【MLB移籍2021】メッツがブルペンを強化!ツインズからFAの豪腕トレバー・メイを獲得へ(追記あり)

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2021FA

 ニューヨーク・メッツがスティーブ・コーエン新オーナーになってから初のFA選手獲得です。

 現地2020年12月2日、ツインズからFAとなっていたリリーバー右腕のトレバー・メイ( Trevor May)と2年で合意しました。現時点はフィジカル・チェックの結果待ちです。

契約内容

  • 2年/$15.5M (2021-22)
  • 支払い:2021:$7.75M、2022:$7.75M
  • パフォーマンスボーナス:
    • 60、 65、 70試合登板ごとに$50,000。
    • 60、 70 イニング達成でそれぞれ$50,000。

 トレバー・メイは2020年のサラリーが1年/$2.205Mでしたから、この厳しいFAで大幅アップとなりました。

追記:サラリーが決まりました

 サラリーは2 年/$15.5M (2021-22)に。その内訳です。

  • 2020年12月2日サイン
  • 2021:$7.75M/ 2022:$7.75M
  • パフォーマンスボーナス: 60、 65、 70試合登板ごとに$50Kが加算。また、 60、70 イニングごとに$50Kが加算。ポテンシャルボーナスでMax $0.25Mですから、登板試合数、イニング数双方ともに基準達成で加算されます。

 1試合1イニングをベースにボーナスが設定されています。当然1イニングを下回るゲームもあるでしょうから、イニングにおいてもパフォーマンス達成が設定されているということでしょう。万が一75試合で75イニングに登板すれば、計$0.25 Mですね。もしそんなことをすれば翌シーズンに影響がでそうですね。

背景

 2020シーズンは26勝34敗と勝率.500を割ったメッツ。チーム打率がナ・リーグ1位の.272だったものの、チームERAがナ・リーグ12位の4.98と守りの面で崩れました。

 ローテーション右腕のノア・シンダーガードはトミー・ジョン手術、マーカス・ストローマンはCOVID-19蔓延の中での出場を敬遠し、オプトアウトしたこともあり、スターターのチームERAが5.37とナ・リーグ13位。

 ブルペンもERA 4.60 とナ・リーグ9位という成績に。

 2020年はクローザーのエドウィン・ディアスがERA 1.75と復活の兆しを見せたものの、ジェウリス・ファミリアがERA3.71。ファミリアは2019年の5.70よりは回復したものの、クローザーへうまくつなぐことができないケースが多かったのが痛かったです。

 頼みのセス・ルーゴは16試合中、7試合は先発に回っていたということも厳しい台所事情で戦っていたことが伺えます。

 ここでブルペンにパワーアームを入れることでよりエドウィン・ディアスへつなぎやすくなり、さらに先発もプレッシャーからある程度は開放されます。その点でよい補強だったのではないかと思います。

トレバー・メイとは

 トレバー・メイは1989年9月28日生まれの31才。2008年、フィリーズの4巡目指名でプロ入りした右腕です。

 デビューは2014年。2012年12月にフィリーズがスーパー外野手のベン・リベアを獲得したトレードで、スポーツグラスでおなじみのバンス・ウォーリーとともにツインズへ移籍しました。

 よって、デビューはツインズに入ってからで、それ以降ずっとツインズにいました。当初はスターター。デビュー2年目から先発とともにリリーバーとしても登板。勝利数のキャリアハイはそのデビュー2年めの8勝です。

2017年にトミー・ジョン手術

 先発もリリーフもこなした2015年は44試合に登板、翌2016年はリリーフオンリーで44試合に登板。

 この2年間の酷使がたたったのか、2017年のスプリング・トレーニングで右肘を故障。そのままトミー・ジョン手術となり、2017年は全休しました。

 復帰は2018年7月31日。2018シーズンはシーズン終盤の2ヶ月で24試合に登板しました。

 2019シーズンは術後初のフルシーズンで65試合に登板。すべてリリーフです。ERAは2.94と素晴らしいシーズンにしました。

 2020シーズンは24 試合に登板し、ERA3.86。

ベロシティーアップ! 

 2019年の4シームの平均は95.5mph。ところが2020年は96.3mphに!肘の調子がよかったようで、前年よりベロシティー(速度)がアップしていました。

 メイの球種は4シーム、スライダー、チェンジアップ、シンカー、そしてカーブ。横の変化だけでなくスピード差をつけた幅広い速度レンジで勝負できる投手です。

 肘が2020シーズン同様にヘルシーならかなり期待できそうですね!

 大幅なサラリーアップも期待の表れかと。メッツのコーエンさん、さすがに資金潤沢ですね。これでもしもトレバー・バウアーを獲得となれば、かなりいい条件を提示しそうです。バウアーはメッツに強い関心がありそうですから、贅沢税の枠内に収まる計算が成立すればバウアーもあり得ますね。

 お読みいただき、ありがとうございました。