ルーキーが4連勝!
こんばんは(^^)
現地2013年6月28日、PNCパークで行われたパイレーツ VS ブルワーズのゲームではパイレーツの豪腕ルーキー、ゲリット・コール(Cole)が先発!
青木選手との対戦も楽しみなゲームでした。
しかし、G・コールVSブルワーズ打線という戦前に予想していた図式とは裏腹に、ゲームは意外な展開を見せました。
初回は別人だったゲリット・コール
過去3度の登板でバツグンの安定感を見せていたゲリット・コールですが、この日はいつもの立ち上がりとは異なり、初回にいきなり3点を失います。
今日のゲリット・コールには、力(りき)みでもあったのでしょうか?
過去3試合で与四死球がたったの2個とバツグンの制球力を誇り、自身が投げる剛球に酔いしれることがなかったゲリット・コール。三振よりもゲームメイクを優先するスタイルにむしろ凄みを感じていたのですが、この日は別人のような立ち上がりを見せます。
ブルワーズ1回表の攻撃
- 1番 青木選手:ストレートの四球
- 2番 セグラ: ライト前シングル→ノーアウト1・2塁
- 3番 カルロス・ゴメス: ストレートの四球→ノーアウト満塁
- 4番 アラミス・ラミレス: 2ストライクと追い込みながらも押し出し死球→1点、再びノーアウト満塁に。
- 5番 J・ルクロイ:4-6-3のダブル・プレーの間に2点目→2アウト3塁に
- 6番 J・フランシスコ: レフト前シングルで3点目→2アウト1塁に。
- 7番 リッキー・ウィークス:レフト前シングル→2アウト1・2塁に
- 8番 ローガン・シェーファー:レフト・フライで3アウト
ご覧の通り、ストライクが全く入らずという立ち上がりで、初回でマウンドを降りそうなくらいに状態が悪かったです。ちょっと色気がでたのでしょうか??
青木選手、ライト前シングル
2回表は少し落ち着きを取り戻したようで、青木選手にはライト前シングルを打たれたものの、後続を打ちとり無失点に。
その後も6回にちょっとしたピンチがあったものの、試合内でうまく切り替えて、ゲームをつくりました。
100mph計測
今日のゲリット・コールは、6回・94球を投げきり、被安打8、失点3、与四死球4、奪三振3という内容でした。
22才と若いので、ちょっと力に頼りたくなったのかもしれませんね。 ただ、力勝負に出ただけのことはあって4回に100マイルを記録しました!!
【MIL】ヘルウェグは気の毒なデビュー戦
ブルワーズの先発は、この日がメジャーデビュー戦となったジョニー・ヘルウェグ(Hellweg)。身長205センチの24才の右腕です。
ファストボールに伸びがあり、この日のMaxは98マイルを計測しました。 背が高いので軽く投げている印象ですが、球筋に伸びがありました。
4シーム、2シーム、チェンジアップ、カーブ、カットボールが持ち球です。
2回途中52球、被安打6、失点7
そのヘルウェグのデビュー戦は、2回途中52球、被安打6、失点7、自責点5、四球2、奪三振1という、数字だけを見ると力不足に見えてしまう内容に。自責点が5もついていますから、確かにそのように見えますが、、、、しかし、違うんです。
2回に、ウソのような地獄が待っていたのです。
その地獄とは・・・
ジーン・セグラが3エラー
ハッキリ言って、ヘルウェグにとって気の毒過ぎるデビュー戦でした。2回の地獄とは、ショート・セグラ(Segura)の3つのエラー!
しかもそのエラーの内容が悪すぎるのです。
MLB.comでは悪いプレーは個別の動画として残さないので、ぜひリキャップの動画で確認してください。
これは投手のリズムを完全にくずしてしまいました。
普段、簡単にさばいているように見えるショートゴロでも、実は相当練習を積まいないと、そうもいかないものです。だからちょっとしたことで、今日のセグラのようになってしまうかもしれません。
しかし、ここのところいいプレーも多かったセグラが、どうしたんだろうというくらい、バウンドを合わせられませんでした。ちょっと原因がわからないです。
ですので、パイレーツの2回の7点は、「ごっつぁん」の要素が多分にあった7点でした。
パイレーツは若手が台頭!
今日はパイレーツが10-3でブルワーズを下し、7連勝を記録したのですが、あらためてメンバーを見ると、知らない選手が結構多かったです(^_^;)
ラッセル・マーティン、マッカッチェン、アルバレス、ニール・ウォーカーは有名なので知っていたのですが、名前と活躍のシーンが思い浮かばない選手も何名かいました(^_^;)
スターリン・マルテ
この日、大活躍した1番レフトのマルテは2012年から出てきた選手で、4番のギャレット・ジョーンズは32才でメジャー6年で93本のHRを打っている選手、そしてショートのマーサーも2012年から出てきた選手・・・彼らの名前と活躍がすぐには浮かんで来なかったです。
マッカッチェンのような有名な超一流選手に加えて、若手選手が台頭しているのが今回のパイレーツ躍進の原動力となっているようですね。
そしてゲリット・コールも今回の躍進に大きく貢献していますね。ゲリット・コールはデビュー戦以来4戦4勝です。
Game Score MIL 3, PIT 10(2013年6月28日)
お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _*)m
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