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【MLB移籍2019】COLからFAのカルロス・ゴンザレスがインディアンスとマイナー契約

あの”カーゴ”までもマイナー契約!

現地2019年3月16日、移籍市場に動きがありました。

もう開幕まで12日と迫り、マリナーズもアスレチックスも一足早い日本開幕戦に備え、イグジビジョン・ゲームが行われている最中ではありますが。

【動画】Ichiro’s ovation, catch at wall

”カーゴ”がインディアンスと合意

今オフはベテランに本当に厳しい契約が続いておりますね。

ロッキーズからFAのカルロス・ゴンザレス(Carlos González)がインディアンスに決まったのはいいのですが、まさかのマイナー契約です。

現地2019年3月16日時点でフィジカル・チェック待ちで、契約は200万ドルプラスインセンティブ100万ドル。

たしかにマイナー契約としてはよい金額なのですが、カーゴの実績からすると、ちょっとかわいそうな額ですね。

2018年のサラリー

カルロス・ゴンザレスの2018年のサラリーはベースで500万ドル、プラスインセンティブ300万ドルで総額800万ドル。カーゴクラスの選手が1,000万ドルを切っているだけでも驚きですが、今回のディールはさらに格安となりました。

ちなみにサラリーのMAXは2017年の2,000万ドル。

カルロス・ゴンザレスの華麗なキャリア

カルロス・ゴンザレスは33才の外野手。ベネズエラ出身なので、アマチュアFAでMLBへ。

2002年、Dバックスと契約を結びました。まだ10代半ばのときですね。

2007年、Dバックスが右腕のダン・ヘイレンらを獲得したトレードで、ブレット・アンダーソンらとともにアスレチックスへ移籍。

MLBデビューはアスレチックス時代の2008年です。

その年のオフ、2008年11月にアスレチックスがマット・ホリデーを獲得したトレードでヒューストン・ストリートらとともにロッキーズへ移籍。以降、ずっとロッキーズでプレーしておりました。

2017年11月にFAに。そのオフの遅い動きのFA市場の余波を受け、契約がきまったのは2018年3月12日。ロッキーズと再契約で1年契約を結び、今オフに再びFAになっていたのでした。

アウォードとスタッツ

カルロス・ゴンザレスの実績は素晴らしいものです。ざっと挙げるだけでもこんなに!

  • 2005年 マイナーでMVP 
  • オールスター出場3回:2012- 2013、 2016
  • ゴールドグラブ賞3度:2010/OF、2012/LF 、 2013/LF
  • シルバースラッガー賞2度:2010、 2015
  • トータル・ベース1位:2010/351
  • MVP得票3位:2010
  • NL Batting Averageタイトル:2010/.336
  • NL 最多安打:2010/197
  • 20-Home Run 以上:6シーズン:2010-2013、2015-2016
  • 30-Home Run 2シーズン:2010/34、 2015/40
  • 40-Home Run 1シーズン:2015/40
  • 100 RBI以上 2シーズン:2010/117、2016/100
  • 100 Runs 1シーズン:2010/111

2018年のスタッツ

これほどの選手がマイナー契約というのはやはり年齢の問題もあるかもしれませんが、野手で33才ならちょっと厳しいなと思います。

では、2018年の成績が極端に下がったかというと、そうでもないです。

確かに2016年から比べてここ2年は落ちてはおります。ただ、2018年は前年を上回ってはおりました。

YearGmHitsAvg.HRRBI
2016150174.29825100
2017136123.2621457
2018132128.2761664

厳しいですね。

実はインディアンスのOFにフィット

インディアンスの現地2019年3月16日時点での外野とDHのメンバーはこのような面々です。

LFジョーダン・ルプロウ
ジェイク・バウアーズ(DH)
CF/RFレオニス・マーティン
グレッグ・アレン
タイラー・ネイキン
DHカルロス・サンタナ

インディアンスの内野は3Bにホセ・ラミレス、SSにフランシスコ・リンドーア、2Bにジェイソン・キプニスがおり非常にいいです。

2018年に24HR/86RBIのカルロス・サンタナが1BかDHで座ることも心強いですね。

ただ、ご存じの通り、エンカーナシオンが抜け、ヤン・ゴームズが抜け、マイケル・ブラントリーが抜け、得点力不足は否めません。

やはり、ここは実績のある選手をということで、守備もいいカルロス・ゴンザレスに白羽の矢が立ったということでしょう。

外野に関してはカーゴなら十二分にチャンスはあると思います。

カルロス・ゴンザレスはすぐにメジャー契約になると思います。

とにかく、投手陣を楽にできるような打線の核になってもらえればなと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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