パイレーツ、またしてもP・スキーンズを支援
現地2026年2月9日、ピッツバーグ・パイレーツが大物を補強。ブレーブスとの4年/$65M (2021-24) +2025 $16Mクラブオプションの契約が切れてFAとなっていたマーセル・オズーナ(Marcell Ozuna)と1年契約で合意しました。
2025年はチーム打率.231でMLB28位と、とにかく貧打に泣いたパイレーツ。シーズンERA 1.97と高品質投球を披露してサイ・ヤング賞を受賞したポール・スキーンズに10敗(10勝)をつけさせたということで、大きな批判を浴びました。
ポール・スキーンズ一人で勝てるわけではありませんが、この逸材を活かすも殺すも打線次第ということで、シルバースラッガー賞2度受賞のマーセル・オズーナを獲得に至りました。2026年は打線が楽しみです。
GMのベン・シェリントンは今オフ、積極的に動いております。
契約内容
パイレーツとマーセル・オズーナの合意内容は以下の通り。
- 1年/$12M (2026) + 2027 オプション
- 2026:$10.5M
- 2027: $16M ミューチュアル・オプション( $1.5Mバイアウト)
ミューチュアル・オプション成立の条件は現時点では明らかになっていませんが、バイアウト込で計$12M保証です。2025年は$16Mのクラブオプションをブレーブスが行使しましたから、今回のサラリーは単年では前年よりも下がりました。オプションは2025年と同じ金額の設定ですね。
35歳、ベテランの味を発揮するか?
マーセル・オズーナの誕生日は1990年11月12日でオフに35歳となりました。2013年に22歳でマイアミでデビューして以来、13シーズンをMLBで過ごしたことになります。
2014年以降はレギュラーとして過ごしてきて、マイアミでの2017年は右打者でありながら、191安打を放ち(これはキャリアハイ)、HR 37、RBI 124という化け物のような数字を叩き出しました。この年はオールスター、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞、MVP投票15位(マイアミはALイースト2位でフィニッシュ)とMLBのOFで確固たる地位を築きました。
この魅力により、同年12月にカージナルスとのトレードが成立。この時カージナルスが出したのがなんとサンディー・アルカンタラ、ザック・ギャレンら計4名。現在のマイアミのエース(サイ・ヤング賞)と2025年までのDバックスのエースですね。なんともすごいトレードでした。
カージナルスでの2018-19年にかけての2年間は278試合に出場し、安打数 280、HR 52、RBI 177と良い結果は出してはいますが、2017年と比べると爆発的なものでもありませんでした。
2019年オフにFAとなり、2020年1月にブレーブスと1 年/$18M (2020)でサイン。
2020年は60試合にフル出場し、HR 18、RBI 56をマークし、2度目のシルバースラッガー賞受賞となりました。
2021年にブレーブスは翌年から始まるナ・リーグのユニバーサルDH導入を見越して、再度FAとなっていたマーセル・オズーナと4年契約でサイン。上述の契約内容です。
その4年契約の1年目の2021年にDVにより離脱。彼のキャリアでルーキー時代を除いて大きく離脱したのはこのシーズンのみで48試合の出場にとどまりました。
ブレーブスでの5シーズンは概ね好調で、HR 148、RBI 410をマーク。.265/.347/.489、OPS .836でした。
34歳となった2025年は.232/.355/.400、OPS .756、HR 21、RBI 68とやや落ちではありました。
テコ入れしている打線
今オフ、パイレーツは上述のように打線をテコ入れ。レイズからブランドン・ラウをトレードで獲得し、
ライアン・オハーンと2年契約。
ローテーションのヨハン・オビエドを出して、レッドソックスのプロスペクト、ジョスティンソン・ガルシアも獲得。
そしてPre-2026のトップ・プロスペクト・ランク1位に輝いたのは2024年1巡目指名のSS/OFを守るコナー・グリフィン。
パイレーツ、2026年は打線が楽しみでもあります。なお、今回、マーセル・オズーナを獲得したということは彼をDHで起用することになるので、パイレーツ・レジェンドのアンドリュー・マッカっチェンとのディールはもうないかもしれませんね。
お読みいただき、ありがとうございました。









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