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【MLB2025】ドジャース・佐々木朗希がSTデビュー。99mphを計測し、3回をスコアレス!

佐々木朗希、上々のデビュー戦

 現地2025年3月4日、ドジャースの佐々木朗希投手がカクタス・リーグのレッズ戦に登板。初の対外試合で上々のデビューを見せてくれました。

 NPBで4シーズン、394.2イニングを投げ、2022年4月10日には19奪三振の完全試合を達成するなど強烈なインパクトを残してきた佐々木朗希投手ですが、やはりプロで投げてきた経験はその立ち居振る舞いにも出ており、とてもルーキーには見えない雰囲気を醸し出しておりました。

3イニング、5K 

 スコア1-2と1点ビハインドの5回表からマウンドに上がった佐々木投手は先頭のノエルビ・マルテを99.2mphの4シームでSSゴロに打ち取ると、続くオースティン・ウィンズにも99mphの4シームで押しましたが、高めに浮いた4球目の98.8mphの4シームをRFへ運ばれ、シングルヒットを許します。

 つづくスチュワート・フェアチャイルドの初球、送りバントを試みたチェアチャイルドに対し、4シームがインコースに抜けてしまい、死球。96.9mphでしたので、避けきれませんでした。指に当たらなくてまだ良かったですね。これで死球で骨折などなっていれば、今後のメジャーでのキャリアにも影響しかねなかったので良かったです。

 2人のランナーを背負いましたが、TJ・フリードル、マット・マクレーンという好打者2人から連続三振を奪い、ピンチを切り抜けました。ふたりとも早めに追い込み、スプリッターで三振を奪いました。

 6回表はエリー・デラクルーズと対戦。2球連続で4シームが低めに外れ、3球目にストライクを奪いにきたところをきっちりとLF線に弾き返され、2塁打に。さすがの佐々木投手も慎重に入りました。

 その後はオースティン・ヘイズから三振を奪い、ジェイク・フレイリーをCFフライ、クリスチャン・エンカーナシオン=ストランドには四球、ノエルビ・マルテをポップフライに打ち取り、このイニングも無失点。

 3イニング目の7回表は、三者凡退。オースティン・ウィンズを三振、ヘクター・ロドリゲスを1Bゴロ、カルロス・ホルヘから三振を奪い、降板。

 3イニングで被安打2、スコアレス、BB 1、HBP 1、SO 5、WP(ワイルド・ピッチ)1という成績でした。

 この日、主に投げたのは4シームとスプリッター。スライダーは3球のみ。ただ、このスライダーはシーズンでかなり効果的に使われると思います。非常に良かったです。46球を投げて、そのうちストライクは26球。相手打者から空振りを奪ったのは8球で、そのうちの7球がスプリッターでした。

 武器のスプリッターはレッズの打者がことごとく振りに行っていたので、精度もかなり良かったようです。初登板という要素や、レッズ打線の警戒からかなり極められるかと思ったのですが、かなり高品質な出来でしたね。

東京2戦目の先発が有力

 佐々木投手の次の登板は現地11日の火曜日のガーディアンズ戦が有力。ドジャースはこれがカクタス・リーグでの最後のゲームとなり、東京シリーズに旅立ちます。

 佐々木投手は予定から逆算しても19日のカブスとの東京シリーズGm2での先発が有力視されています。

山本は2失点

 この日、先発したのは18日の東京シリーズのカブスとのGm1で先発が予想される山本由伸投手。立ち上がりにTJ・フリードルとエリー・デラクルーズのコンビで1点を失うと、オースティン・ヘイズにはあわやHRかという三塁打を許して2失点。2回表にも1安打を許しましたが、3回、4回をともに三者凡退に抑え、4.0イニングで47球を投げ、被安打4、失点2、自責点2、BB 0、SO 3。

 尻上がりによくなったので、数字以上の内容であったと思います。

 開幕戦はカブスは今永投手が先発。この投げ合いに向けて、さらにチューンナップしてきそうですね。

大谷は1安打

 そして1番DHで出場した大谷選手は第2打席でRFへ強烈なシングルを放ち、3-1。打球もそろそろ上がってきそうなそんな打撃でした。

 ドジャースはこの日、日本人3人がそれぞれ結果を出しました。18日の開幕戦が楽しみですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

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