ブルワーズがナ・リーグ中地区のライバルのカブス、カージナルスに宣戦布告です!
L・ケインとC・イェリッチがMILへ
現地2018年1月25日、ミルウォーキー・ブルワーズはマイアミ・マーリンズのクリスチャン・イェリッチ(Christian Yelich)とロイヤルズからFAのロレンゾ・ケイン(Lorenzo Cain)の二人を獲得しました。
イェリッチは4年
イェリッチは4年4,450万ドル、2022年はクラブ側のオプション(更新するかどうかはクラブ側の判断)で、更新となった場合は1,500万ドルという契約。
ロレンゾ・ケインは6年
FAのロレンゾ・ケインは5年8,000万ドルでの合意のようです。
今回、イェリッチはFAでなかったためトレードでの獲得で、ロレンゾ・ケインはFAのためブルワーズから人は出ません。
クリスチャン・イェリッチはマーリンズ新幹部の方針により出されるとは言われていました。
選手としての旬のこの数年間をマーリンズはどう見ているのか??、いささか疑問ではありましたが、イチロー選手も認めるイェリッチがいい形で移籍できてとりあえず、よかったと思っています。
クリスチャン・イェリッチとは
クリスチャン・イェリッチは2018シーズンは26才。2010年アマチュア・ドラフト1巡目でマーリンズが指名し、そのまま入団。2013年、21才でメジャー・デビュー。HR20本前後、安打数170本前後、2塁打40本前後を期待できる選手です。盗塁も20個弱は期待できます。
なんとなく親しみを感じるのは母方の祖父が日本人で本人はクォーターだからです。ゴールド・グラブ賞1度、シルバースラッガー賞を1度受賞。オールスターはまだ出場できていません。外野手は多彩ですから、イェリッチ・レベルの選手でもなかなか出られませんね。
ロレンゾ・ケインとは
ロレンゾ・ケインは高卒時の2004年にアマチュア・ドラフト17巡目でブルワーズに入団。2018年は31才のシーズンで、今回は復帰になります。デビューは2010年。ブルワーズでの達成です。2011年にロイヤルズへ移籍。2015年、オールスターに出場。MVPの得票は3位までいきました。
2014年のALCSのMVPでもあります。ロイヤルズは2014年と2015年にワールドシリーズに出場し、2014年はジャイアンツに敗れましたが、2015年にメッツに勝利して見事にワールドシリーズ・チャンプになりました。ロレンゾ・ケインはその中心にいた選手ですね。
2017シーズンは打率.300、HR 15、打点 49、盗塁26、安打数 175を記録しています。
MIL→MIA
ブルワーズからマーリンズへ動くのは4人のプロスペクト達。
【マーリンズへの移籍が決まった4名】
ルイス・ブリンソン(外野手)
モンティ・ハリソン(外野手)
イサン・ディアス(内野手)
ジョーダン・ヤマモト(右腕投手)
ルイス・ブリンソン
ルイス・ブリンソン(Lewis Brinson)は23才の外野手で、2012アマチュア・ドラフト1巡目の選手(レンジャーズから指名)。その後、ブルワーズへ移籍し、2017年にデビューしました。メジャーでは21試合出場、HR2本。
モンティ・ハリソン
モンティ・ハリソン(Monte Harrison)は22才の外野手。2014年アマチュア・ドラフト2巡目。2017年はシングルAプラスに主に在籍。2017年アリゾナ・フォール・リーグに参加した逸材でもあります。
イサン・ディアス
イサン・ディアス(Isan Diaz)は21才の2B。プエルトリコ出身で高校はマイアミの高校に通い、2014年アマチュアドラフト2巡目でDバックスから指名を受けてプロ入り。その後ブルワーズへ移籍。デビューはまだで2017年はシングルAプラスで110試合に出場。中距離ヒッターのように思います。
ジョーダン・ヤマモト
ジョーダン・ヤマモト(Jordan Yamamoto)はハワイ出身の21才。2014年アマチュア・ドラフト12巡目でブルワーズに入団。お名前の通り、日系人の選手です。
2017年はシングルAプラスで9勝を挙げています。結構、メジャーへのマウンドも近い投手でしょう。94−5マイルのファストボールとブレーキの効いたカーブがいいようです。
ブルワーズ、外野が熾烈になってきましたよ!
この中にロレンゾ・ケインも加わります。
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