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【トレードDL2019】トレバー・バウアーはレッズ!プイーグも動くトライブ、パドレス、レッズの3チームディールが成立

トレバー・バウアーはレッズへ

現地2019年7月30日、トレードデッドライン目前で大きなディールが成立しました。

トレバー・バウアー、ヤジエル・プイーグが動く、インディアンス、レッズ、パドレス間での3チームディールが成立しました。

トレード詳細

今回のトレードの選手の動きはこのようになります。

レッズGet

  • トレバー・バウアー(from インディアンス)28才 RHP

インディアンスGet

  • ヤジエル・プイーグ(from レッズ)28才 OF
  • スコット・モス(from レッズ)24才、LHP
  • フランミル・レイエス(from パドレス)24才、OF、27HR!
  • ローガン・アレン(from パドレス)22才、LHP、デビュー済み
  • ビクター・ノバ(from パドレス)19才、3B

パドレスGet

  • テイラー・トランメル(from レッズ)21才、2019フューチャーゲーム出場

インディアンス、エース放出に見合う補強

互いのプラスマイナスを見てみます。

レッズは、トレバー・バウアー(Trevor Bauer )を獲得した代わりに、トッププロスペクトのテイラー・トランメルをパドレスに。よって2年後のビクター・ロブレス級の選手を出して(−)大エースをゲットした(+)感があります。

パドレスはそのテイラー・トランメルを獲得した見返りに、2人のメジャーデビュー済みの若手であるフランミル・レイエス(Franmil Reyes)、左腕投手のローガン・アレン(Logan Allen)、そして19才のプロスペクトの内野手のビクター・ノバの計3名をインディアンスに。

よってパドレスはこれからMLBでさらなるチューンナップが期待できる外野手と左腕投手と3年後の内野レギュラー候補と引き換え(−)に、2年後にタティス・ジュニアの脇を固めることのできるビクター・ロブレス級のプロスペクトを得た(+)と。

インディアンスはトレバー・バウアーを手放した代わりに、外野手のトッププレーヤーの一人であるヤジエル・プイーグと左腕のスターターであるスコット・モスをレッズから獲得。さらにパドレスから即戦力外野手フランミル・レイエス(Franmil Reyes)、デビュー済みの左腕のローガン・アレン(Logan Allen)、ドミニカ共和国出身の19才の3Bで、現ルーキーリーグのビクター・ノバ(Victor Nova)の計5名を獲得。

よって、インディアンスは大エース放出(−)に対して、即得点力アップに寄与できるプイーグと即戦力若手左腕投手を2人、27HRを放っている即戦力外野手を一人、さらに3年後の内野手まで得た(+)ということが言えると思います。

感想としてはパドレスの出し過ぎ感は否めませんが、かなりよいディールだったのではないかと思っています。また、中でも即戦力の野手と投手、プロスペクトを獲れたという点でインディアンスが一番お得だったと思います。

選手プロフィール

トレバー・バウアー(レッズへ)

トレバー・バウアーは現地2019年7月30日時点で28才。2011アマチュアドラフトDバックス1巡目(全体3位)。デビューは翌年の2012年6月28日。21才の時です。

2012年、Dバックスからインディアンスへ移籍。この時も三角トレードでDバックス、インディアンス、レッズの間で行われました。ディディ・グレゴリアスがレッズからDバックスへ移籍しています。

Dバックス1年、インディアンスが7年になります。

通算68勝55敗、ERA 3.92、1,060.2イニング、奪三振1,111。2018年サイ・ヤング6位、オールスター出場(現地2019年7月30日時点)。

Trevor Bauer Stats | Baseball-Reference.com
2021: 8-5, 2.59 ERA, 137 SO,Career: 83-69, 3.79 ERA, 1416 SO, P, 2020 NL Cy, AllStar, Indians/Reds/... 2012-2021, t:R, 1x ERA Leader, born in CA 1991

超頭脳派に加えて破天荒なところがあり、非常に魅力のある投手。

ヤジエル・プイーグ(インディアンスへ)

ヤジエル・プイーグは1990年12月7日生まれの28才。キューバ出身。命からがら亡命してきたエピソードは有名ですね。

2013年のデビュー・イヤーの活躍は正直驚きましたね。抑える方法はあるのかと思いました。

ハーパーもそうですが、その選手のもっている力の平均よりちょっと下くらいの成績にだんだんおさまってはきます。ケガもありますし、ルーキーイヤーの夢中な具合は長続きしないのでだんだんそうなっていきます。

現地2018年12月21日のドジャース、レッズ間のブロックバスタートレードでレッズへ

現地2019年7月30日時点での今季の成績は99試合、打率.255、OBP .305、SLG .480、HR 22、RBI 60。

Yasiel Puig Stats | Baseball-Reference.com
Career: 132 HR, .277 BA, 415 RBI, RF, AllStar, Dodgers/Reds/... 2013-2019, b:R/t:R, born in Cuba 1990, Wild Horse

スコット・モス(インディアンスへ)

スコット・モス(Scott Moss)は24才の左腕で、2016年レッズ6巡目指名。未デビューです。196cmの長身が魅力。2019年はダブルAに所属。現地2019年7月30日時点で6勝5敗、ERA 3.44。2018年はシングルA+で15勝4敗、ERA 3.68。

フランミル・レイエス(インディアンスへ)

フランミル・レイエス(Franmil Reyes)は24才の右投げ右打ちの外野手。ドミニカ共和国出身。2011年、アマチュアFAとしてパドレスとサイン。デビューは2018年。2019年は99試合、321打数、82安打、打率.255、OBP .314、SLG .536。本塁打27!打点46。

ローガン・アレン(インディアンスへ)

ローガン・アレン(Logan Allen)は1997年生まれで22才になったばかりの左腕(打席は右打ちです)。2015年レッドソックス8巡目指名。

2015年12月に、レッドソックスがクレイグ・キンブレルをパドレスから獲得したトレードでハビー・ゲラ、マニュアル・マーゴットとともにパドレスへ。

レッドソックスはこうやってプロスペクトが抜けて行ったのでした。

デビューは2019年6月。2019年は2019年7月30日時点で8試合、うち4試合に先発し、2勝3敗、ERA 6.75。まさにこれからチューンナップしていく選手。

ビクター・ノバ(インディアンスへ)

ビクター・ノバ(Victor Nova)はまだ19才。ルーキーリーグです。右投げスイッチヒッター。3B/2B/OFを守れます。175 cmなので俊敏系の選手かと思います。

テイラー・トランメル(パドレス)

テイラー・トランメル(Taylor Trammell)は上でご紹介した通り、フューチャーゲームにも出場した期待のプロスペクト。188cm、左投げ左打ち。

まもなく22才になります。

2016年レッズ1巡目。2019年はダブルAでプレー。現地2019年7月30日時点で打率.236、OBP .350、SLG .338、HR6、RBI 33、盗塁17。

プイーグとバウアーのチーム最後の姿

なお、このトレードの主役であるトレバー・バウアーとヤジエル・プイーグの2人は、所属先の最後のゲームでなかなか素敵な姿を見せたのを最後としました。

バウアーは例の怒りの大遠投、プイーグは今年一番の大乱闘の一人。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. 匿名 より:

    レイエス自身まだ24歳になったばかりということを考えると、この放出はもったいないなという印象が強いですね。
    8月3日時点で100試合357打席のfWAR 1.4、特に長打率 .532はパドレスの本拠地を考慮すればかなり良い数字と言えます。
    パドレスの外野事情を鑑みるとレンフロー、マーゴット、マイヤーズの3名がレギュラー格。それぞれ8月3日時点でfWAR 2.1、1.1、0.2。
    ここで問題なのがマイヤーズ、彼は2017年1月に6年83Mの契約をパドレスと結びましたが、2017-2019までのサラリーはかなり安く、2020-22の3年間は年俸20Mというかなり歪な契約内容です。この契約を見ると最初の3年で安く使って結果を出してもらい、売り飛ばすというパドレスフロントの思惑を感じます。
    この3年間のマイヤーズの成績を見れば端的にいって期待はずれですし、来年からの契約を考えると不安を拭い去ることは出来ません。特にパドレスはマーケットの小さい球団ですのでその負担は相対的に大きいものになるでしょう。レイエスは来年、調停権を獲得する予定ですのでそれも放出の一因なのかなと思います。
    アレンも以前はかなり期待されていましたし、ちょっぴりもったいないなという気もしますがパダックやクアントリルの抬頭やラメットの復帰を考えるとやむ無しと言えます。
    今回獲得したトランメルについて言えば、パドレスのプロスペクトは投手が最も豊富、次点で二遊間といった感じですので、MLB公式の選手評を見る限りCF向きのトランメルは妥当な選択だと思いました。長々と駄文失礼しました。

    • hirotee より:

      匿名様
      コメントありがとうございました。
      >8月3日時点で100試合357打席のfWAR 1.4、特に長打率 .532はパドレスの本拠地を考慮すればかなり良い数字と言えます。
      私もフランミル・レイエスに関しては、ちょっとサービスしすぎという感を持ちました。3回ほどリストを見直しましたので。
      >最初の3年で安く使って結果を出してもらい、売り飛ばすというパドレスフロントの思惑を感じます。
      マイヤーズ、ちょっと停滞していますね。複数年の後半に金額がぐんと伸びるのはよく使う手でもありますが、確かにちょっとアンバランスが過ぎますね。
      選手にとっては、逆にその方が魅力のある契約なのかもしれません。
      >パドレスのプロスペクトは投手が最も豊富、次点で二遊間といった感じ
      本当に。これってすごいことですよね!
      >CF向きのトランメルは妥当な選択
      そうですね。確かにOFはPやINFに比べればちょっと手薄でした。
      今のパドレスは2013くらいのロイヤルズの芽吹き具合と似ているのかなと思っています。ALのGG賞に複数入ったロイヤルズは2014年にPS、2015年にWSチャンプ。
      パドレスは才能の塊です!!!
      コメントありがとうございました。深くてとても興味深かったです。またぜひご訪問なさってください。
      ありがとうございました。

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