有力選手のディールが決まる
まずはタイガースからFAとなっていたアニバル・サンチェス。
アニバル・サンチェスがツインズへ
今オフのスローな交渉のペースから行けば、アニバル・サンチェスの移籍先決定は難航するのではないかと思われていたのですが、予想外に早く決まりました。
まだフィジカルCHECK待ちですが、ツインズと1年250万ドルで合意です。また先発した日数によってはポテンシャル・ボーナスも含まれているようです。
2017年は17試合、105.1イニングを投げ、3勝7敗、ERA 6.41に終わったアニバル・サンチェスはタイガースから途中解約された形でFAとなっていました。
契約途中解除(Buyout)により、500万ドルはもらえるようで安泰ではありますが、ここ2年の成績の急落が気になります。あとお腹も気になってしまいますね。
アービン・サンタナ離脱のカバー
しかし、ツインズはアービン・サンタナの離脱を受け、その穴埋めのローテーション投手を見つける必要があり、アニバル・サンチェスの獲得に至りました。2018年で34才になるベテラン・ライティー(右投手)は復活なるか?!注目です。
エディンソン・ボルケス
そして、特殊な形で契約となったのがエディンソン・ボルケス。レンジャーズと2年マイナー契約という形で合意しました。
NO-NO達成
2017年6月3日にDバックスを相手にNO-NOを記録しているボルケスがマイナー契約でしかも2年とはどういうことなのか?
肘の手術
契約内容ですが、ボルケスは2017年8月に肘の手術を受けており、2018年の1年間はリハビリに費やさなけばいけません。
レンジャーズは怪我の回復も見越して2年で契約し、1年はロスターとして登録できないのでマイナー契約にしたという経緯になります。
2017年はマーリンズで17試合、92.1イニングを投げ、4勝8敗、ERA 4.19だったボルケス。2019年での活躍まで持ち越しです。
ちなみにボルケスも前年のマーリンズとの契約が生きており、2018年は1,300万ドルももらえます。これがアメリカ流の契約というものでしょうか。本人は逆にプレッシャーがきついでしょうね。
ジェイソン・バルガス
さて、もう一人です。2017シーズンにロイヤルズにいっとき希望をもたらせたレフティー、ジェイソン・バルガスがメッツと契約合意しました。2年1,600万ドルプラス3年めはクラブ・オプション(再契約するかどうかの判断はクラブ側が持つ)。
2017年は32試合、179.2イニング、自身キャリア・ハイの18勝11敗、ERA 4.16を上げ、オールスターにも出場したジェイソン・バルガス。
2015年にトミー・ジョン手術を受けてからキャリア・ハイを上げるなど今季35才のベテランながら、大いに期待される左腕です。
メッツのローテ
メッツですが、ローテ王国を築いています。
ジェイソン・デグロム→ノア・シンダーガード→マット・ハービー→スティーブン・マッツ→ザック・ウィーラーに加えてバルガスです。
さらにはロバート・グセルマン、セス・ルーゴといます。
この中で左腕はマッツとバルガスになるので、当然誰かがローテから外れるのですが、もったいないくらいの布陣ですね。まだハービーの移籍の線は消えてはいないのですが、本人が野球に打ち込めばこのまま置いておくのでしょう。
各チームともに構成がはっきりしてきました。あとはJ.D.マルチネス、ジェイク・エアリエッタ、アレックス・コブ、エリック・ホズマ−、マイク・ムスターカスの動向ですね。もちろん、イチロー選手と上原投手の動向にも注目ですね。
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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