レート・フィールドのお客さんが沈黙
前日のGm3でホセ・ラミレスが走攻守全ての面を引っ張って1勝を上げたガーディアンズ(Condenced Game Gm3)。それでも依然、ホワイトソックスが2勝1敗とALCSへ王手をかけている状態です。
レート・フィールドは真っ黒
現地2026年10月8日のALDS Gm4のレート・フィールドはGm3同様、ホワイトソックスの黒のジャージを着たお客さんで溢れ返り、真っ黒。もはや5万人規模のお客さんが入っているのかと思いましたが、実はレート・フィールドのキャパシティー自体が40,615人で、「あれで5万人を超えていなかったのか?」と意外に思った次第です。なお、前日のGm3の観衆はフルフルに入った状態の40,590人。そしてこの日のGm4は39,920人でした。
スタンドのお客さんは3年連続100敗を経て、まさか急にプレーオフ進出に返り咲くとはと良い意味のサプライズに興奮する面と、2021年以来5年ぶりのALDSということもあり、興奮のるつぼと化しました。ただ、これも中盤までとなりました・・・。
パーカー・メシック、力みすぎ

負けたら終わりが続くガーディアンズの先発はGm1で登板したパーカー・メシック。Gm1では5回途中2失点、BB 2と先制点は与えたものの、ゲームメイクは出来ました。シーズンERA 2.56の片鱗は見せたと思います。
ただ、この日はもう力みまくっておりました。確かにキレのある4シームはMAXで97.4mphまで計測し、これがコンスタントに決まれば打てないだろうなと思われるほどの強さを見せていましたが、いかんせんはっきりとわかるボールが多かったです。
3回裏は先頭のコルソン・モンゴメリーを投手前内野安打で出塁を許し、つづくチェイス・マイドロスにはLF線に2塁打を打たれてノーアウト1、2塁とされた後、ランダール・グリチャックからは三振を奪い、1アウトとしたものの、この後は2連続四球。先制点は押出による1点でした。
ここでパーカー・メシックは降板となり、ショーン・アンダーソンが引き継ぎましたが、サム・アントナッチに犠牲フライを打たれ、2点目を献上。
ガーディアンズはスタンドからの圧も感じながら、非常にまずい展開で中盤を迎えます。
ホセ・ラミレスが逆転2ランHR
ガーディアンズは1回表にホワイトソックス先発のヘイゲン・スミスから3つの四球をもらう大チャンスを迎えてたのですが、2アウト満塁でアンヘル・ヘルナンデスが三振に倒れ、チャンスを潰していました。
劣勢のまま進んだ5回表、反撃に転じます。先頭はマスクをかぶったオースティン・ヘッジスでしたが、代打にパトリック・ベイリーが登場。Gm3では2安打を放ち、好調です。そのパトリック・ベイリーはエリック・フェディーの5球目のシンカーを捉え、打球は弾丸ライナーでRFポール際へ。このソロHRでガーディアンズは1点を返します(CLE 1,CWS 2)。
さらに、1アウトからスティーブン・クワンが目の醒めるようなCFへのラインドライブのシングルで出塁。ホワイトソックスは3番手のジョーダン・ヒックスにスイッチ。そしてバッターはホセ・ラミレス。2球目、99.9mphの4シームがアウトハイに来たところをしっかり捉えたホセ・ラミレスの打球は右中間スタンドに消える一発となり、ガーディアンズが一気に逆転(CLE 3,CWS 2)。スタンドは静まり返りました。
ホワイトソックスが再逆転
ただ、ホワイトソックスも黙ってはいません。5回裏、ガーディアンズはタナー・バイビーを3番手に起用しましたが、1アウトを奪う間に2つの四球を出したところで、早めに降板となりました。ここで左腕のティム・ヘリンが登板したのですが、村上選手にはシングルを打たれ、1アウト満塁とした後、サム・アントナッチに死球を与えてまたも押し出しで1失点(CLE 3,CWS 3)。せっかくの逆転を吹き飛ばしてしまいます。そしてブレントン・ドイルに犠牲フライを打たれ、すぐに逆転されてしまいます(CLE 3,CWS 4)。
この後はカイル・ティールにも四球を出して、エリック・サブロウスキーに交代し、3アウトを奪いました。
6回、ガーディアンズが6得点
6回表、ホワイトソックスはアンソニー・ケイが4番手として登板。先頭打者を抑えるも、アンヘル・ヘルナンデスに死球を与え、ここからガーズ・ボールが発動!フィールドを駆け巡ります。
アンヘル・ヘルナンデスはつづくトラビス・バザーナの打席で、すかさず2塁への盗塁を決めてスコアリング・ポジションに進塁すると、バザーナが二塁打を放って、ヘルナンデスが生還(CLE 4,CWS 4)。
CWSはグラント・テイラーで打たれたのが痛かった
ウィル・ヴェナブル監督はここでリリーフの切り札、グラント・テイラーをマウンドに送ります。
Gm1でガーディアンズはグラント・テイラーに完璧に抑えられましたが、この日は代わりばなにパトリック・ベイリーがシングルを放って、トラビス・バザーナが2塁から生還して逆転(CLE 5,CWS 4)!
さらにこの後、2つの四球で1アウト満塁でホセ・ラミレスという最高シチュエーションを迎え、ホセ・ラミレスは期待通りに1、2塁間に内野安打を放って得点(CLE 6,CWS 4)。さらにチェイス・デローターも2Bの頭を超えるラインドライブのタイムリーを放ち、追加点(CLE 7,CWS 4)。
最後は1アウト満塁でジョー・アデルがRF線に技ありの打撃を見せ、2人が還って、このイニング6得点目(CLE 9,CWS 4)。 いずれもタイムリーで6点を重ねたところがガーディアンズにとって良かった点ですね。
ギャビン・ウィリアムズ登板!?
6回の6得点でレート・フィールドのお客さんを沈黙させたガーディアンズ。
8回裏にクローザーのケイド・スミスが登板。1イニングを無失点に抑えました。9回裏、ケイド・スミスはイニングをまたぎました。しかし、先頭のミゲル・バルガスにHRを許し、スコアは9-5。この後、村上選手にも四球を出したところで、ガーディアンズは投手交代。
なんとGm5に先発予定のギャビン・ウィリアムズを投入しました。これはどうか?と思いましたが、投手運用は現場でしかわかりませんから、良しとするしかありませんが、結果的に1安打を許したものの、つづく3人を連続でアウトに斬って取り、ゲームを締めました。ガーディアンズが9-5のスコアで勝利し、2勝2敗としてGm5へ。

投入理由
ギャビン・ウィリアムズ投入の理由は確実に勝たなければいけない中、残る投手の中で最も信頼出来る投手を投入したということでした。
試合後、スティーブン・ボート監督は、 「今夜のシナリオは、明らかに3イニングで白紙になった」と述べた通り、パーカー・メシックの早期降板後の投手運用は綱渡りでした。特にタナー・バイビー、ティム・ヘリンが0.1イニングずつしか機能しませんでしたので、さらに運用を難しくした感じです。
決戦へ
Gm1とGm2は振るわなかった打線が息を吹き返した今、ガーディアンズがALCSへ進出できる可能性はかなり高まりました。
ポストシーズンの5回戦シリーズにおいて、最初の2試合を落としながら、続く2試合を制して盛り返したのは過去18チーム。そのうち、10チーム(56%)が決戦のGm5にも勝利しています。また、Gm5はガーディアンズのホームですから、それも有利に働くでしょう。
そしてギャビン・ウィリアムズ本人もGm5に向けてノリノリです。移動日で1日空くので、ブルペンは少しでも休ませたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。

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