスへの規制を緩めていないのです。

沈静化しつつあるが

 オンタリオ州保健大臣の地位にあるクリスティン・エリオット氏の情報によれば、オンタリオ州の新規感染者は現地2020年7月12日時点で116名とツイート。この数字は10日(金)時点と同じ数字で4月初旬以来の低い感染率に収まってはきている模様。

 しかし、現地2020年7月12日時点でメジャー・プロ・スポーツの開催というところにまで至っていないというのが現状。

 このままなら、トロントでのゲームの開催は厳しいという状況なのです。

頼みのフロリダはアウトブレイク 

 カナダ当局からのプロスポーツイベントの許可はずっと出ていなかったので、ブルージェイズはこれまでも他の方法を検討していました。その一つがスプリングトレーニングの開催地のフロリダ州ダニーデンでしたが、6月20日ごろから始まったフロリダでのアウトブレイクにより、この可能性はクローズ。

 悩ましいところで、トリプルA、バイソンズのホーム、バッファローにスポットを当て、とりあえずゲームを開催する土台をようやく構築出来たという状況です。

サーレン・フィールドは立派な施設

 ブルージェイズが2020シーズンのホームフィールドとして使用する可能性のあるサーレン・フィールドは、マイナーのスタジアムとしては規模が大きいです。

 当分は無観客ですが、観客は16,600人を収容可能。

 フィールドは両翼99m、CF123m。

 施設としてはメジャーリーグ・クオリティーと言っていいでしょう。

 1988年オープンで、30年以上経過している施設ですが、約10年ごとにネーミング・ライツでその名を変えてきました。また、その度に施設をマイナー・チェンジをしており、美しさを保っています。

 現在のサーレンとは、お肉料理を提供する食品会社のことで、サーレン・パッキング株式会社(SAHLEN PACKING CO., INC.)のこと。2018年10月にバイソンズと10年のネーミングライツで合意。2019シーズンからこの名前になっています。

2020スケジュール

 60シーズンスケジュールが発表された段階では、オープン戦なしでシーズン突入となっていたブルージェイズでしたが、その後、21日と22日にボストンでレッドソックスとエキシビジョン・ゲームを行なうこととなりました。

 24日からの開幕戦はレイズとトロピカーナ・フィールドで対戦。ホーム・オープナーは29日のナショナルズ戦からという日程になっていました。

 ここでどこのスタジアムを使うかは現地2020年7月12日時点では未定。おそらく、カナダはまだ規制が緩まないことを考えると8月いっぱいはバッファローでのホーム・ゲームということになるかもしれません。

 今しばらく、状況を見守りたいと思います。

追記:NO CANADA

 現地2020年7月18日、カナダのイミグレーション大臣のマルコ・メンデシーノ(Marco Mendicino)氏はカナダ連邦政府はブルージェイズがロジャース・センターをホーム・スタジアムとして使用することを拒絶。

 ブルージェイズは29日からのナショナルズとのホーム・オープナーをトロント以外で行なうことを決定せざるを得なくなりました。そうなった場合、当記事の通り、ニューヨーク州バッファローのトリプルA・バイソンズのホーム、サーレン・フィールドの選択肢しかなくなりました。

 ブルージェイズはまだ公式発表しておりませんが、数日中に発表となる見通しです。

追記1:バッファローに決定

 現地2020年7月24日、PNCなどの有力情報もありましたが、ソーシャル・ディスタンスをキープする手段をなんとか確保できる見込みが立ったことから、ブルージェイズは、2020年のホームスタジアムをバッファローで行なうことが決まりました。

 

ナショナルズとは当初、27日、28日にロード・ゲーム、29日、30日はトロントでホームという設定でしたが、変更後は4試合ともナショナルズ・パークで行い、後半2試合は形だけブルージェイズがHomeとして行なうことになりました。ただ、ベンチなどは動かさず、ユニフォームはHome用に変えて行なうと見られています。

したがってバッファローでは7月31日と8月1日のフィリーズ戦が最初ということになりそうです。バッファローは絶賛準備中です。

引用は当ブログ下記記事より

 追記2:ホーム・オープン

 現地2020年8月11日、ブルージェイズはようやくホームでの開催にこぎつけました。トリプルAのサーレン・フィールドを今回のCOVID-19 仕様にするべく突貫工事を敢行。ご覧の通りの2020MLB仕様のスタジアムにマイナーチェンジしました。

 そしてマーリンズとのホーム・オープナーに5-4で勝利しています。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025FA】ツインズがハリソン・ベイダーと1年契約でサイン!B・バクストンの怪我に備えた?!
【MLB2025FA】エンゼルス、ヨアン・モンカダと1年契約!レンドンとの3B争いに
【MLB2025FA】6年/226HRのピート・アロンゾはメッツと2年/54Mドル保証で再契約へ!
【MLB2025FA】オリオールズ、OFを補強!ラモン・ロレアーノと1年契約でサイン
【MLB2025FA】ツインズ、オリオールズでハード・シチュエーションに登板していたダニー・クーロムを獲得!
【MLB2025FA】ジャック・フラハーティーは再びタイガースへ!2年/35Mドル保証でサイン
【MLB2025】WSで傷めた左肩の続報!大谷の東京開幕は打者での出場見込み!投手復帰は5月が1つの復帰目安
【MLBルールチェンジ2025】シフトと走塁で2つのマイナー・チェンジあり!
【MLB2025】レッズが攻勢をかける!FAでオースティン・ヘイズとサイン、そしてトレードでテイラー・ロジャースを獲得
【MLB2025FA】ブルージェイズ、サイ・ヤング賞3度受賞のマックス・シャーザーを獲得!
【MLB2025FA】カルロス・エステベスはロイヤルズに決定!2年契約で合意
【MLB2025FA】カービー・イェーツ、ドジャースと1年/13Mドルで合意!LADはスーパー・ブルペンが誕生!(追記あり)
【MLB移籍2025】カブス、ライアン・プレスリーをトレードで獲得
【発表!】MLB 2025トップ・プロスペクト・ランク100!佐々木朗希が1位!ローマン・アンソニーが2位!
【MLB2025】小笠原慎之介投手がナショナルズと2年契約へ
【MLB2025FA】ブレーブス、ジュリクソン・プロファーと3年契約でサイン
【MLB2025FA】ガーディアンズ、ポール・シーウォルドと1年プラスオプションでサイン!
【MLB2025HOF】イチロー選手が野球殿堂入り!CC・サバシア、ビリー・ワグナーも揃ってHOFへ
【MLB2025FA】ブルージェイズ、アンソニー・サンタンデアを獲得!オプトアウトありの5年契約でサイン
【MLB2025FA】またしても!ドジャースが注目FAリリーバーのタナー・スコットと4年契約で合意
【MLB2025FA】アスレチックスがホセ・ルクラクと1年契約!TEXの2023 WS制覇に貢献
【MLB2025】阪神・青柳晃洋投手はフィリーズとマイナー契約へ
【MLB2025】佐々木朗希投手はドジャースに決定!契約延長での上書きは当分なし!
【MLB2025FA】メッツがジェシー・ウィンカーと再契約!右投手との対戦に期待
【MLB契約2025】破格の契約となった桐朋・森井翔太郎選手!アクーニャ、ソト、佐々木らと同じ国際FAでの契約
【MLB2025】期限は現地1/23!佐々木朗希投手はまもなく決定!サイニング枠の全額投入の可能性も!
【MLB2025FA】堅実な選択!マリナーズがドノバン・ソラーノと1年契約でサイン
【MLB2025】2年前はNPBを模索!A’sのブレント・ルッカーが5年の延長契約を勝ち取るまで
【MLB2025FA】ブルージェイズが直近2年で大躍進したジェフ・ホフマンと3年/33Mドルでサイン!
【MLB2025FA】オリオールズがアンドリュー・キットリッジと1年契約で合意!ブルペン強化へ
タイトルとURLをコピーしました